規制・法務 · Regulation & Compliance

カナダの音楽権利団体SOCAN、音楽生成AI企業Sunoを提訴

カナダの音楽権利団体SOCANは、Suno(スノ)の生成物とその公開配信が楽曲の権利を侵害すると主張した。許諾交渉で実質的な進展を得られず、損害賠償などを求めている。

カナダの音楽権利団体SOCANは9月2日、音楽生成AI企業Suno(スノ)をカナダ連邦裁判所に提訴した。既存曲に似た生成物の作成と公開配信が、楽曲の演奏権を侵害すると主張している。

  • 演奏権は、楽曲を公の場で演奏することなどを認める権利。訴状は既存曲に似ているとする生成物150件を列挙した。
  • SOCANは、Sunoに利用を許諾しておらず、使用料も受け取っていないと説明している。
  • 通信社カナディアン・プレスの取材に対し、SOCANの最高経営責任者は、許諾交渉で実質的な進展を得られなかったと述べた。

事業上のポイント

訴状では、SOCANは損害賠償に加え、侵害によってSunoが得た利益の支払いを求めている。その代わりに、法律に定められた額を請求する法定損害賠償を選択する構成だ。さらに、制裁を目的とする懲罰的損害賠償も請求した。いずれもSOCAN側の請求であり、侵害の主張は法廷で立証されていない。

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