規制・法務 · Regulation & Compliance

海賊版配信の運営者特定へ 米映画協会、CloudflareとDiscordへの召喚状を申請

米映画協会が、海賊版配信の運営者情報を得るため、CloudflareとDiscordへの召喚状を申請した。49ドメインと2サーバー・2アカウントが対象だが、報道時点では未発行だった。

米映画協会(MPA)は、反海賊版連合ACEを代表し、海賊版配信の運営者情報を求める召喚状の発行を申請した。申請はCloudflare向けとDiscord向けの2件で、報道時点ではいずれも裁判所書記官の署名前で未発行だった。

  • 2件は8月26日、カリフォルニア州の連邦裁判所に提出された
  • 米デジタルミレニアム著作権法(DMCA)512条(h)に基づき、著作権侵害者とされる者の身元を得るための申請だ
  • Cloudflare向けは49ドメインが対象で、氏名、住所、IPアドレス、電話番号、メールアドレス、支払情報、アカウント履歴を求めている
  • Discord向けは2サーバーと2アカウントが対象。2サーバーは報道時点で削除済みだが、削除した主体は確認できていない

事業上のポイント

手続きは情報開示の実施ではなく、書記官への申請段階にある。報道時点では、CloudflareやDiscordの開示義務が確定したとはいえない。

対象範囲にも差がある。Cloudflare側は49ドメインに関する複数種の運営者情報を求める一方、Discord側は2サーバーと2アカウントの運営者特定を狙う。同じ条文に基づく申請でも、サービスごとに照会対象の単位が異なる。

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