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Netflix、ライブチャンネルと他社サービス販売を検討と報道 ― 視聴の伸び悩みに「テレビ化」で対抗

Netflixがジャンル別のライブチャンネル導入と、Peacockなど他社配信サービスの自社アプリ内販売を検討していると米WSJが報じた。米国での視聴シェア低下を受けた戦略の見直しになる。

Netflixが、ジャンル別に流し続けるライブチャンネルの導入と、Peacockなど他社配信サービスの自社アプリ内販売を検討している。米紙Wall Street Journalが7月10日に報じた。

  • 検討中とされるのは、映画・番組をジャンル別に連続配信するライブチャンネルと、NBCUniversalのPeacockのような他社アプリのバンドル販売。AmazonやAppleが先行する「自社アプリで他社サービスを売る」モデルに近い
  • 背景は視聴の伸び悩み。WSJが引くNielsenのデータでは、Netflixの米テレビ視聴シェアは4月に7.8%と数年ぶりの低水準に落ちた
  • 株価は成長鈍化やWBDスタジオ買収の失敗もあって過去1年で4割超下落しており、この報道を受けた時間外取引でも約2%下げた
  • ライブ拡大の布石は既にある。WWEやNFLの配信に加え、仏TF1との提携ではニュースを含むライブ番組を自社アプリに載せた

編集部の視点

オンデマンド専業という創業以来の原則を崩してでも、「開いたら何かやっている」テレビ的な体験に寄せる検討だ。競争の主戦場が加入者の獲得から視聴時間の維持、つまり広告在庫の確保へ移ったことを示している。他社サービスの販売が実現すれば、Netflixは配信の競合であると同時に流通の窓口にもなり、業界内での立ち位置そのものが変わる。観測点は、直近の決算で経営陣がライブ戦略に触れるかと、最初のバンドル相手がどこになるかだ。

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