経営・戦略 · Strategy & Corporate

音楽配信SoundCloud、独立系プラットフォームNina Protocolを買収

音楽配信サービスSoundCloud(サウンドクラウド)が、事業終了を予定していた独立系音楽プラットフォームNina Protocol(ニナ・プロトコル)を買収した。取得する過去の編集記事と音楽ジャンルの関係図を、音楽発見の機能へどう組み込むかが次の焦点となる。

SoundCloudが、独立系音楽プラットフォームNina Protocolを買収した。取引額は公表していない。利用アーティストの移行先となり、編集記事やジャンル間のつながり、利用者コミュニティも引き継ぐ。

  • SoundCloudはNinaの編集アーカイブと、ジャンル間の関係を示す「ジャンルマップ」を取得する。作品を見つけるための編集情報も買収対象に含めた
  • 移行の仕組みでは、Ninaのアーティストが音楽、コンテンツ、フォロワーをSoundCloudへ移せる。SoundCloudはアーティスト向け有料プラン「Artist Pro」(アーティスト・プロ)の5カ月トライアルも用意した
  • Ninaは2021年にニューヨークで設立された、ブロックチェーン(取引記録を分散管理する技術)を使う販売・配信・編集のプラットフォームだった。アーティストは作品の所有権を保ち、売上の100%を受け取る設計だった
  • Ninaは規模に見合う持続可能な収益モデルを見いだせず、5月に事業終了を発表した。サイトは7月22日にオフラインになる予定だった

事業上のポイント

SoundCloudはNinaの音源移行だけでなく編集アーカイブとジャンルマップを取得し、移行するアーティストへArtist Proの5カ月試用を用意した。買収額は非公表で、確認できる収益導線はNina利用者を有料アーティストプランへ移す仕組みである。

— 読後の印象を教えてください — Tell the desk

記事に登場するエンティティ
関連記事