規制・法務 · Regulation & Compliance

パラマウント、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収で分離運営案を協議

訴訟中も両社を別々に運営し、買収を暫定的に完了する案が浮上。現在の買収停止合意を変更する交渉で、妥結には至っていない。

パラマウント(Paramount Skydance)によるワーナー・ブラザース・ディスカバリー(Warner Bros. Discovery)買収で、訴訟中は両社を別々に運営する案が協議されている。米メディアTheWrap(ザ・ラップ)が9月20日、買収を暫定的に完了できる案として報じた。

  • 協議では、独立した監督委員会でニュース部門のCNNとCBS News(CBSニュース)の独立性を確保する案や、年間30本の映画製作を確保する案も挙がった。
  • 交渉は19日夜まで続いたが、12州の司法長官の間で意見が分かれている。パラマウントはコメントを控えた。
  • 現在の制約は7月24日の合意に基づく。訴訟の本案判断から5日後か、2027年6月1日の早い方まで、両社は買収を完了しないと約束している。
  • 州司法長官の発表では、州側が勝訴した場合、控訴中も買収停止が続く。今回報じられた案は、成立済みの合意とは区別される。

事業上のポイント

ザ・ラップによると、分離運営案は、10月1日から発生する買収遅延に伴う追加支払いを回避できる可能性がある。ただし、暫定的に買収を完了しても、州側が訴訟で勝てば取引を元に戻す必要があると同誌は報じている。

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