コンテンツ投資 · Content Investment

ハリウッドの俳優・制作者、縦型ショートドラマへ 出演から配信基盤、出資まで

ジェームズ・フランコの出演、イッサ・レイのTikTok提携、テイ・ディグスの配信基盤、キム・カーダシアンの出資。労働協約と制作資金から参入条件を確認する。

ハリウッドの俳優・制作者が縦型ショートドラマに、出演だけでなく配信基盤の立ち上げや出資でも関わり始めた。TechCrunchが8月29日、複数の参入例を報じた。

  • ジェームズ・フランコはShorticalの『Love, Lies & Frank』に出演する。SAG-AFTRA(米俳優組合)の縦型作品向け協約を使う初期案件の一つだ
  • イッサ・レイの制作会社HooraeはTikTokのPineDramaと提携した。テイ・ディグスはMicrohouse Filmsを立ち上げ、キム・カーダシアンはGammaTimeへ出資した
  • 調査会社Omdiaは、米国の2026年売上高を15億ドルと予測する。中国以外の世界売上高30億ドルの半分に当たる

事業上のポイント

レイが制作した『Screen Time』は全57話で、各話は1分。ロサンゼルス・タイムズによると、再生数は1億5,000万回を超え、TikTokも資金を拠出した。両社が予定する4シリーズの第1弾で、レイによると6桁ドル規模の資金が投じられたが、正確な制作費は非公表だ。組合契約による制作で、レイは低コストで試せることに加え、視聴者を獲得し、知的財産を保有できる点を利点に挙げた。

SAG-AFTRAの独立制作者向け協約は、制作費30万ドル以下の米国内作品が対象だ。主演の日額は8時間250ドル、12時間468.75ドルで、年金・医療への拠出率は2026年7月1日から21.5%。報酬は話数ではなく就業日単位とされ、縦型作品でも組合制作の適用条件と人件費の基準が明示されている。

— 読後の印象を教えてください — Tell the desk

記事に登場するエンティティ
関連記事