コンテンツ投資 · Content Investment
英国の公共放送がオリジナル番組時間の85%を委託 制作投資は26.1億ポンド
Everyone TVの委託調査は、英国の公共放送(PSB)がオリジナル番組の大半を委託し、制作資金では第三者負担の比率が上がったと報告した。
英国の公共放送(PSB)が、国内制作の大半を委託している。Everyone TVがOliver & Ohlbaumに委託した調査は、ニュースとスポーツを除く英国オリジナル番組時間の85%をPSB系の委託とした。一部の集計には2024年データを使う。PSBの2025年の投資額は26.1億ポンドだった。
- 2024年の英国オリジナル制作投資では、PSBが71%に当たる27.8億ポンドを拠出した
- 2025年の制作会社のテレビ収入では、約40%をPSBからの番組委託料が占めた
- 2016〜2025年に設立され、早期にPSBの委託を得た会社は、2021〜2025年に市場全体で推計31億ポンドを売り上げた
- 2025年、主要5チャンネルから委託された外部独立制作グループ235社の76%が小規模だった。小規模・零細会社への投資は約3.65億ポンドだった
- 2025年、主要5チャンネルの外部制作ドラマ委託の63%が新規の知的財産(IP)だった。ニュース、時事、スポーツを除く外部制作の新規IPは1,100時間超、投資額は3.5億ポンドだった
事業上のポイント
委託調査では、PSBネットワーク局が直接負担する制作資金の比率は2025年に74%となり、4年前の83%から低下した。
第三者負担は同じ期間に17%から26%へ上がった。
英国政府の2026年グリーンペーパーは、映像関連企業の74%が外部金融を利用していると記す。83%には未充足の資金需要があり、77%が資金不足を感じているという。政府は、国内制作会社が不安定な市場で制作資金の調達とIP保有を両立する必要があるとして、独立制作者がIPを保有する取引条件の重要性を挙げた。
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