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快手 Q1 2026 決算 — ライブ配信の投げ銭が縮み、収益エンジンが生成 AI「可霊」へ移る

中国の短尺動画大手の屋台骨が入れ替わりつつある。投げ銭頼みのライブ配信が二桁減る一方、動画生成 AI「可霊」が前年比 3 倍超で立ち上がり、AI 漫剧(マンガ風ショートドラマ)が新たな広告出稿先になった。増収はわずか 3.4%、調整後利益は減益という移行期の通信簿である。

快手 の 2026 年第 1 四半期決算で、収益の主役が入れ替わりつつある。稼ぎ頭だった投げ銭頼みのライブ配信収入が縮む一方、動画生成 AI「可霊」が急拡大した。

  • 総収益は前年比 3.4% 増の 337 億元(約 50 億ドル)、調整後純利益(一時要因を除いた実力利益)は前年から約 26% 減の 34 億元
  • 動画生成 AI「可霊」の収益が前年比 300% 超増で 6.5 億元を突破、3 月時点の年間収益ランレート(足元のペースを年換算した値)は約 5 億ドル
  • ライブ配信の投げ銭収入は 13.5% 減の 85 億元、売上総利益率も 54.6% から 51.2% へ低下
  • オンラインマーケティング(広告)収入は 9.3% 増の 196 億元、AI 漫剧(マンガ風ショートドラマ)が新たな広告出稿先となり バイトダンス との生成 AI 競争も前面に

編集部の視点

可霊は 4 倍超に伸びたが、6.5 億元は全社収益 337 億元の一部にとどまる。対してライブ配信は 85 億元まで縮み、売上総利益率も下がった。快手は投げ銭の減少を AI と広告で埋め始めたものの、新しい収益源の成長が会社全体の利益改善へまだ結び付いていない。事業の入れ替えを評価する際は可霊の伸び率だけでなく、低下した利益率を戻せる規模と採算を見る必要がある。

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