規制・法務 · Regulation & Compliance

ユニバーサル系3社、音楽配信代行ディストロキッドを提訴 誤認表示の差止めも請求

原告は著作権侵害と誤認を招く商慣行を主張。金銭賠償に加え、音源の権利や不正対策に関する表示の差止めを求めている。

ユニバーサル・ミュージック系3社が、音楽配信代行ディストロキッド(DistroKid)などを提訴した。9月15日に提出した訴状で、誤認を招く商慣行と著作権侵害を主張している。

  • 原告はUMGレコーディングス(UMG Recordings)、キャピトル・レコード(Capitol Records)、キャピトルCMG(Capitol CMG)。被告はディストロキッドと関連2社で、米デラウェア州の連邦地裁に提訴した。
  • 原告は、著作権を侵害する音源の配信が継続したなどと主張している。これは訴状に記された原告側の主張だ。
  • 訴状は、AI生成であると明示した音楽の配信自体を問題にする訴訟ではないと説明している。

事業上のポイント

原告は、公衆や配信サービスに対し、配信する音源が人間のアーティストによる創作で、正当に権利を保有しているとの誤認を招く表示の差止めも求めている。不正対策の方針や目的に準拠しているとの誤認を招く表示も対象に挙げた。

著作権侵害については、著作物1点につき最大15万ドルの法律で定める賠償、または実際の損害と被告の侵害による利益に基づく賠償を請求した。侵害行為の差止めも求めている。いずれも原告の請求内容であり、賠償額や差止めが確定したわけではない。

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