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共同創作「SCP財団」の映画化、Wiki運営側が利用条件の協議を求める

スタッフと著者らが制作・配給各社との協議を希望。商用利用を認めるライセンスでも、翻案した作品には同じ条件の継承を求めている。

共同創作サイトSCP Wiki(エスシーピー・ウィキ)のスタッフと著者らが、映画『V/H/S: SCP』の制作・配給について声明を出した。作品の利用条件を守るため、関係各社との協議を求めている。

  • 声明によると、映画の製作者・配給者から相談や連絡はなかった。Wiki側から接触を試みたものの、成功していないという。
  • SCP作品には、一定の条件で他者の利用を認める「CC BY-SA 3.0」が適用される。商用を含む複製・再配布や翻案(原作をもとに別の作品を作ること)が認められている。
  • 同ライセンスは、著作者の適切な表示やライセンスへのリンクなどを求める。翻案物の配布には、同じ条件を継承するライセンスが必要となる。
  • Wiki側は、第三者の再配布を妨げる技術的な制限も認められないと主張する。映画会社A24(エートゥエンティーフォー)などに、条件に沿った制作・配給の協議を呼びかけた。

事業上のポイント

A24はKotaku(コタク)に、映画の権利取得はSCPの世界観の独占や他者の創作を妨げるものではないと説明した。

CC BY-SA 3.0の条文は映画化を翻案に含め、翻案物の配布には同じ条件の継承を求める。一方、独立した作品を集めた集合物に翻案物を収録しても、その集合物全体にまで同じ条件を課すとはしていない。

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