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Netflix「The Netflix Effect」報告書 — 10 年で 2.4 倍を謳う経済効果と、韓国ドラマ 1 作 900 億ウォンの政治的読み

Netflix が 10 年で 1,350 億ドルを投じ 3,250 億ドルの経済価値を生んだとする報告書を公開した。韓国では 1 作の話題作が経済に 900 億ウォン貢献し視聴者の 72% が訪韓意向を示したと謳う。数値の出所は同社自身で第三者検証はない。規制と世論に向けた正当化文書として読む。

Netflix が報告書「The Netflix Effect」を公開した。過去10年で映像制作に1,350億ドル超を投じ、世界経済に3,250億ドル超(投資額の約2.4倍)の価値を生んだと主張する。

  • 10年間で映像制作に1,350億ドル超を投資し、42.5万人超を直接雇用したほか、エキストラ等70万人超を別途雇用したと主張
  • 韓国では『ポクサク・ソガッスダ』1作が経済に900億ウォン(約6,000万ドル)貢献し、NetflixでKコンテンツを観た視聴者の72%が訪韓に関心を示したとする調査結果を提示
  • 米国では『ストレンジャー・シングス』が5シーズンで8,000超の雇用を支え、米経済に14億ドル貢献したと主張
  • 数値はすべてNetflix自身の算出で、米誌バラエティ(Variety)も第三者検証を受けていないと明記

編集部の視点

Netflixは制作費 1,350 億ドル超を、雇用や観光を含む 3,250 億ドル超の経済価値として示した。これは作品投資を会員獲得費ではなく、各国へ利益を返す経済政策上の資本として説明する材料になる。現地制作への負担を求める政策議論でも、投資継続の交渉力を持ちやすい。ただし算出は自社によるもので第三者検証がないため、数字の大きさより、政策当局が比較可能な根拠として受け入れるかが実際の価値を決める。

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