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  1. 経営・戦略

    UMG、アックマンの644億ドル買収提案を全会一致で拒否 — 上場地を NYSE へ移す『New UMG』構想を筆頭株主が一蹴

    世界最大の音楽企業 UMG が、644 億ドルの買収提案を全会一致で断った。物言う投資家アックマンの狙いは、上場の場を欧州から米国へ移し、欧州ゆえの株価の割安を解消することにあった。だが筆頭株主ボロレが「価格が見合わない」と一蹴。音楽メジャーの価値を巡る資本市場の攻防が表面化した。

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  2. コンテンツ投資

    CFL、6 年のメディア権利を Bell・DAZN・YouTube に — DAZN が国際独占、配信が「リーグの世界の窓口」に

    カナダ・フットボールリーグが 2027 年からの新メディア契約を締結。国内は Bell Media と DAZN が分担し、DAZN がカナダ・米国を除く全世界の独占配信を、YouTube がデジタル接点を担う。中堅リーグが放送・配信・デジタルで権利を多層化する。

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  3. 規制・法務

    CNN が AI 検索 Perplexity を提訴 — テレビ局初のAI著作権訴訟が問う「学習と回答」の線引き

    1 万 7 千件超の記事・動画・画像を無断利用したとして、CNN が生成 AI 検索の Perplexity をニューヨーク連邦地裁に提訴。メディアのコンテンツ資産を AI がどう値付けすべきかという争点が、放送局にまで広がった。

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  4. 経営・戦略

    Weverse、テック畑のヤン・ジュイル氏を社長に — ファンダムの「プラットフォーム化」を加速

    Weverse が黒字転換の節目で、カカオ出身のテック畑経営者を社長に据えた。アーティストの所属に依存しない有料会員・メッセージングの「デジタル事業」を伸ばし、超ファン市場で Spotify や欧米メジャーと向き合う布陣を敷く。

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  5. 経営・戦略

    インド公共放送 WAVES、視聴「分」連動でクリエイターに報酬 — 公共 OTT が YouTube の文法を取り込む

    Prasar Bharati の OTT「WAVES」が、実視聴分数に連動した報酬でクリエイターと縦型ショートドラマを募り始めた。固定委託料から視聴連動へ。公共放送がクリエイターエコノミーの作法を制度として取り込む。

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  6. 経営・戦略

    Reliance Jio「OTT Pass」を投入 — 月 200 ルピーで 15 アプリ束ね、通信が配信の入口を握る

    インド最大の通信事業者が、月 200 ルピーの追加パックで 15 の配信アプリと 30GB のデータを束ねた。乱立する OTT を回線契約の上で一括化し、配信の流通と課金の入口を通信が握る動きが鮮明になる。

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  7. 広告・収益化

    Roku、10年超ぶりにホーム画面を刷新 — 発見画面の「一等地」を広告在庫に転換

    CTV プラットフォーム最大手が、テレビを点けた瞬間に現れる画面を AI で再構成する。大型広告ユニットを起動直後の発見画面に常設化し、消費財など非endemicブランドの広告費を取り込む狙いが透ける。

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  8. 経営・戦略

    韓国の有料放送、4 期連続で純減 — 3,615 万件、OTT 移行が加入基盤を侵食

    韓国の有料放送加入者が 2025 年下期に 3,615 万件へ縮んだ。半期ベースで 4 期続けての純減で、唯一伸びる IPTV も増加率が 1% を割った。動画配信への乗り換えが土台を削り、通信各社は利幅の厚い IPTV へ退避する構図が鮮明になっている。

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  9. 規制・法務

    レーベル対 Suno、対象を 6.1 万曲へ拡大し賠償 90 億ドル規模 — AI 学習の『産業的侵害』論が本格化

    Universal Music と Sony Music が、生成 AI 音楽 Suno への訴訟で侵害対象の録音を 560 曲から 61,026 曲へ拡大する申立を行った。法定賠償は最大 90 億ドル規模に達しうる。同じレーベルが Spotify とは AI を許諾課金する一方、Suno は巨額賠償で追及する——対立と協調の二面戦略が鮮明になる。

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  10. 技術・配信

    AOMedia、次世代コーデック AV2 の仕様を確定 — 配信大手連合が打つ「特許料ゼロ」の次の一手

    AOMedia が次世代動画コーデック AV2 の仕様 v1.0.0 を公開した。同じ画質を AV1 より約 3 割少ないデータ量で送れる。Netflix や Google が運営する団体が、ストリームごとにかかる特許料を外し帯域コストを直接削る一手を打った。ただし実機対応は数年先で、仕様確定はゴールではなく号砲だ。

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  11. 規制・法務

    韓国、K-カルチャー 2030 目標を ₩400 兆へ倍増 — グローバル配信の IP 条件を名指しし「支援」から「投資」へ

    文化体育観光部が 2030 年の市場目標を約 400 兆ウォン(約 2,650 億ドル)・輸出 1,100 億ドルへ引き上げた。グローバル配信が国内クリエイターの IP 交渉力を弱めると名指しし、政府資金で制作者の IP 持分確保を後押しする「投資」型へ政策を転換する。Studio Dragon らの IP 戦略に直結する。

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  12. 広告・収益化

    Walmart、購買データを Yahoo DSP×Vizio CTV へ開放 — リテールメディアが『壁庭』を出る

    Walmart が、これまで自社 DSP に囲い込んでいた購買データを Magnite 経由で Yahoo DSP に開放し、VIZIO の CTV 在庫へ広告を配信できるようにした。約 1.5 億の買い物客とクローズドループ計測を外部に開く。リテールメディアと CTV 広告が融合し、購買データが配信広告の燃料になる。

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  13. 技術・配信

    全編 AI 生成の配信『Artlist TV』始動 — 生成 AI が『編成された配信プロダクト』へ到達、制作者は反発

    ストックアセット企業 Artlist が、全編を AI で生成したオリジナル番組のみで構成する配信サービス『Artlist TV』を 6 月 1 日に始める。生成 AI が『デモ』から『編成された配信プロダクト』へ移る到達点だが、映像制作者からは強い拒否反応も起きた。配信の制作原価を AI が破壊しうるかの試金石である。

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  14. 経営・戦略

    快手 Q1 2026 決算 — ライブ配信の投げ銭が縮み、収益エンジンが生成 AI「可霊」へ移る

    中国の短尺動画大手の屋台骨が入れ替わりつつある。投げ銭頼みのライブ配信が二桁減る一方、動画生成 AI「可霊」が前年比 3 倍超で立ち上がり、AI 漫剧(マンガ風ショートドラマ)が新たな広告出稿先になった。増収はわずか 3.4%、調整後利益は減益という移行期の通信簿である。

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  15. 規制・法務

    米裁判所、Disney らの対 MiniMax 著作権訴訟を本訴へ — 生成 AI の『出力』侵害が問われる

    米連邦地裁が、Disney・Universal・Warner Bros. による中国 AI 企業 MiniMax への著作権訴訟で、却下申立を退けた。Hailuo AI がスパイダーマン等を無断生成したとされる事案が本訴へ進む。AI の『学習(入力)』中心だった争いが、『生成物(出力)の見た目』へ広がる節目である。

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  16. 経営・戦略

    U-NEXT、アニメ制作 GoHands を完全子会社化 — 配信会社が「作る」側へ回る垂直統合

    国内最大級の配信会社が、アニメスタジオそのものを抱える。U-NEXT は GoHands を完全子会社化し、自社 IP の制作から配信までを一手に握る体制へ動いた。出資やライセンスで「買って」きた配信会社が、初めて制作を「持つ」側に回る。

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  17. 技術・配信

    中文在線、AI 微短劇「工場」を開示 — 年産 3,000 本へ AI 生産 3 倍も累損は 10 億元超

    中文在線が 5 月 25 日に開示した機関投資家向け記録は、AI が脚本から配信までを担う 微短劇「工場」の青写真だった。生産は前年比 3 倍、年産 3,000 本を狙う一方、2025 年純損失は 6.71 億元と前年比 176% 拡大。株価は底値から約 1,269% 急騰し、業績との乖離が際立つ。

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  18. コンテンツ投資

    Disney+ 韓国の追走戦略 — 322 万契約で Netflix の 1,559 万に挑む、現地 OTT との束ね売り

    Disney+ 韓国は契約者で Netflix に 1,200 万差をつけられている。自社韓国オリジナルの量産に加え、現地大手 CJ ENM 系の TVING と組んだ束ね売りで差を詰めにかかる。グローバル IP と現地コンテンツの相互補完が追走の軸になる。

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  19. 経営・戦略

    Netflix と NHK、19 作品グローバル配信で合意 — 広告非表示を条件に 2023 年中断から再開

    公共放送が広告モデルとの建付けに折り合いをつけ、過去 IP をグローバル SVOD に開放する。Netflix は民放主要局に NHK ドラマを加え、日本テレビ番組のアグリゲーターとしての位置を固めた。

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  20. 規制・法務

    上海、AI 微短劇に「沪8条」 — 最高 1000 万元の補助で AI 動画量産を制度化、中央の質と地方の資本が二層化

    上海市文旅局が AI 製 微短劇に最高 1000 万元の補助を出す産業政策「沪8条」を打ち出した。製造業由来の「中試基地」概念を持ち込み、一人公司を支援対象として制度的に明記する。中央が質を絞り、地方が資本を注ぐ二層構造が見えてきた。

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  21. コンテンツ投資

    Premier League+、シンガポールでプレミアリーグ初の直販配信 — リーグが放送局を『中抜き』する

    プレミアリーグが、同リーグ初の直販(DTC)配信『Premier League+』をシンガポールで立ち上げる。全 380 試合を最大 4K で配信し、既存権利者 StarHub と併存しつつ、リーグ自身が視聴者と直接つながる。放映権を売る側だったリーグが、放送局を中抜きして配信事業者になる転換である。

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  22. コンテンツ投資

    Netflix、カンヌ 2026 で『選別買い』— 大手の一律爆買いから厳選・縮小へ

    カンヌ 2026 で Netflix が Léa Seydoux 主演『Gentle Monster』など複数の作品を獲得交渉した。大手ストリーマーがマルシェでの存在感を縮めるなか、Netflix はオスカー候補級を厳選して買う。配信の作品調達が『量』から『賞・話題の質』へと重心を移している。

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  23. 規制・法務

    中国 NRTA、ネット動画「精品工程」2026 年募集を開始 — 動画・綜芸・記録片・配信・音声・短編まで国費で直接支援

    国家広電総局が文書 124 号で 2026 年の「ネット動画精品工程」募集を開いた。微短劇に限らず動画・綜芸・記録片・ライブ・音声・短編まで全形式を対象に、国が直接の扶持資金と全工程の指導、放送支援を出す。各省は最大 5 作品を推薦し、6 月 5 日締切で省初審から国家終審へ進む。

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  24. コンテンツ投資

    TVING、20〜30 代の精密狙いで連続ヒット — 大型予算ではなく IP とターゲティングで配信の採算を底上げ

    TVING が「ユミの細胞たち」シーズン 3 と新作の連続ヒットを、巨額制作費ではなく 20〜30 代への精密なターゲティングで作った。同四半期に約 192 億ウォンの営業赤字を抱える同じプラットフォームで、採算改善の道筋を示す動きだ。

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  25. 経営・戦略

    台湾 Catchplay、韓国勢と組み「数百時間」の高級縦型 K ドラマを 3 市場へ — 完成品ライセンスから縦型フォーマット輸出へ

    Catchplay が SLL・CJ ENM ら韓国勢と組み、高級縦型 K ドラマを台湾・インドネシア・シンガポールへ展開する。完成品の本数売りに偏ってきた K コンテンツ輸出に、低コストで増産できる縦型フォーマットという新しい収益線を加える試みだ。配信は台湾の有料 TV や車載まで束ねる。

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  26. 経営・戦略

    快手、ショートドラマに約 20 億元を投じ「精品化」へ — 同時に可霊 AI 収入が 4 倍超に伸び成長軸が交代

    ライブ配信の伸び鈍化に直面する 快手 が、稼ぎ頭を広告と AI へ移している。微短劇には収益分配・現金・専属トラフィックで約 20 億元を投じ「精品化」を促し、動画生成 AI の 可霊 は収入を前年比 4 倍超 (+300% 超) に伸ばした。コンテンツ供給とツールの両輪で広告在庫を厚くする戦略が見える。

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  27. コンテンツ投資

    Spotify×Universal、ファンの AI カバー/リミックスを『許諾課金』で商品化 — 対立から協調へ

    Spotify と Universal Music が、参加アーティストの楽曲を使ったファンの AI カバー/リミックスを可能にするライセンス契約を結んだ。同意・クレジット・対価の三原則に基づき、Premium の有料アドオンとして提供する。レーベルが AI 生成物を『敵』から『在庫』へ転じる協調の一手である。

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  28. 経営・戦略

    Lionsgate FQ4、『The Housemaid』が STARZ 史上最高の Pay One に — 自社配信なしで稼ぐ windowing

    STARZ を分離したライオンズゲートが、自社配信を持たない純粋スタジオとして 12 年来の高採算を記録した。『The Housemaid』は世界興収約 4 億ドル、STARZ 史上最高の Pay One タイトルに。ライブラリと劇場→PVOD→Pay One のウィンドウ戦略が、配信時代のスタジオの稼ぎ方を示す。

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  29. 技術・配信

    ライブ配信の低遅延化はなぜ投資されるのか — LL-HLS とマルチ CDN が標準、L4S は次の一手

    数千万規模の同時接続を捌くライブ配信で、LL-HLS とマルチ CDN フェイルオーバーが事実上の標準になった。一方で低遅延への投資は「賭博・サイマル併用」など必要性が高い場面で先行する。L4S は次の一手として登場する。日本のスポーツ配信への示唆を読む。

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  30. 経営・戦略

    網易雲音楽、四半期収入 19.81 億元で頭打ち — 親会社ゲーム 84% の陰で「+6.6% の非中核」に

    NetEase Cloud Music の四半期収入は前年比 6.6% 増の 19.81 億元にとどまり、粗利率は 37% で横ばい。上位会員プランを軸に単価を引き上げる Tencent Music が先行するとされる市場の中で、ゲームが収入の 84% を占める親会社 NetEase の中では、音楽は「+6.6% の非中核セグメント」として扱われる構図が鮮明になった。

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