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インド公共放送 WAVES、視聴「分」連動でクリエイターに報酬 — 公共 OTT が YouTube の文法を取り込む

Prasar Bharati の OTT「WAVES」が、実視聴分数に連動した報酬でクリエイターと縦型ショートドラマを募り始めた。固定委託料から視聴連動へ。公共放送がクリエイターエコノミーの作法を制度として取り込む。

インドの公共放送 Prasar Bharati が運営する OTT WAVES(OTT) が、2026年5月、クリエイターや縦型ショートドラマを募る新枠組みを公表した。報酬を固定委託料から実視聴分数に連動する視聴分数連動方式へ転換する。

  • 制度の正本は「Prasar Bharati Pay-Per-View (PPV) Content Sourcing Policy, 2026」(2026年3月27日承認)。対象はフィルムメーカーからインフルエンサーまで幅広い
  • 報酬指標は「検証済み再生数」から streaming minutes(実視聴分数)へ移行。計測は「WAVES Analytics System」が担い、バッファリングや自動再生などは除外
  • 毎分レートは加入者規模で逓減し、1億未満で毎分6ルピー、5億超で1ルピー。独占性・地域・権利範囲の係数で調整する
  • 満額適用は小規模6カ月・大規模3カ月で以後5割に減額。消費者向けペイウォールは当面設けず、支払いはコンテンツ取得コストとして計上

編集部の視点

Prasar Bharatiは固定委託料をやめ、作品が見られなかった場合のリスクを制作者と分ける。実視聴分数へ払うため、調達費を利用量に連動させられ、独占性や地域に高い対価を付けて必要な権利だけを選べる。一方、消費者向け課金は置かないので、その費用を会費で直接回収する仕組みではない。大規模作品ほど満額期間を短くする設計も、人気作への支払いが長く膨らむのを抑える公共放送側の予算管理になっている。

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