ディズニープラス、ティックトック(TikTok)のファン動画を短尺フィードへ
ティックトック(TikTok)のクリエイターが作るディズニー作品の選定動画を、Disney+内の短尺フィードにも載せる。米国で試験を始める計画だ。
コンテンツへの投資と権利取引を追うデスク。スポーツ放映権、制作・ライセンス契約、縦型マイクロドラマ、韓国ドラマ・ウェブトゥーン IP、音楽配信まで、「何にいくら払い、どう独占するか」を扱う。
コンテンツ投資は、コンテンツへの投資と権利取引を追うデスク。スポーツ放映権、制作・ライセンス契約、縦型マイクロドラマ、韓国ドラマ・ウェブトゥーン IP、音楽配信まで、「何にいくら払い、どう独占するか」を扱う。速報・翻訳ではなく、一次情報と二次報道を横断するメタアナリシス的アプローチで「業界の意思決定構造にどう作用するか」を主軸にします。
— Streaming Business Review 編集部 · 2026.05.25
ティックトック(TikTok)のクリエイターが作るディズニー作品の選定動画を、Disney+内の短尺フィードにも載せる。米国で試験を始める計画だ。
Banijayグループの子ども向け作品部門が、5作品の地域販売と機内向け契約を発表した。
『RUBBERZ』に参加するフェニックス・フレクシンは楽曲制作への生成AI利用疑惑を否定し、公開情報では利用の有無は確定していない
RogersがカナダのNHL全国権利を切り分け、2026-27シーズンから水曜夜の試合をPrime Videoへ12年間サブライセンスする。CBCの中継終了と重なり、全国枠の有料配信への移行が進む。
松竹は、スーパー歌舞伎『もののけ姫』の千穐楽を4つの経路で有料ライブ配信する。歌舞伎オンデマンドでは舞台裏映像と関連作品も組み合わせ、公演後まで作品との接点を広げる。
Too Lostが数千曲のインディー音楽をRoblox Creator Store(制作用素材の配布場所)へ届け、ゲームや仮想空間の制作に使える流通経路を開く。
中国の微短劇(縦型短尺ドラマ)は2026年第2四半期に23万9,000本が公開され、実写が8万6,000本へ増えた。AI作品は15万3,000本と過半を保つが、供給構成は第1四半期のAI偏重から変わった。
スペイン王立サッカー連盟とPrime Videoが、男子代表の2026年W杯優勝を追う全4話のドキュメンタリーを12月に配信する。200を超える国・地域が対象となる。
U-NEXTがボクシング興行Zuffa Boxingの日本独占ライブ配信を始める。初回は7月27日早朝の「Zuffa Boxing 09」で、見逃し配信は8月25日まで。
タイ通信大手のAISは、大会権利を扱うUC3との提携を発表した。2027/28シーズンから4年間、タイに加えてラオスとカンボジアでも、欧州サッカー連盟(UEFA)の主要5大会を自社アプリのAIS PLAYで届けるとした。
スポーツ放送大手のbeINメディア・グループが全仏オープンの放送契約を2031年まで延長した。34市場へテレビと地域別の配信サービスで届ける。
BTSの楽曲「Normal」の新作MVが、YouTubeでなくSpotifyの動画機能で初公開される。MVの初出しの場をレーベルが選ぶ時代の号砲になるか。
プロレス団体WWEが、縦画面の短尺連続ドラマ「マイクロドラマ」で知られるReelShortと組み、看板選手が出演するオリジナル作品を共同制作すると発表した。配信は秋を予定する。
Movistar Plus+がスペイン語オリジナル番組の制作本数を年8本から16本に倍増する方針を示した。他局制作の外部購入も広げ、3年以内に年26本のフィクション体制を目指す。
Netflixの複数の人気シリーズで、続編シーズンの視聴が初回に比べて大きく落ち込んでいると米Bloombergが報じた。同社もこの急減を注視し、原因の分析を進めているという。
WBD傘下のTNT Sportsが、2026年グラスゴー大会の放送計画を発表した。全種目のライブ配信は英国・アイルランドでHBO Maxが独占する。
Shortical(イスラエル発のマイクロドラマアプリ)が、シンガポール拠点のファンドPvX Partnersから1億ドルの与信枠を確保した。株式を薄めない資金でユーザー獲得費用に充てる。
DAZNがフランスで、イタリアのサッカー1部リーグ「セリエA」の独占配信権を2028-29シーズンまで更新した。仏1部リーグアンの配信と同じ画面に束ね、サッカーの集約点を狙う。高額な国内権で苦戦するイタリアとは対照的な軽量モデルが浮かぶ。
生成AIで楽曲を作る Suno が、独立アーティストへ助成金を出す支援策を始めた。だが参加規約には、同社を否定的に語らないよう求める条項が潜む。無断学習で訴えられている当事者が、当のクリエイターに金銭を渡す構図である。
教権侵害に実力で介入する調査官を描く韓国ドラマが、配信初週 640 万視聴で Netflix 非英語シリーズ首位に立った。原作ウェブトゥーンは差別表現の論争で米国版が打ち切られた問題作。ローカルの社会的論争を抱えた IP がグローバル配信で世界商品に変わる構図と、週間 Top 10 の半数を占める韓国の供給力を読む。
Amazon が 6 月から Prime Video の週間 Top 10 公開を始め、主要 SVOD のランキング開示が出揃った。だが集計の物差しは各社バラバラで、第三者の監査もない。スペインの調査会社は、チャートが視聴実態を映すだけでなく、視聴を誘導する側にも回りうると分析する。配信時代の「ヒット」を誰が定義するのかを考える。
中国で生まれた微短劇は、インドでは課金アプリではなく追加課金のない内蔵レイヤーとして爆発した。JioHotstar の縦型マイクロコンテンツ「TADKA」が開始約 2 カ月で 1 億ユーザーに到達。1 日あたり視聴時間は 5 倍に伸び、視聴の 42% を 24 歳未満が占める。5 億 MAU の巨大アグリゲーターが、短尺の「発見と滞在」を内側に取り込み始めた。
歴代興収を塗り替えた実写邦画を、Amazon が見放題独占の手札にする。国宝は劇場公開からちょうど一年、デジタル販売と再上映を挟んで Prime Video の独占見放題へ。新作制作で攻める Netflix に対し、Amazon は実績ある劇場ヒットの“独占買い”で加入者をつかみにいく。
ポーカーの最高峰イベントが、欧州・アジア・中南米で WBD の各局に乗る。新オーナー下の WSOP は米国を ESPN、国際を WBD へと放映権を分割し、ニッチ競技の主流スポーツ化を狙う。WBD にとっては安価で粘着性の高いスポーツ在庫の補完だ。
Mediavision の最新調査で、北欧の新作フィクションは前年比約 3 割減った。だが Netflix ら世界的配信の市場シェアはむしろ上がる。作品数の縮小と配信の支配力拡大が同時に進む。
韓国地上波 SBS が、ヒット作の続編量産を 2026〜27 年編成の軸に据えた。配信のロングテール収益と高単価広告を狙い、Studio S は AI で続編の制作費を 6 割超削減する。Netflix や Disney+ に作品を供給する地上波が、使い捨て型から『IP 使い切り』へ動く。
スマホ縦画面の短いドラマ(マイクロドラマ)で、英国が欧州首位に立った。調査会社 Omdia によれば 2025 年の利用者は月 820 万人。世界売上は 2026 年に 140 億ドルを超える見通しだ。米国では ReelShort の 1 日の利用時間が Netflix を上回る。会員数ではなく“視聴時間”を先に奪い、配信の勢力図に食い込んでいる。
カナダ・フットボールリーグが 2027 年からの新メディア契約を締結。国内は Bell Media と DAZN が分担し、DAZN がカナダ・米国を除く全世界の独占配信を、YouTube がデジタル接点を担う。中堅リーグが放送・配信・デジタルで権利を多層化する。
Disney+ 韓国は契約者で Netflix に 1,200 万差をつけられている。自社韓国オリジナルの量産に加え、現地大手 CJ ENM 系の TVING と組んだ束ね売りで差を詰めにかかる。グローバル IP と現地コンテンツの相互補完が追走の軸になる。
プレミアリーグが、同リーグ初の直販(DTC)配信『Premier League+』をシンガポールで立ち上げる。全 380 試合を最大 4K で配信し、既存権利者 StarHub と併存しつつ、リーグ自身が視聴者と直接つながる。放映権を売る側だったリーグが、放送局を中抜きして配信事業者になる転換である。
カンヌ 2026 で Netflix が Léa Seydoux 主演『Gentle Monster』など複数の作品を獲得交渉した。大手ストリーマーがマルシェでの存在感を縮めるなか、Netflix はオスカー候補級を厳選して買う。配信の作品調達が『量』から『賞・話題の質』へと重心を移している。
TVING が「ユミの細胞たち」シーズン 3 と新作の連続ヒットを、巨額制作費ではなく 20〜30 代への精密なターゲティングで作った。同四半期に約 192 億ウォンの営業赤字を抱える同じプラットフォームで、採算改善の道筋を示す動きだ。
Spotify と Universal Music が、参加アーティストの楽曲を使ったファンの AI カバー/リミックスを可能にするライセンス契約を結んだ。同意・クレジット・対価の三原則に基づき、Premium の有料アドオンとして提供する。レーベルが AI 生成物を『敵』から『在庫』へ転じる協調の一手である。
Netflix が 2026 年日本スレートで MAPPA との企画段階からの協業と、東宝スタジオでの制作拠点倍増を打ち出した。スタジオへ直接発注する流れは、投資家中心の製作委員会方式に改革を迫る。コンテンツ調達が完成作の買い付けから上流の制作投資へ移る構造を読む。
Sony Music の 2026 年 3 月期は営業利益 4,470 億円(+25%)で過去最高。ストリーミングと『鬼滅の刃』が牽引した。だが来期は売上横ばい・営業益 11% 減の見通し。ヒット依存と一時的利益の剥落が、音楽配信が成長から成熟へ移る局面を映している。
ソニー傘下のアニメ専門 SVOD、Crunchyroll が有料会員 2,100 万人に到達した(前年 1,700 万)。制作(Aniplex)から配信、興行、グッズまでを束ねるソニーの『アニメ垂直統合』が、ニッチから世界的な収益エンジンへと育ったことを示す節目である。
WEBTOON の英語オリジナル作品が米実写映画に、カカオ 作品がインド版ドラマに、人気作はプライム・ビデオでアニメ化される。ウェブトゥーン各社は連載を売るだけの場から、映像の原作 IP を自ら抱えて世界へ出す垂直統合の段階へ移りつつある。
米地方局グループ E.W. Scripps が、無料広告型ストリーミング『Scripps Sports Network(SSN)』を Roku・LG・Samsung 等で立ち上げた。NHL のローカル放映権を梃子に、リニア衰退のなかで地上波局を FAST/CTV へ再配置する動きである。Q1 は地方局の中核広告が 7% 増えた。
Studio Dragon の 2026 年第 1 四半期は売上 1,553 億ウォン・営業益 64 億ウォンと二桁の増収増益。だが牽引役は高額な話題作ではなく、放送回数を 6 割積み増した「数」だった。制作費高騰下で、量と回転で利益率を守る戦略の輪郭が見える。
Spotify が、人間のアーティストであることを示す認証バッジ「Verified by Spotify」を導入した。AI 生成楽曲やなりすましが急増するなか、検索される 99% 超のアーティストを認証し、AI ペルソナを当面は除外する。配信の信頼性そのものを商品価値に据える動きである。
微短劇の供給は AI が席巻したが、視聴は実写に集中した。2026 年第 1 四半期の新作約 12.8 万本のうち AI 製が 95% 超。一方、春節期の総再生は実写が AI の 25 倍に達し、量と視聴の乖離が業界の課題に浮上した。