経営・戦略 · Strategy & Corporate

米メディア大手WBD、配信は増収増益でもスタジオ事業は減収

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの第2四半期は、ストリーミング部門が増収増益となる一方、スタジオ部門の売上高が大きく減った。部門差と決算後の市場反応を整理する。

米メディア大手ワーナー・ブラザース・ディスカバリーの四半期決算は、伸びた配信事業と落ち込んだスタジオ事業が並ぶ内容となった。全社は減収だったが、部門ごとの動きには大きな開きがある。

  • 全社売上高は、前年同期比11%減の87億1,700万ドルだった
  • ストリーミング部門の売上高は、前年同期比10%増の30億7,900万ドルとなった
  • 同部門の調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は、75%増の5億1,200万ドルだった
  • スタジオ部門の売上高は、前年同期比39%減の23億2,800万ドルに縮小した
  • ハリウッド・リポーターは、スタジオ部門の劇場向け売上高が46%減ったと報じた

事業上のポイント

部門ごとの差とは別に、株式市場は決算全体に反応した。AP通信は、主要株価指数が下落するなか、同社株が市場予想を上回る利益の発表後に上昇したと報じている。この値動きをストリーミングだけの成果とは結び付けられない。一方、スペイン経済紙シンコ・ディアス(Cinco Días)は、配信部門の増収増益をスタジオ部門の不振と対照的な材料として伝えた。

— 読後の印象を教えてください — Tell the desk

記事に登場するエンティティ
関連記事