規制・法務 · Regulation & Compliance
Twitch配信のAI学習利用を巡り、配信者がAmazonとTwitchを提訴
配信やチャットを生成AIの学習に無断利用したとの主張。著作権侵害ではなく、契約違反など4つの請求原因を挙げている。
Twitchの配信者が、配信内容などをAmazonの生成AI学習に無断で使われたと主張し、両社を提訴した。裁判所の判断はまだ出ておらず、集団訴訟としての認定も受けていない。
- Warren Pandisciaは8月20日、カリフォルニア北部地区連邦地裁に提訴した。事件番号は3:26-cv-08721
- 訴状は、ライブ配信、過去配信、クリップ、チャットなどがAmazonの生成AI学習に使われたと主張している
- 請求原因は、黙示契約違反、不当利得、明示契約違反、カリフォルニア州不正競争法違反の4つ。著作権侵害は請求していない
- Twitchは8月12日、生成AI学習に関するチャンネル単位の設定を公開した。初期状態はオンで、別のチャンネルで書いたチャットには、そのチャンネル側の選択が適用される
事業上のポイント
訴状によると、Twitchは設定公開と同じ日に、規約上のライセンス目的を「Twitchサービスの収益化」から「Twitchおよび関連会社の事業」へ変更した。原告は、この変更が旧規約ではAmazonのAI学習を許していなかったことを示すと主張する。
現在の設定はチャンネル単位だが、原告は十分な説明を伴う本人単位の同意がなければ学習利用を止めるよう求めている。さらに、取得済みデータの特定、分離、削除と、それに由来する学習データ群やモデルの使用停止も請求した。争いの対象は今後の収集だけでなく、すでに取得したデータとモデルに及ぶ。TwitchとAmazonはCourthouse Newsの照会に即時コメントしなかった。
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