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Netflix、カンヌ 2026 で『選別買い』— 大手の一律爆買いから厳選・縮小へ

カンヌ 2026 で Netflix が Léa Seydoux 主演『Gentle Monster』など複数の作品を獲得交渉した。大手ストリーマーがマルシェでの存在感を縮めるなか、Netflix はオスカー候補級を厳選して買う。配信の作品調達が『量』から『賞・話題の質』へと重心を移している。

Netflix は5月23日、カンヌ国際映画祭2026で複数の作品の獲得交渉に入ったと報じられた。大手ストリーマーがマルシェ(映画見本市)での存在感を縮めるなか、Netflix はオスカー候補級の作品を厳選して買い付けている。

  • Netflix はカンヌ2026で Marie Kreutzer 監督の家族ドラマ『Gentle Monster』(Léa Seydoux 主演、Catherine Deneuve 共演)の北米・英国・豪州・ニュージーランド向け権利を獲得交渉中。オスカー主演女優賞候補と目される
  • 同じ週末、スペイン語作品『The Black Ball(La Bola Negra)』(Penélope Cruz・Glenn Close 出演)の落札も報じられた
  • 数年前まで Netflix・Amazon・Apple ら大手ストリーマーはマルシェで作品を「爆買い」してきたが、市場の成熟で加入者数より収益性が重視されるようになり、無差別な大量調達は縮小した
  • 今年のカンヌでは大手ストリーマー全体の存在感が縮むなか、Netflix は賞レースを狙えるプレステージ作品に絞る「選別買い」に動いている

編集部の視点

買い手が減ったカンヌでも、Netflixは作品数を埋めるのではなく、賞レースと報道露出を狙える案件に交渉を絞った。『Gentle Monster』を北米など四地域で押さえる動きは、全世界の権利を一括取得するより、作品ごとに宣伝効果の高い市場へ獲得費を寄せる選別調達である。

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