規制・法務 · Regulation & Compliance
演劇ブランドの運営会社、Amazonの配信ドラマを巡り商標訴訟
劇中の名称使用と宣伝投稿が争点。原告は無許諾で商標を含むコンテンツの製作・配信・宣伝の差止めを求めている。
演劇ブランド「Drunk Shakespeare(ドランク・シェイクスピア)」の運営会社が、Amazon(アマゾン)などを商標侵害で提訴した。原告の最高経営責任者は、提携や推薦関係があると消費者が誤認する懸念を示している。
- 運営会社Brass Jar(ブラス・ジャー)は9月17日、米フロリダ州南部の連邦地裁に訴えを起こした。
- 対象は、動画配信サービスPrime Video(プライム・ビデオ)が5月13日に全8話を配信したドラマ「Off Campus(オフ・キャンパス)」。第4話の架空の大学公演でブランド名を無許諾で使ったと主張する。
- 訴状によると、6月3日の原告側の通知に対し、アマゾンは著作権を侵害しないとの書簡で回答した。
- 請求金額は特定されていない。アマゾンは米業界誌バラエティーへのコメントを拒否した。
事業上のポイント
今回の争いは、著作権とは別に、名称が示すブランドとの関係を問うものだ。原告は訴状で、劇中だけでなく公式インスタグラム投稿などの宣伝にも商標を使い、関係の誤認を招くと主張している。
求めているのは、当該商標などを無許諾で含むコンテンツの製作・配信・宣伝を禁止する恒久的な差止めだ。請求は作品内の名称使用にとどまらず、配信や宣伝にも及ぶ。裁判所が商標侵害を認定したり、配信停止を命じたりした段階ではない。
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