広告・収益化 · Advertising & Monetization
自動アクセスが広告対象に混入、通販企業が配信条件を見直し
サイト訪問者に再び広告を出す運用に、ボット(自動プログラム)のアクセスが混入している。広告代理店の顧客では、配信対象の絞り込みや他の広告媒体への予算移管が報告された。
サイト訪問者などに再び広告を出す「再ターゲティング」で、ボットが対象に入り、顧客獲得費用が一時上昇した通販企業がある。業界メディアのディジデイ(Digiday)が9月8日、広告代理店への取材で報じた。
- 広告代理店ゴーフィッシュ(GoFish)のデビッド・ドウェック社長によると、同社の通販顧客ではボットによるアクセスが平均で前年比80%増えた。
- 同氏は、作業を代行するAIエージェントがカートへの商品追加やニュースレター登録まで行うと説明した。単にページを訪れるボット向けの除外処理をすり抜けるという。
- クラウドフレア(Cloudflare)は7月1日、自動エージェントとボットがウェブへのリクエストの半数超を占めると説明した。利用者数や不正アクセスの割合を示す数値ではない。
事業上のポイント
ゴーフィッシュの顧客は広告の対象条件を絞り込み、広告1,000回表示当たりの費用(CPM)が平均20%上昇した。顧客名や具体的な金額は明かされていない。
広告代理店コレクティブ・メジャーズ(Collective Measures)のノラ・ラッド氏も、影響を受けた顧客3社のうち1社が再ターゲティングをやめたと説明した。その顧客は、小売事業者の広告媒体とソーシャルプラットフォームへ広告費を移した。
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