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全 139 本 · 31–60 件目を表示(2 / 5 ページ)
- 技術・配信
WMG、AI 追跡の Sureel AI を買収 — ライセンス時代の「メーター」を自社で握る
AI ライセンス契約は「どの楽曲がどう使われたか」を測れて初めて機能する。WMG が買収した Sureel AI は、その計測そのものを担うアトリビューション企業だ。生成 AI を訴える側から組む側へ転じたメジャーレーベルが、次は対価配分の根拠となるインフラを自社に取り込む。
- 規制・法務
Google「YouTube 規約が AI 学習を許諾済み」— フェアユースに頼らない第 3 の防御線
AI に楽曲を勝手に学習されたと訴えられた Google が、フェアユースではなく「契約」で反論した。YouTube に投稿した時点で誰もが学習への包括ライセンスに同意している——そう主張する棄却申立てが通れば、UGC プラットフォームを持つ者だけが合法の学習データを手にする。AI 音楽訴訟の構図を変えうる防御線だ。
- 経営・戦略
Paramount、Netflix の「焦土作戦」を司法省に告発 — WBD 買収戦は規制ロビーの第 2 ラウンドへ
WBD を買う権利は Paramount Skydance が勝ち取った。だが争いは終わっていない。Paramount の法務トップは「Netflix が規制当局を毒する焦土作戦を展開している」と司法省に書簡で訴え、Netflix は「ばかげている」と一蹴した。買収戦の第 2 ラウンドは、審査当局を巡る物語の奪い合いに移っている。
- 経営・戦略
UMG 大中華圏、初のカタログ買収 — 小虎隊の「青春の記憶」が世界 4 位市場で資産になる
ストリーミングが旧譜を資産に変える「カタログ経済学」が、中華圏に上陸した。UMG の大中華圏部門が、小虎隊や姜育恒を擁した台湾レーベル開麗創意のカタログ録音権を取得。ドイツを抜いて世界 4 位に浮上した中国市場で、80 年代の青春の記憶が投資対象になり始めている。
- 広告・収益化
Disney+、対話型広告4種を自社基盤 DXC で本格展開 — 広告を『中断』から『参加』へ作り替える
Disney が Disney+ で対話型広告を本格展開する。一時停止中のトリビアや視聴者が選べる広告など4形式を、自社のクリエイティブ基盤 DXC で量産する。広告を『見せられる枠』から『参加する体験』へ作り替え、サブスク成長の鈍化を補う配信広告の質を競う一手だ。
- 経営・戦略
Spotify、音楽フェスのライブ動画配信権を交渉 — Live Nation 独占チケットと『ライブ・ハブ』化を加速
音源配信の巨人が、ライブ動画とチケットで興行の世界に踏み込む。Spotify はフェスの生配信権を主催者と交渉する一方、超ファン向けチケット先行確保『Reserved』を Live Nation と組みこの夏ローンチする。広告収益減を補う一手だが、ライブ動画は YouTube が先行する最激戦区だ。
- 規制・法務
Suno、著作権訴訟の対象を 560→6 万件へ拡大されることに反対申立 — 賠償は最大 91 億ドルに膨張
生成 AI 音楽 Suno が、訴訟を『フェアユースか否か』で早く決着させようとしている。UMG・Sony Music は対象を 560 件から 61,026 件へ広げ賠償圧力を積み上げる構えで、Suno はそれを認めないよう連邦地裁に申し立てた。学習データの責任が値付けされる代理戦争だ。
- コンテンツ投資
興収200億『国宝』、Prime Video が見放題独占 — 劇場ヒットを“独占の錨”にする囲い込み
歴代興収を塗り替えた実写邦画を、Amazon が見放題独占の手札にする。国宝は劇場公開からちょうど一年、デジタル販売と再上映を挟んで Prime Video の独占見放題へ。新作制作で攻める Netflix に対し、Amazon は実績ある劇場ヒットの“独占買い”で加入者をつかみにいく。
- コンテンツ投資
WBD、ワールドシリーズ・オブ・ポーカーと3年放映契約 — 国際権利を握り、ESPNとの米国/海外分割が固まる
ポーカーの最高峰イベントが、欧州・アジア・中南米で WBD の各局に乗る。新オーナー下の WSOP は米国を ESPN、国際を WBD へと放映権を分割し、ニッチ競技の主流スポーツ化を狙う。WBD にとっては安価で粘着性の高いスポーツ在庫の補完だ。
- 規制・法務
音楽家組合が UMG・WMG を提訴 — AI 和解金、演奏者への分配巡り「団体協約違反」
レーベルは生成 AI 各社と和解し、新たな収益源を手にした。だが、その和解の原資となった録音を演奏したセッション奏者に分配が下りていない——音楽家組合がそう主張し、団体協約違反で大手 2 社を訴えた。Suno・Udio のライセンスで生まれた上澄みを「誰が取るか」が、司法の場に移る。
- 経営・戦略
Amazon、南アフリカで Prime を開始 — 月 59 ランド、配送・動画・ゲームの束で 27 か国目
EC 大手が、配信を単体サービスとしてではなく会員特典の束として南アフリカに持ち込んだ。月 59 ランド——Prime Video に当日配送とクラウドゲームを同梱し、衛星放送 DStv が守ってきた家計の月額枠を狙う。新興市場で問われるのは、最良のコンテンツより「最初に引き落とされる一枠」だ。
- 技術・配信
ソニー、AI海賊版対策の Midnight Labs に出資 — 「工業化された海賊版」に執行の自動化で応じる権利者
生成 AI が海賊版を「工業化」した。ソニー傘下のファンドが、侵害コンテンツを自律的に検出・削除する Midnight Labs に出資し、日本・米国での知的財産の執行を強化する。Crunchyroll を抱えアニメ・漫画の権利者でもある同社にとって、防御の自動化が事業の前提になりつつある。
- 経営・戦略
Canal+、ヨハネスブルグ証取に二次上場 — 資金調達なき「旗としての上場」でアフリカへ軸足
Canal+ が主上場のロンドンを保ったまま、フランス企業として初めて JSE に二次上場した。新株は出さない。MultiChoice 買収に伴う約束を果たしつつ、成長の軸足をアフリカへ移す布石である。
- 経営・戦略
FIFA+、DAZN で独占再ローンチ — 無料でサッカーを束ね、W 杯有料権で回収する二段構え
FIFA が自前の無料配信 FIFA+ を DAZN 上で再構築した。年約 8,500 試合を無料で束ねる入口を作り、同じ DAZN が握る W 杯の有料独占権へ観客を流す。スポーツ配信の集約点を巡る一手だ。
- コンテンツ投資
北欧の新作ドラマ、2025 年に約 30% 減 — 低 ARPU 配信が制作量を絞る一方で支配力は拡大
Mediavision の最新調査で、北欧の新作フィクションは前年比約 3 割減った。だが Netflix ら世界的配信の市場シェアはむしろ上がる。作品数の縮小と配信の支配力拡大が同時に進む。
- 経営・戦略
生成 AI 音楽 Suno、評価額 54 億ドルで 4 億ドル調達 — 近く「レーベル提携の初モデル」投入へ
係争中の UMG・Sony Music と対照的に、和解済みの Warner Music Group と組む。Suno は訴訟の被告から、レーベルと組むライセンシーへ立ち位置を移しつつある。
- 経営・戦略
UMG、アックマン保有株を €250M で買い戻し — パーシング・スクエア完全撤退で5年の攻防に幕
644 億ドルの買収提案を断った UMG が、わずか6日後に アックマン の保有株を買い戻した。Pershing Square は全保有を処分して完全撤退。拒否から撤退へ、自社株買いが出口になった。
- 経営・戦略
YouTube、1 日視聴時間で Netflix を逆転 — 99.1 分対 93.4 分、アテンションの主役が交代
Digital i の計測で、YouTube の 1 アカウント当たり 1 日視聴が 99.1 分に伸び、93.4 分に落ちた Netflix を上回った。だが Netflix は YouTube 上で最も到達するチャンネルでもある。
- 規制・法務
パリ司法裁、サブスク共有仲介 Spliiit を違法認定 — ACE 勝訴、パスワード商用転売に司法の線引き
海外の動画配信を「割り勘」で安く使えると謳う仏マーケット Spliiit に、パリ司法裁判所が違法判決を下した。家族内の共有ではなく、見知らぬ他人へ認証情報を商用転売する仲介が利用規約違反にあたると認定。反海賊版連合 ACE が勝訴し、Netflix や Disney+ のアカウント共有規制は司法の裏付けを得た。
- 経営・戦略
Amazon、インドで Prime Music に広告導入・DL 廃止 — 月 99 ルピーの Unlimited へ押し上げる再編
Amazon Music がインドで有料の Unlimited を単独投入し、3 層に再編した。Prime 会員の同梱音楽は 7 月 2 日から広告付き・オフライン再生不可になる。同梱特典を薄くし、月 99 ルピーの上位層へ誘導する設計だ。
- 経営・戦略
独カルテル庁、Banijay×All3Media の制作合弁を承認 — 「買い手が強い」市場が制作統合を通す
ドイツの Bundeskartellamt(連邦カルテル庁)が、Banijay と All3Media の独制作事業の合弁を承認した。第三者向けTV制作で国内最大の供給者が生まれるが、当局は買い手である放送局が自前で作れる点を重視した。制作の規模統合を進める世界的な流れと、それでも主導権が買い手側に残る構図が同時に表れている。
- 経営・戦略
JioHotstar、生成 AI コンテンツ部門を新設 — 75 職を採用し『AI 内製』に賭ける
インド最大の配信 JioHotstar が、生成 AI 専門部門を立ち上げ 75 以上の職を採用する。脚本・作画・吹替・編集まで AI で内製し、制作を従来比 3〜5 倍速で回す構想だ。AI を支援ツールでなく制作ラインそのものに据える。
- 経営・戦略
Netflix の内製アニメ部門、初の労組契約を可決 — 89% 賛成で Animation Guild と妥結
Netflix の長編アニメ内製部門が初の労働協約を批准した。制作補助職の最低賃率は業界の労組協定で最高水準。配信大手の内製スタジオが、ハリウッド型の労使ルールへ組み込まれていく。
- 経営・戦略
オンライン動画収益、初めてペイTVを逆転 — Omdia が映す「広告ティア頼み」の成長と2026年の減速
配信が放送を金額でも追い抜いた。Omdia によれば2025年、オンライン動画の収益が初めてペイTVを上回り、契約数は世界で22.4億に達した。だが伸びを支えたのは低価格の広告ティアで、2026年の成長は5.6%へ急減速すると見込む。
- 経営・戦略
RTL、Sky Deutschland 買収を完了 — 独語圏1,230万会員を束ね「国内最大の集約役」へ
欧州の放送大手が、国内連合でグローバル配信に挑む。RTL Group は Sky Deutschland の買収を6月1日に完了し、独語圏で約1,230万の有料会員を束ねる最大の集約役となった。汎欧州ではなく国単位で束ねる選択が鮮明になる。
- コンテンツ投資
SBS、Kドラマを「シリーズ化」へ転換 — AI で続編の制作費 6 割減、配信ロングテールを狙う地上波の供給戦略
韓国地上波 SBS が、ヒット作の続編量産を 2026〜27 年編成の軸に据えた。配信のロングテール収益と高単価広告を狙い、Studio S は AI で続編の制作費を 6 割超削減する。Netflix や Disney+ に作品を供給する地上波が、使い捨て型から『IP 使い切り』へ動く。
- 経営・戦略
Downtown Music、故 Biz Markie の楽曲とNIL権を包括管理 — 死後IPを『垂直統合パッケージ』化、その親はUMG
音楽出版大手 Downtown Music が、故ビズ・マーキーの楽曲と NIL(名前・肖像・声を使う権利)をまとめて管理する。出版・音源・NIL・体験事業を一つの窓口で一体運用する設計だ。だが管理元の親会社は、この 2 月に UMG 傘下のヴァージン・ミュージックが買収した企業。独立系の外見で、メジャーが死後の権利を集約する構図が透ける。
- 経営・戦略
LG U+ が独自 OTT「U+ Mobile TV」を 5 月末で終了 — 韓国通信 3 社の単独配信が全滅、IPTV 回帰へ
LG Uplus が単独型ストリーミング「U+ Mobile TV」を 5 月末で畳む。SK Telecom の Oksusu、KT の Seezn に続く撤退で、韓国通信 3 社の自前 OTT はすべて姿を消した。赤字の単独配信を捨て、利幅の読める IPTV へ回帰する通信会社の最終章である。
- コンテンツ投資
マイクロドラマ、英が欧州首位に — Omdia『規模でなく注目を先取り』、世界140億ドルへ
スマホ縦画面の短いドラマ(マイクロドラマ)で、英国が欧州首位に立った。調査会社 Omdia によれば 2025 年の利用者は月 820 万人。世界売上は 2026 年に 140 億ドルを超える見通しだ。米国では ReelShort の 1 日の利用時間が Netflix を上回る。会員数ではなく“視聴時間”を先に奪い、配信の勢力図に食い込んでいる。
- 技術・配信
Amazon、生成AIアニメ3本を Prime Video に発注 — 自社AI基盤『Project Nara』で内製化、だが看板監督は数日で離脱
アマゾンが、生成 AI で作るアニメ 3 本を Prime Video 向けに発注した。自社の AI 制作基盤 Project Nara とクリエイター資金枠を立ち上げ、「人間が主導し AI が支える」と掲げた。だが発表から数日で看板監督が離脱し、原作者も無断利用に抗議。AI 制作を“社内に取り込んだ”一歩は、正当性の調達でつまずいた。