規制・法務 · Regulation & Compliance
UMGとSony、SunoのYouTube「ストリームリッピング」主張を正式追加
裁判所はDMCAに基づく主張の追加を許可した一方、対象に6万1026音源を加える別の申立ては退けた。
Universal Music GroupとSony Music Entertainmentなどのレコード会社は、生成AI音楽サービスSunoへの著作権訴訟で、YouTubeから音源ファイルを抜き出す「ストリームリッピング」に関する主張を正式に追加した。修正訴状は2026年8月25日に米Massachusetts地区連邦地裁へ提出された。
- 原告は、SunoがYouTubeのファイルURLを保護する「ローリング暗号」をYT-DLやYT-DLPで回避したと主張している
- Sunoは2025年5月の回答で、YouTubeから音声ファイルを取得し、これらのオープンソースツールを使ったと説明した
- 裁判所は8月18日、DMCA 1201条(a)(1)に基づく主張の追加を許可した
- 同日の別命令では、対象を従来の560音源からさらに6万1026音源増やす申立てを、再申立ての余地を残して退けた
事業上のポイント
裁判所が認めたのは主張の追加であり、Sunoの違法行為を認定したわけではない。ローリング暗号が著作物への「アクセスを効果的に管理する技術的手段」に当たるかは、動画再生と取得ツールの仕組みに関する事実記録を整えた後に判断するとした。一方、6万1026音源の追加は現段階で認められず、560音源を対象とする訴訟に技術的手段の回避という別の法的争点が加わった。
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