規制・法務 · Regulation & Compliance
ドイツ地裁、AI音楽Sunoの著作権侵害を認定 ドイツの著作権団体が管理する楽曲が対象
ドイツの音楽著作権管理団体GEMAが、AI音楽サービスSunoを相手取った一審で侵害認定を得た。判決は同団体が管理する楽曲を対象とし、米国やデンマークの別事件には及ばない。
AI音楽サービスSunoの学習と出力をめぐり、ドイツで著作権侵害を認める一審判決が出た。判決日は2026年7月31日で、上級裁判所に審理を求める上訴ができる。
- 訴えたのはドイツの音楽著作権管理団体GEMA。ミュンヘン第一地方裁判所が事件番号42 O 763/25を審理した
- GEMAは、裁判所がSunoのAI学習と楽曲の保存・再生について、米国法とドイツ法への違反を認めたと説明した
- ロイター通信によると、Sunoは著作権侵害によって得た収入の開示と損害賠償を命じられた。賠償額は未算定である
- 音楽業界媒体ミュージックレーダー(MusicRadar)は、米大手レーベルのユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)とソニーによる米国訴訟も続いていると報じた
- 同誌は、デンマークの権利管理団体KodaがSunoに対し別の請求を行っているとも伝えた
事業上のポイント
ミュンヘンの一審が判断した対象は、GEMAが管理する楽曲である。ミュージックレーダーが報じた米国の大手2社の訴訟とKodaの請求は別事件だ。今回の判決は、別事件におけるSunoの責任や賠償額を決めたものではない。
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