コンテンツ投資 · Content Investment
Mango TV、俳優なしのAI長編ドラマを放送 制作費は同規模実写の数分の1と説明
全30話の『後西遊記第一季』を湖南衛視とMango TVで展開。会社は制作期間を従来の3Dアニメより70%短縮したと説明し、独立取材は計算資源や分配型契約が採算を左右すると伝える。
真人俳優を使わないAI長編ドラマ『後西遊記第一季』が、Mango TVで配信され、湖南衛視でも放送された。親会社芒果超媒の蔡懐軍董事長はNBDの独自取材に、総制作費を同規模の大型実写ドラマの数分の1に抑えたと説明した。
- 全30話、各40分を連続生成する。8月31日に初回5話を出し、残る25話は制作、審査、放送を並行する
- 企画から公開までの期間は、従来の3Dアニメより70%短縮したと会社は説明した
- 初回5話の配信後、男性会員の新規獲得率は会社予想を上回った。絶対数は示されていない
- 芒果超媒の2026年上期は売上が前年同期比3.86%増の61.94億元、親会社株主に帰属する純利益は73.58%減の2.02億元だった
事業上のポイント
NBDが複数の制作関係者を取材した別記事では、一部のAI長編は同規模の実写より制作費が半分以下となり、20人未満でも制作できる。一方、一部案件では計算資源とトークン(AI処理量の単位)の消費が総投資の7割超を占める。プラットフォームは再生実績に応じて収入が決まる分配型契約を好み、収益源は広告と会員料が中心だという。
半期報告で芒果超媒は、会員収入の減少、固定的なコンテンツ費、コア事業の粗利率低下などを利益圧迫要因に挙げた。新作で確認できるのは会社説明による制作費の低下と、男性会員の新規獲得率が予想を上回ったことまでで、作品単体の収入は示されていない。
— Sources / 情報源
— 読後の印象を教えてください — Tell the desk
記事に登場するエンティティ
関連記事