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AI生成曲を誰がどう判定するか 公開指摘とSpotifyのラベル制度の違い
音楽家による公開指摘には誤認の余地がある。Spotifyは審査と異議申立てを備えるが、人格表示と制作方法は分けて扱う。
AI生成が疑われる曲をめぐり、判定を個人の公開指摘に委ねる危うさと、プラットフォームが制度として扱う難しさが同時に表面化した。The Vergeは、音楽家2人による公開指摘の活動を取材し、一部の疑惑には決定的な証拠がなく、指摘した側が誤っている可能性もあると明記した。
- Spotifyは9月中旬から、公開上の人格がAI生成の可能性があり、実在人物を表さないことを示す「AI Persona」バッジを始める
- 審査と異議申立てを設け、将来は利用者からの通報も受け付ける方針だ
- バッジの付いた人格は推薦から初期設定で除外される。ただし、楽曲の制作方法は別の「AI Credits」で表示する
事業上のポイント
個人による公開指摘には、Spotifyの制度にある審査や異議申立てに相当する手続きがない。Spotifyは4月に、人が審査する認証バッジからAI Personaを開始時点で除外し、継続審査すると説明していた。今回のAI Personaも、公開上の人格と制作方法を分けて扱うため、バッジだけでは楽曲がどう作られたかを示さない。
Spotify上のAI音楽を分析した研究では、分析対象のAI楽曲の93%がほとんど、または全く再生されず、推薦もまれだった。一方、流通事業者のAI方針は一貫せず、適用も弱かったという。現行の検出手法は精度と頑健性に欠けるとの結果もあり、手続きを整えても判定の不確実性そのものは残る。
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