規制・法務 · Regulation & Compliance
成人向け映像会社FlavaWorks、海賊版共有サイト会員75人を提訴
訴状によると、原告は会員による著作権侵害とRICO違反などを主張している。被告の範囲と損害請求を広げる構成だが、原告側の立証負担も増す。
FlavaWorksが、私設トレントサイトGay-Torrents.orgの会員75人を相手取り、米イリノイ州北部地区連邦地裁へ訴状を提出した。訴状によると、原告は著作権侵害と米連邦の組織犯罪対策法(RICO)違反などを主張している。
- 事件は8月21日に提起され、訴状は実名の1人と氏名不詳の74人を被告とする
- 原告の主張は、直接の著作権侵害、寄与侵害、RICO違反、RICO共謀の4項目
- 訴状で原告は、有料VIP会員をサイトの資金提供者、アップロードやダウンロードをした会員を下位の参加者と位置付けた
- 訴状によると、原告は85作品について故意の侵害1作品あたり最大15万ドルと、RICOに基づく損害の3倍額などを請求している
- TorrentFreakによると、同サイトは先行訴訟後に閉鎖済み
事業上のポイント
TorrentFreakは、原告がRICOの全国送達規定を使い、イリノイ州外の被告も同じ裁判所で扱う狙いだと説明する。被告の範囲と損害請求を広げる構成である一方、通常の著作権訴訟より原告側の立証負担は増す。同報道によると、原告は通信を使った詐欺行為を具体的に示し、故意と商業的利益、継続した一連の違法行為などを立証する必要がある。訴状にある上限額や3倍額は原告の請求であり、裁判所が認定した賠償ではない。
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