規制・法務 · Regulation & Compliance
ベルギーの海賊版配信遮断、シスコはDNSサービスの停止方針
9月7日付の実施決定が海賊版配信の遮断条件を規定。シスコはOpenDNSの停止方針を示したが、9月17日掲載の記事では提供継続を回答している。
ベルギー当局の9月7日付実施決定は、海賊版スポーツ配信のDNS遮断命令を維持した8月20日の裁判所判断を示した。DNSはサイト名を接続先のIPアドレスへ変換する仕組みだ。
- 対象にはグーグル、クラウドフレア、シスコが含まれる。裁判所は暫定措置として遮断を維持した一方、警告ページへの転送義務は取り消した。
- スポーツ配信のDAZN(ダゾーン)は、週1回、最大100件の新たな複製サイトを当局の審査へ提出できる。
- 当初の遮断措置の履行期限は、命令の送達から3か月。その後の更新は通知受領から5営業日以内に実施する。
- 不履行への制裁金は、DAZNが権利を持つ試合の生中継日に限り日額10万ユーロ。上限は各社2,000万ユーロとなる。例外的な位置判定の誤りによる遮断漏れは対象外だ。
事業上のポイント
シスコは当局に、地域や時間に応じた遮断への対応は性能・安定性・安全性を損なうとして、OpenDNS(オープンDNS)をベルギーで停止する方針を示した。当局は停止を確認した場合、その期間中はシスコに遮断通知を送らないと明記した。ただし、9月17日掲載の専門媒体トレントフリークの記事では、シスコ広報が取材に、同サービスは現在もベルギーで利用できると回答している。
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