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iQIYI「AI俳優ライブラリ」に俳優が反発 — 微短劇の 95% が AI 生成、人間の出演料は崩落

iQIYI が 100 名超規模の「AI 俳優ライブラリ」を公表すると、張若昀・于和偉ら俳優が無許諾だと相次いで否定した。背景には四半期の微短劇の 95% が AI 生成という供給構造の反転があり、中堅俳優の出演料は 1 話数千元から千〜二千元へ崩れている。プラットフォームの AI 内製化と人間の制作現場が正面衝突する局面に入った。

iQIYIが4月に「AI俳優ライブラリ」を公表すると、複数の俳優が無許諾だと相次いで反発した。ライブラリは、100名超の俳優が入居に同意したとされるAIGC(AIによる自動コンテンツ生成)制作者と俳優を結ぶ仕組みだ。

  • 張若昀・于和偉の各事務所は、AI肖像の許諾はしていないと表明した。iQIYI側はライブラリ掲載が特定企画への同意を意味しないと釈明している
  • 2026年第1四半期に公開された微短劇約12.8万本のうち95%超がAI生成で、3月だけで約5万本がDouyinに上がった
  • AI化で制作費は実写の約10分の1、工期は15〜30日から1〜5日に短縮され、中堅俳優の出演料は1話数千元から千〜二千元へ崩れている
  • 実写ドラマの公開本数はAIの約50分の1にとどまる一方、総再生数はAIの25倍に達した(春節期のデータ)

編集部の視点

ライブラリへの掲載同意と、個別作品で肖像を使う許諾を分けたiQIYIの説明は、俳優側の理解と一致していない。誰の顔をどの作品で使えるかが曖昧なら、制作費と工期を減らしても、公開後の修正や取り下げが新たな運用負荷になる。AI作品より実写が再生される市場では、人間の俳優と利用範囲を合意する契約こそ、視聴価値を守る技術導入条件である。

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