広告・収益化 · Advertising & Monetization
クリエイター起用料、45%が「自社は誤設定」 共通相場の不在を調査
米英1,000人調査では45%が自社の料金設定を誤ったと回答した。比較ツールは増えたが、変数が多く交渉の代替にはならない。
クリエイターを広告に起用する際、共通の価格基準がない。インフルエンサーマーケティング会社Billion Dollar Boy(BDB)が、米英のマーケティングと調達の責任者1,000人を調べた結果を、業界メディアのDigidayなどが報じた。
- 回答者の45%が、自社は起用料を誤って設定したと答えた。英国では58%に上り、誤設定した回答者の40%は支払いが高すぎたと答えた
- 49%が部門や市場をまたぐ予算管理を課題に挙げ、73%は表計算ソフトやメールで管理していた
- 81%が交渉を社内で担う一方、公平な相場で交渉できると「非常に自信がある」と答えたのは40%だった
- BDB系列の分析基盤は、18万件超の見積もり・成約・取引データを使う。対象は総額1億7300万ドル、50以上の地域に及ぶ
事業上のポイント
Digidayの独立取材では、過去の取引データが非公開のため、似た反応率と同じ納品条件でも提示額が異なる事例が示された。Fohr(フォア)やBDBの価格比較ツールは手掛かりになる一方、季節性や一時的な話題性など変数が多く、適用範囲は限られるとの指摘もある。価格ツールは交渉材料にはなるが、交渉そのものを代替しない。
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