規制・法務 · Regulation & Compliance

カリフォルニア州、Paramountのワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収を巡る和解協議を中止

州司法長官は、米12州の買収差し止め訴訟を巡るParamount最高経営責任者との会合を取りやめた。協議内容の漏えいを理由とし、次回協議は未設定だ。

カリフォルニア州司法長官は8月24日、Paramount Skydanceの最高経営責任者との予定会合を中止した。会合は、同社によるワーナー・ブラザース・ディスカバリー買収の差し止めを求める米12州の訴訟で、和解を協議する場だった。

  • 州側は協議内容の漏えいと不誠実な対応を理由に挙げた。Paramountは漏えいを否定し、協議を続ける用意があるとした
  • 会合は裁判所命令による調停で、秘密保持が事前のルールだった。次回協議の日程は決まっていない
  • 報じられた案には、50超ある基本料金向けケーブルチャンネルの一部売却と、両社の映画スタジオを分けておく措置が含まれる
  • 裁判所は一時的な差し止めを認め、両社の統合を止めた。買収が競争を損なうかという争点には、重大な疑問が残ると判断した
  • 当事者は、本案判断から5日後または2027年6月1日の早い方まで、取引完了を待つことで合意している

事業上のポイント

協議で検討されたと報じられた条件には、一部のケーブルチャンネルの売却がある。Axiosは、この案がParamountには難しいと報じた。同社は買収資金の返済にケーブル事業のキャッシュフローを見込んでいるためだ。

Reutersによると、訴訟が3月の裁判まで続けば、Paramountは取引を維持するための費用負担を抱える。次回協議は未設定で、売却案は返済原資として見込む事業そのものを対象にしている。

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