— Company · 企業
連邦通信委員会 Federal Communications Commission
米国の放送・通信を所管する独立規制機関。テレビ・ラジオ局の放送免許を交付し、その譲渡・支配権移転を審査する。通信法第 310 条 (b) 項により、放送免許を持つ米企業の外国出資を原則 25% までに制限し、超過には FCC の事前承認が要る。メディア M&A では、反トラスト審査とは別系統で「誰が報道機関の資本を握るか」を問う関門となる。
別称: FCC · Federal Communications Commission · 連邦通信委員会
役割
1934 年通信法に基づき設立された独立規制機関。電波・放送・有線通信・衛星を所管し、放送免許の交付と更新、局の売買に伴う支配権移転の審査を行う。委員は大統領が指名し上院が承認、委員長 (Chairman) が運営を統括する。
外資規制 (第 310 条 (b) 項)
通信法第 310 条 (b) 項は、放送免許を保有する米企業について、外国の個人・法人・政府による出資を原則 25% までに制限する。これを超える外国出資には FCC の事前承認 (宣言的裁定) が必要で、安全保障・公益の観点から個別審査される。メディア統合では、市場集中を測る反トラスト審査とは独立に、この外資上限が承認後のクロージングの可否と時間軸を左右しうる。