規制・法務 · Regulation & Compliance

ユニバーサルとソニー傘下のレコード会社、音楽生成AIのSunoを再提訴

対象は6万202音源。原告は、新モデル「v6」も旧モデルの出力や利用者の選択データを引き継いだと主張している。

音楽生成AIのSuno(スノー)が、レコード会社から2件目の著作権侵害訴訟を起こされた。ユニバーサル・ミュージック・グループとソニー傘下のレコード会社が9月18日、米マサチューセッツ州の連邦地裁に提訴した。

  • 原告側は6万202音源を対象に、Sunoによる無断複製やAIの学習への利用を主張している。
  • 差止めに加え、法律で定めた額に基づく賠償として、1作品当たり最大15万ドルなどを求めた。
  • 従来の訴訟の対象は560作品だった。裁判官は8月18日、6万1,026作品の追加を審理の遅延を理由に認めず、別の訴訟を起こせると指摘していた。
  • 米ハリウッド・リポーターによると、Sunoは新訴訟へのコメント依頼に即時には回答しなかった。

事業上のポイント

争点には、新モデル「v6」が旧モデルから何を受け継いだかも含まれる。Sunoの最高製品責任者ジャック・ブロディ氏は9月9日の公開時、v6を一から学習させ、ユニバーサルとソニーのデータを含まないと説明していた。

一方、原告は訴状で、旧モデルの出力や、利用者が2曲から好む方を選んだデータをv6にも使ったと主張する。モデル間で知識を移す技術の利用も挙げている。新たに与えた学習データだけでなく、旧モデルからv6へ受け継いだデータや技術も争われている。

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