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米メディア大手WBD、ワールドシリーズ・オブ・ポーカーと3年放映契約 — 国際権利を握り、ESPNとの米国/海外分割が固まる

ポーカーの最高峰イベントが、欧州・アジア・中南米で WBD の各局に乗る。新オーナー下の WSOP は米国を ESPN、国際を WBD へと放映権を分割し、ニッチ競技の主流スポーツ化を狙う。WBD にとっては安価で粘着性の高いスポーツ在庫の補完だ。

WBDは6月5日、ポーカー世界最高峰の大会WSOPと3年間の国際放映契約で合意したと発表した。欧州・アジア・中南米への配信はWBDにとって今回が初めてとなる。

  • 欧州・アジアはEurosport(ユーロスポーツ)が決勝卓を生中継し45分のハイライトを6本放送、欧州分はHBO Maxのオンデマンドにも配信。英国・アイルランドはTNT Sportsが同内容、中南米はSpaceチャンネルが毎日15分のハイライトを流す
  • 放送対象は7月2〜13日のメインイベントと8月3〜5日の決勝卓。制作は元NFLクォーターバック、ペイトン・マニング率いるOmaha Productions(オマハ・プロダクションズ)が担う
  • WSOPは2024年10月にNSUS Group(オンラインポーカー最大手GGPoker親会社)がCaesars Entertainmentから5億ドルで取得。2026年3月には米国向けにESPNとの複数年契約を先行発表していた
  • 米国はESPN、国際はWBDという地域分割の放映権体制が、今回の契約で完成した

編集部の視点

世界大会でも、権利を一社へまとめることが最適とは限らない。WSOPは米国をESPN、国際をWBDへ分けた。WBDも欧州・アジアでは決勝卓の生中継、中南米では短い日次要約と、地域の放送枠に合わせて同じ大会を加工する。三年契約は、この組み替えを毎年繰り返せる権利である。

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