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オンライン動画収益、初めてペイTVを逆転 — Omdia が映す「広告ティア頼み」の成長と2026年の減速

配信が放送を金額でも追い抜いた。Omdia によれば2025年、オンライン動画の収益が初めてペイTVを上回り、契約数は世界で22.4億に達した。だが伸びを支えたのは低価格の広告ティアで、2026年の成長は5.6%へ急減速すると見込む。

配信が放送をついに金額でも逆転した。調査会社 Omdia によれば、2025年はオンライン動画の収益が初めてペイTVを上回った年になった。

  • 収益はオンライン動画が1,760億ドル(前年比+13.5%)、ペイTVが1,700億ドル(同−4%)で、購読・取引収入(広告収入は含まない)ベースで初めて逆転した
  • 契約数はオンライン動画22.4億(+17.6%、2021年以来最大の伸び)、ペイTV10.3億(−1.8%)。合計約33億契約のうちオンライン動画が68.4%を占める
  • 伸びを牽引したのは、通信会社や放送事業者が費用の一部を肩代わりする低価格の広告付きプラン(広告ティア)の普及だった
  • Omdia は2025年の押し上げを一時的とみており、2026年の契約成長は5.6%へ減速すると予測する

編集部の視点

オンライン動画は全契約の 68.4%を占めるのに、購読・取引収入ではペイ TV をわずかに上回った段階だ。配信の契約 1 件から得る収入はまだ薄く、低価格の広告付きプランを通信会社や放送事業者が補助したことが規模を押し上げた。2026 年に契約成長が 5.6%へ落ちるなら、各社は同じ獲得策だけでは伸びを保てない。放送を抜いたという総額より、広告と料金改定で契約あたりの収益を厚くできるかが次の経営課題になる。

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