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生成 AI 音楽 Suno、評価額 54 億ドルで 4 億ドル調達 — 近く「レーベル提携の初モデル」投入へ

係争中の UMGSony Music と対照的に、和解済みの Warner Music Group と組む。Suno は訴訟の被告から、レーベルと組むライセンシーへ立ち位置を移しつつある。

生成AI音楽のSunoが、Series Dラウンドで4億ドル超を調達したと発表した。調達後の評価額は54億ドルに達し、同社は音楽業界との提携で開発した初のモデルを今後数か月内に投入する予定だ。

  • Series Dで4億ドル超を調達、評価額は54億ドルに到達。主導は Bond Capital(OpenAIにも出資する成長株ファンド)、新規に IVP・Forerunner ら、既存株主の Matrix・Lightspeed らも参加
  • 半年前の2025年11月調達(2億5,000万ドル、評価額24.5億ドル)から約2.2倍に上昇
  • 2026年初頭時点で有料会員200万人超、年間経常収益(ARR、継続課金ベースの年換算売上)は約3億ドル
  • 和解済みのWMGと組み「業界提携で開発した初のモデル」を今後数か月内に投入、WMG楽曲を参照する機能を備える見込み
  • 係争中のUMGSony Musicは2026年5月、対象楽曲を560曲から61,026曲へ拡大する申立を実施、賠償上限は理論上90億ドル超に

編集部の視点

54億ドルの評価額は、Suno が訴訟リスクを抱えた生成AIから、レーベルと取引できる継続課金事業へ変われることを織り込んでいる。WMGとの提携モデルはその前提を支えるが、UMGとSonyは請求対象を大幅に広げたままだ。今回の調達は法的な不確実性を解消した結果ではなく、ライセンス型へ移るまでの資金と時間を厚くしたものだ。

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