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北米映画興収、2026年累計70億ドル突破 8月の78%が上位2作に集中
2026年の北米映画興収は前年同期を20.4%上回った。一方、8月興収の78%を上位2作が占めた。
米国・カナダの2026年の映画興行収入が、累計70億ドルを超えた。AP通信によると、ソニー配給の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は公開4週目も首位を保った。
- 2026年累計は前年同期を約20.4%上回る一方、2019年同期を約7.1%下回る
- 同作の8月21〜23日の興収は推計3,900万ドルで、北米累計は8億5,490万ドル超となった
- 米娯楽業界誌ザ・ラップは、同作の世界累計を22億2,000万ドルと報じた
- 8月の北米興収は23日までに過去最高の11億ドルへ達し、同作が約62%を占めた
事業上のポイント
記録更新は、市場全体へ売上が均等に広がったことを意味しない。ザ・ラップの集計では、8月興収の78%を『スパイダーマン』と『The Odyssey』の2作が占める。興収が10億ドルを超えた2014年8月の上位2作は43%、2016年8月は37%だった。同誌は、スタジオの公開戦略と観客行動が変わり、中規模作品が減る一方、公開されても話題作との競争が難しくなっていると指摘する。映画スタジオの配給・公開編成責任者は、月間総興収の記録だけで市場を判断せず、作品集中度を見て、中規模作品の公開時期と配給規模を大型話題作と競合させるかを決める必要がある。
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