コンテンツ投資 · Content Investment
米チャート58位のヒット曲『RUBBERZ』、生成AIでの制作は公開情報で確定せず
『RUBBERZ』に参加するフェニックス・フレクシンは楽曲制作への生成AI利用疑惑を否定し、公開情報では利用の有無は確定していない
米総合シングルチャート『Billboard Hot 100』で、『RUBBERZ』が58位に入った。フェニックス・フレクシンは、楽曲制作に生成AIを使ったとの疑いを否定した。
- アップルの音楽配信サービス『アップル・ミュージック(Apple Music)』には、同曲の公開ページがある。同曲は、フェニックスとパープス・オン・ザ・ビート(Purps On The Beat)の共同名義で掲載されている。生成AI利用や制作手法の表示はない
- ザ・ヴァージ(The Verge)は、ハイハット(上下2枚を組み合わせたシンバル)が薄く割れたような音(brittle)だと指摘した。コーラスはデータ量を強く圧縮して劣化した音(low-bitrate MP3)風で、残響も途切れるとした。生成AI音楽に見られる兆候としたが、利用を断定していない
- コンプレックス(Complex)は、フェニックスがインスタグラム(Instagram)のコメントに返信した内容を紹介した。本人は普段と同じ方法で録音したと説明した。普段との違いは、音程自動補正(Auto-Tune)、残響追加(reverb)、自作の英国風アクセントだとした
- ピッチフォーク(Pitchfork)の評者は、フェニックスの生成AI利用否定を信じると書いた
編集部の視点
生成AIによる歌声や伴奏の制作を選曲基準にする配信サービスは、編集プレイリストや特集への採用・掲載継続前に、制作工程で生成AIを使ったかをレーベルや制作陣へ追加確認する必要がある。
— Sources / 情報源
— 読後の印象を教えてください — Tell the desk
記事に登場するエンティティ
関連記事