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音楽配信Deezer、上期売上は横ばいでも黒字化 — 直販成長と販促費削減

Deezerの2026年上期売上は2億6,820万ユーロとほぼ横ばいだったが、調整後EBITDAは850万ユーロへ拡大し、純損益も黒字へ転じた。提携経由の減収を直販の成長と販促費削減で補った。

Deezerの2026年上期は、売上がほぼ横ばいでも利益と現金を積み上げた。提携経由の縮小を自社で獲得する契約の成長で補い、通期の黒字目標を据え置いた。

  • 売上高は2億6,820万ユーロで前年同期比0.4%増だった
  • 直販は6.7%増えた一方、パートナーシップ経由は7.6%減った
  • 調整後EBITDA(本業の収益力を見る利益指標)は前年同期の210万ユーロから850万ユーロへ拡大。販管・マーケティング費用を610万ユーロ減らしたことが寄与した
  • 純損益は前年同期の760万ユーロ赤字から670万ユーロ黒字へ転換。事業活動から投資支出を引いたフリーキャッシュフローは3,740万ユーロだが、重要な一時的前受金を含む
  • 直販の契約者数はフランスで390万人と8.4%増え、フランス以外でも9.2%増えた

編集部の視点

売上全体の0.4%増だけを見ると停滞に映るが、直販の増収と支出削減によって利益は改善した。もっとも、キャッシュ創出には一時要因が含まれ、提携経由の減収も続く。今回の黒字化が持続的かは、下期に前受金を除いた現金創出と直販成長を同時に保てるかで判断する必要がある。

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