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HBO Max、NZ・ベトナム投入でアジア太平洋35市場超に — 番組卸から自社直販への転換が鮮明

ワーナーの配信 HBO Max が、ニュージーランドとベトナムで直販を開始し、アジア太平洋35市場超に到達した。東南アジア・ANZ の主要展開を完了する節目だ。ベトナムでは旧 HBO GO を畳んで自社直販へ移行する。番組を卸す立場から会員を直接抱える立場へ、CJ ENM の K コンテンツをてこに軸足を移す。

HBO Max が新たに2市場で直販を始め、アジア太平洋の展開規模が35市場超に達した。ニュージーランドとベトナムでの立ち上げにより、東南アジアとオーストラリア・ニュージーランド(ANZ)の主要な展開が完了した。

  • ベトナムでは旧アプリ「HBO GO」が6月15日に配信を停止し、翌16日から利用者は hbomax.com 上で直接契約する自社直販(DTC=仲介を挟まず消費者へ直接売る形態)へ完全移行した
  • CJ ENM と2025年10月に結んだ複数年提携により、傘下の配信 TVING のブランド枠を HBO Max 内に設置。2026年1月にアジア太平洋17市場で K ドラマ独占配信のハブとして立ち上がった
  • ニュージーランドの標準プランは最初の6カ月が月10.99ニュージーランドドル、その後は月15.99ドルへ改定。Netflix(月17.99〜33.99ドル)を下回り、広告付き月9.99ドルからの Disney+ との間に位置する価格帯
  • 地域では『The Last of Us』『ゲーム・オブ・スローンズ』などの自社オリジナルに加え、『フレンズ』やハリー・ポッター作品群も配信

編集部の視点

35 市場超で直販すれば、WBD は料金や顧客情報、解約対策を自社で管理できる。その代わり、各市場の販促と会員維持の費用も負う。ニュージーランドの 6 カ月割引と CJ ENM の K ドラマは、契約の獲得や継続を支え得る材料だ。ただし、その効果や直販化による 1 人あたり収入の差は、今回の発表からは分からない。

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