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英国音楽ツアーのEU公演数、2019年比21%減 政府委託調査
2024年の公演数は2019年比21%減。別の反実仮想モデルは、2022〜24年の英国ライブ音楽で、生産活動が生む価値の直接損失を8160万ポンドと推計した。
英国政府の委託調査は、英国発の音楽公演について、EU域内での2024年の公演数が2019年を21%下回ったと報告した。これはPRS for Musicの公演データによる単純比較である。以下の損失額は、EU離脱がなかった場合との反実仮想モデルによる推計で、因果関係を直接実証したものではない。
- 2022〜24年の英国ライブ音楽ツアーは、直接分で8160万ポンドの粗付加価値(生産活動が生む価値)と、フルタイム換算690人分を失ったとの推計
- 間接効果と消費波及を含めると、損失は1億8020万ポンド、フルタイム換算2050人分
- 音楽、オーケストラ、演劇、ダンス、視覚芸術の合計は2億800万ポンド、2490人分
- EUの開催国側では、英国の音楽家によるツアーの減少で10億4000万ポンドの粗付加価値が失われたとの推計
- Complete Music Updateは、就労許可の国別差、通関やカルネ、運送、税務の複雑さを挙げ、小・中規模のアーティストへの重さを伝えた
事業上のポイント
政府委託調査が示すのは、影響が一様ではなく、小規模なツアー活動ほど大きかったという規模差である。調査全体は13件の詳細インタビューと33資料の迅速レビューを含む。音楽分野の金額推計にはPRSなどの収益・経済データを使い、EUの公演動向を米国の推移と比べた。米国固有のコロナ後の成長が影響額を大きく見せた可能性も報告書自身が認めるため、金額は因果を確定した実測値ではなく、損失規模のモデル推計として読む必要がある。
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