規制・法務 · Regulation & Compliance
海賊版テレビ配信のサイト遮断、調査団体が米国での立法を提言
調査団体DCAなどが、海賊版テレビ配信で制裁対象局のチャンネルを確認した。一方、独立報道は放送局自身のサイトにも視聴経路が残ると指摘する。
コンテンツ産業などが支援する調査団体DCA(ディーシーエー)が、米国で海賊版テレビ配信のサイト遮断を認める立法を提言した。セキュリティ企業との共同調査に基づく報告書で、立法者と法執行機関に対応を求めている。
- 調査では5〜8月に米国内から接続し、海賊版IPTV(インターネット経由のテレビ配信)サービス25件を調べた。
- うち17件で、制裁対象またはテロ組織系のチャンネルを確認した。報告書が示すのは視聴できる状態であり、実際に視聴されたことを示すデータではない。
- 提言には制裁に関する注意喚起やドメインの差し押さえも含む。サイト遮断は、裁判所の監督の下、大規模な海外海賊版サイトを対象とする立法を求めている。成立済みの法律ではない。
事業上のポイント
海賊版サービスを通じた配信とは別に、放送局自身の配信経路もある。専門メディアTorrentFreak(トレントフリーク)は、制裁対象局アルマナールなどの放送を各局のサイトで無料視聴できると報じている。
同誌によると、米司法省は2023年にヒズボラ関連のドメインを押収した。一方、アルマナールの主サイトはレバノンの「.lb」ドメインを使い、米国の管轄外にあり、現在も米国から視聴できる。海賊版IPTV経由の配信を遮断することと、放送局へのアクセス経路をすべてなくすことは、対象範囲が異なる。
— Sources / 情報源
— 読後の印象を教えてください — Tell the desk
関連記事