規制・法務 · Regulation & Compliance
国際レコード産業連盟、音楽配信の不正対策基準を公表
配信代行業者に顧客確認や不正への対処を求める。参加は任意で、署名企業への監査・報告義務や基準違反の罰則は定めていない。
国際レコード産業連盟(IFPI)は9月14日、音楽配信の不正を防ぐ業界基準を公表した。取り組みの名称はストリーミング・インテグリティ・イニシアチブ(Streaming Integrity Initiative)。
- 対象は、楽曲を配信サービスへ届ける配信代行業者。基準には、顧客と楽曲の権利を確認する手続きが含まれる。
- 権利侵害やAI関連のリスクを点検し、不正を検知・調査して対処する。
- データ保護法を守った情報共有と、対策の効果測定・更新も掲げる。顧客確認などと合わせ、基準は5項目で構成する。
- 違反を繰り返す顧客は全プラットフォームで排除する。状況に応じた即時排除も妨げない。
事業上のポイント
音楽業界メディアのミュージック・ビジネス・ワールドワイド(Music Business Worldwide)によると、参加は任意だ。公表文書には監査や報告の義務がなく、署名企業自身が基準を守らなかった場合の罰則も定めていない。不正を行う顧客への措置と、参加企業自身の基準順守に関する義務は区別されている。
— 読後の印象を教えてください — Tell the desk
関連記事