# Streaming Business Review > OTT・動画配信ビジネス専門の独立系ニュースメディア。Streaming, decoded. / 業界の動きを、構造で理解する。 一次情報と二次報道を横断するメタアナリシス的アプローチで、OTT・動画配信ビジネスの構造を読み解く週次メディアです。記事は CC BY-NC 4.0 ライセンスで公開されており、AI クローラー・LLM による参照を歓迎します。 ## Articles - [Canal+、DStv Stream をアフリカ18カ国の Samsung テレビにプリインストール — 衛星の箱から「テレビの一等地」へ流通を移す](https://streamingbusinessreview.com/articles/canal-multichoice-samsung-africa-ctv/): 有料 TV の巨人が、視聴の入口をテレビのホーム画面へ移す。Canal+ は傘下 MultiChoice の配信アプリ DStv Stream を、6 月から サムスン のスマートテレビへ出荷時に組み込み、アフリカ 18 か国に広げる。衛星のデコーダーで築いた流通の堀を、世界最大のテレビメーカーが握る一等地へ預け替える動きだ。 - [Channel 4、VOD 広告枠を Amazon DSP など5社へ同時開放 — 自社販売の『壁』を開け、買い手の道具に相乗りする](https://streamingbusinessreview.com/articles/channel4-programmatic-amazon-dsp-multihoming/): 英公共放送が、配信広告枠を一気に外部の買い付けツールへ載せる。Channel 4 は VOD(オンデマンド配信)の広告在庫を Amazon Ads など5つのプラットフォームに同時開放した。Amazon DSP では Prime Video・Netflix・Disney+ と同じ棚に並ぶ。自社の販売所で囲い込む流儀から、買い手のいる場所へ在庫を差し出す流儀への転換だ。 - [重い放映権を一社で — JTBC 法定管理が問う、プレミアムスポーツ権の支え方](https://streamingbusinessreview.com/articles/sports-rights-winners-curse-broadcaster-collapse/): プレミアムなスポーツ放映権の調達コストは、一社で抱えるには重くなっている。韓国の JTBC は五輪と W杯の独占権に約 7,000 億ウォン(約 5 億ドル)を投じたが、再販と広告収入が伸びず、206 億ウォン(約 1,400 万ドル)の借入を返せずに法定管理を申請した。共同調達で支える地上波、配信権で伸びる CHZZK、無料を貫く KBS——同じ W杯への各社の対応は、重い権利をどう支えるかという一点に行き着く。 - [カナダ音楽業界、初のサイトブロック命令を獲得 — 配信時代の海賊版対策がISP遮断へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/canada-music-site-blocking-stream-ripping/): カナダ連邦裁が、音楽業界として国内初のサイトブロック命令を出した。大手レーベルの団体が、音源を抜き出すリッピング業者の遮断を9社のISPに2年間義務づける。ストリーミングが収益の大半を占める時代に、海賊版対策が個別訴訟から接続インフラの遮断へと移る。 - [JioHotstar、「観ながら買う」コマース市場を開設 — 配信のリテールメディア化が本格化](https://streamingbusinessreview.com/articles/jiostar-content-commerce-shoppable-marketplace/): インド最大の配信が視聴画面を売り場に変える。AI が画面内の商品を即時に識別し、番組を離れずに買える。広告とサブスクに次ぐ第三の収益柱として、4.51 億の規模を購買トラフィックへ変換しにいく。 - [ZEE5、W杯配信で加入者反発 — ハイライトまで別課金、AI編集はゴール欠落](https://streamingbusinessreview.com/articles/zee5-world-cup-paywall-avod-backlash/): インドの FIFA ワールドカップ配信で、ZEE5 が加入者の反発を浴びている。ハイライトまで別パック課金、長い広告、AI 自動編集がゴールを落とす。スポーツ権利を集客の起爆剤にする一方で、過剰な課金設計が体験を削る構図が露わになった。 - [AI ディープフェイク規制「NO FAKES 法案」、上院司法委を全会一致で通過 — プラットフォームに1件75万ドルの責任](https://streamingbusinessreview.com/articles/no-fakes-act-senate-judiciary-passage/): 音楽業界が訴訟と並行で求めてきた立法が動いた。声と容姿の無断 AI 複製を禁じる NO FAKES 法案 が上院司法委を全会一致で通過。UMG から Google・OpenAI まで権利者と AI 企業が同床で支持し、プラットフォームには1件最大75万ドルの賠償責任が科される。 - [上院議員3名、FCC に Paramount-WBD 統合の差し止めを要請 — 外資49.5%と安保審査の完了まで](https://streamingbusinessreview.com/articles/paramount-wbd-senators-fcc-foreign-ownership-halt/): 放送免許の外資上限が、ハリウッド最大の再編の最後の関門になりつつある。民主党の上院議員3名は FCC に対し、Paramount Skydance による WBD 買収を安保審査の完了まで成立させるなと要請した。外資比率は法定上限25%の倍に迫る49.5%に達する。 - [BMG と Concord の統合、米独で承認 — ベルテルスマンが過半を握る「第4極」音楽会社が誕生へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/bmg-concord-merger-cleared-worlds-4th-label/): 独連邦カルテル庁が6月12日、米当局が6月17日に統合を承認した。ベルテルスマンが約67%を握り、評価額は報道で約150億ドル。メジャー3社に次ぐ規模の音楽会社が、配信時代のカタログ交渉力を束ね直す。 - [HBO Max が AI 文脈広告「Moments」を欧州・中南米へ — 場面に合わせて広告を差す](https://streamingbusinessreview.com/articles/hbomax-moments-ai-contextual-ads-intl/): HBO Max が、映像の場面を AI で解析して広告を差し込む「Moments」を年内に欧州・中南米へ広げる。料理や美容など作品内の文脈に合わせて出稿でき、米国の試験では関与が 19% 伸びたという。30 秒枠の量から、場面の質へ。CTV 広告の単価論理が動く。 - [Netflix がフランスで TF1 を自社アプリに取り込む — リニアチャンネルを抱える初の提携](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-tf1-france-broadcaster-carriage/): Netflix がフランスで TF1 の無料地上波 5 チャンネルと配信サービス TF1+ を自社アプリに取り込んだ。放送局のリニアチャンネルを抱える初の事例で、かつて放送を出し抜いた配信が、今度は番組を束ねる側へ回る。追加料金なしの代わりに広告と権利は TF1 が握る。 - [Spotify がアーティストの動画直接アップを開放 — YouTube への攻めと、レーベル外しの綱渡り](https://streamingbusinessreview.com/articles/spotify-direct-video-uploads-youtube/): Spotify がライブ・スタジオ・カバー・公式 MV をアーティストが直接アップできるベータを始めた。ロイヤリティ対象でチャート算入もあり得る。YouTube の音楽動画支配への攻めであると同時に、レーベルを介さない収益関係を慎重に試す一手でもある。 - [4 大ストリーマー、アジア IP を「世界商品」に格上げ — APOS 2026 が映す現地戦略の転換](https://streamingbusinessreview.com/articles/apos-2026-asian-ip-global-asset/): Netflix・Prime Video・Disney・WBD の APAC 幹部が、アジア作品を地域向けでなくグローバル展開の資産と位置づけた。背景には、世界最大の視聴規模を持ちながら 1 人あたり収益が米国の 20 分の 1 という「収益化の谷」がある。 - [音楽配信、世界サブスク 9.2 億で 10 億目前 — 成長は「グローバル・サウス」頼み、YouTube Music が地殻変動](https://streamingbusinessreview.com/articles/music-subscribers-near-1bn-geographic-shift/): 2025 年末の世界の有料音楽サブスクは 9.2 億。成長は減速したが、純増の 7 割超を新興国が支える。首位は Spotify で揺るがない一方、YouTube Music が最速で伸び、上位の序列が崩れ始めた。 - [Viu と iQIYI、東南アジアで配信バンドルを共同ローンチ — 競合だった地域勢が「規模」を守る防衛連合](https://streamingbusinessreview.com/articles/viu-iqiyi-sea-bundle/): 韓ドラの Viu と中ドラの iQIYI 国際版が、東南アジア 4 カ国で一つの定額に束なる。グローバル勢に押される地域ストリーマーが、競合を組んで価格敏感な市場の「規模」を共同で守りに行く。 - [アジア太平洋の映像経済、2031年に2,000億ドルへ — APOS 2026 が示した「インプレッションからトランザクションへ」の収益転換](https://streamingbusinessreview.com/articles/apos-2026-apac-retail-media-shift/): アジア太平洋の映像市場は、規模の拡大より「稼ぎ方」が問われる段階に入った。調査会社 MPA は APOS 2026 で、市場が2031年に2,000億ドルへ伸びる一方、収益の重心が定額制から、購買に直結するリテールメディアとコマースへ移ると説いた。1人あたりの稼ぐ力で米国に大きく見劣りする差こそ、最大の伸びしろだという。 - [HBO Max、NZ・ベトナム投入でアジア太平洋35市場超に — 番組卸から自社直販への転換が鮮明](https://streamingbusinessreview.com/articles/hbo-max-apac-rollout-complete-35-markets/): ワーナーの配信 HBO Max が、ニュージーランドとベトナムで直販を開始し、アジア太平洋35市場超に到達した。東南アジア・ANZ の主要展開を完了する節目だ。ベトナムでは旧 HBO GO を畳んで自社直販へ移行する。番組を卸す立場から会員を直接抱える立場へ、CJ ENM の K コンテンツをてこに軸足を移す。 - [Prime Video、アジア太平洋を「エンタメハブ」に賭ける — 単独アプリ競争から束ねる戦略へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/prime-video-apac-entertainment-hub/): アマゾンの配信は、アジアで「もう一つの配信を足す」より「束ねる」方に賭ける。Prime Video は APOS 2026 で、成長軸を単一アプリ・単一課金の「エンタメハブ」に置くと表明した。自社作品に他社チャンネル・レンタル・追加サブスクを集約し、単独アプリで競う Netflix 型とは異なる解き方で、アジアの薄い収益を厚くしようとする。 - [FOX が Roku を 220 億ドルで買収 — 作り手が配信の「入口」を兼ねる垂直統合に、市場は懐疑で応えた](https://streamingbusinessreview.com/articles/fox-roku-22bn-ctv-acquisition/): 売却協議が報じられた数日後、買い手は フォックス だと確定した。ニュースとスポーツ、無料配信の Tubi を持つメディア企業が、全アプリを等価に並べてきた Roku の「入口」を手にする。作り手が配信の入口を兼ねる垂直統合に、市場は株安で応えた。 - [AI 音楽、訴訟から『配管』の奪い合いへ — 権利者の勝ち筋は賠償でなく計測器の所有だ](https://streamingbusinessreview.com/articles/ai-music-litigation-to-licensing-pivot/): 生成 AI に楽曲を学習された音楽業界は、この一週間で『訴えるか組むか』の段階を越えた。WMG は利用を計測する企業を買い、音楽出版社は学習対価で原盤と並び、Google は規約を一括ライセンスと読み替えた。争点は『学習は合法か』から『計測と課金の配管を誰が握るか』へ移っている。 - [伊財務警察、2,769人規模の IPTV 海賊版網を摘発 — W杯前に続く取締りが映す「断片化の代償」](https://streamingbusinessreview.com/articles/italy-iptv-piracy-bust-sports-rights-economics/): イタリアでの違法配信摘発が止まらない。財務警察は加入 2,769 人の IPTV 海賊版網を摘発し、直前には €3 億規模の別事件も挙がった。高速遮断制度 Piracy Shield が取締りを支える一方、巻き添え遮断や DAZN ら権利者の負担という代償も浮かぶ。 - [Roku が身売りを協議 — 米メディア企業との統合報道で株価20%高、配信の「入口」が再編の標的に](https://streamingbusinessreview.com/articles/roku-sale-talks-streaming-aggregator-endgame/): ストリーミングの「入口」を握る独立系が、初めて身売りの俎上に乗った。CTV 最大手の Roku は 1 億世帯の視聴データと広告基盤を持つが、メディア企業の傘下入りは全アプリを等価に並べる中立性と相反する。コンテンツ統合の次は、配信の入口をめぐる再編が焦点になる。 - [リーチは開く、転換は攻める — DAZN 非独占戦略の LTV ファネルと「月 980 円」表記の綻び](https://streamingbusinessreview.com/articles/dazn-japan-world-cup-nonexclusive/): 全 104 試合の権利を握りながら、DAZN は決勝も日本代表戦も無料で手放した。独占を避け「体験で選ばれる」ことに賭ける非独占戦略だ。ところが足元では、「月 980 円」と見える価格が実は年間契約だったとして謝罪に追い込まれた。広く開く理念は、課金の局面で試された。 - [米司法省、Paramount の WBD 買収を無条件承認 — 8 カ月審査は「競争をむしろ増やす」と結論](https://streamingbusinessreview.com/articles/doj-paramount-wbd-unconditional-clearance/): 資産売却も行動的救済もゼロ。米司法省 は約 1,110 億ドルの Paramount Skydance × WBD 統合を、SVOD・リニア TV・劇場映画の 3 市場すべてで「害なし」と結論した。声明は Netflix 案との比較審査が判断に寄与したとまで明かす。残る関門は州司法長官と欧州の二重審査だ。 - [騰訊雲、W杯公式配信を 16 カ国・地域で支える — 権利なき中国テックの「インフラで稼ぐ」ワールドカップ](https://streamingbusinessreview.com/articles/tencent-cloud-world-cup-streaming-16-markets/): 北中米ワールドカップの放映権争いに 騰訊視頻 の名はない。代わりに 騰訊雲 が、アジア 9・中南米 7 の計 16 カ国・地域の公式放映プラットフォームへライブ配信技術を供給する。権利の高騰と 央視 独占の外側で、中国テックは B2B インフラ層から史上最大規模の大会に参加し始めた。 - [『Teach You a Lesson』が Netflix 非英語首位デビュー — 米国で打ち切られたウェブトゥーンが 48 の国と地域でヒットに](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-teach-you-a-lesson-webtoon-hit/): 教権侵害に実力で介入する調査官を描く韓国ドラマが、配信初週 640 万視聴で Netflix 非英語シリーズ首位に立った。原作ウェブトゥーンは差別表現の論争で米国版が打ち切られた問題作。ローカルの社会的論争を抱えた IP がグローバル配信で世界商品に変わる構図と、週間 Top 10 の半数を占める韓国の供給力を読む。 - [Prime Video も週間 Top 10 を公開開始 — だが「ヒットの物差し」は各社バラバラのまま](https://streamingbusinessreview.com/articles/prime-video-top10-chart-opacity/): Amazon が 6 月から Prime Video の週間 Top 10 公開を始め、主要 SVOD のランキング開示が出揃った。だが集計の物差しは各社バラバラで、第三者の監査もない。スペインの調査会社は、チャートが視聴実態を映すだけでなく、視聴を誘導する側にも回りうると分析する。配信時代の「ヒット」を誰が定義するのかを考える。 - [JioHotstar の縦型「TADKA」、開始約 2 カ月で 1 億ユーザー — 微短劇は「追加課金なしの内蔵」でスケールする](https://streamingbusinessreview.com/articles/jiohotstar-tadka-100m-microdrama-india/): 中国で生まれた微短劇は、インドでは課金アプリではなく追加課金のない内蔵レイヤーとして爆発した。JioHotstar の縦型マイクロコンテンツ「TADKA」が開始約 2 カ月で 1 億ユーザーに到達。1 日あたり視聴時間は 5 倍に伸び、視聴の 42% を 24 歳未満が占める。5 億 MAU の巨大アグリゲーターが、短尺の「発見と滞在」を内側に取り込み始めた。 - [Netflix、縦型フィード「クリップ映像」を日韓へ — 7 月のアプリ刷新で「発見」を短尺化](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-clips-vertical-feed-japan-korea/): 縦型短尺の隆盛に、世界最大の SVOD が「完成品」ではなく UI で応える。Netflix は 7 月、日本と韓国でモバイルアプリを刷新し、縦型動画フィード「クリップ映像」を導入する。既存作品のハイライトを TikTok 型の動線に流し、すきま時間を本編視聴への入口に変える設計だ。短尺アプリに奪われた可処分時間を取り返す防衛戦でもある。 - [NMPA、Udio・KLAY と業界横断 AI ライセンス — 出版側が「原盤と同等」を勝ち取る](https://streamingbusinessreview.com/articles/nmpa-udio-klay-publisher-ai-licensing/): AI 学習の対価はレーベルの個別和解が先行し、作詞作曲側は置き去りだった。全米音楽出版社協会(NMPA) が Udio・KLAY と結んだ業界初の横断ライセンスは、学習対価で楽曲を原盤と同水準に扱わせる枠組みだ。訴訟と契約を並走させる音楽出版の二正面戦略が、配分構造を変えにいく。 - [WMG、AI 追跡の Sureel AI を買収 — ライセンス時代の「メーター」を自社で握る](https://streamingbusinessreview.com/articles/wmg-sureel-ai-attribution-acquisition/): AI ライセンス契約は「どの楽曲がどう使われたか」を測れて初めて機能する。WMG が買収した Sureel AI は、その計測そのものを担うアトリビューション企業だ。生成 AI を訴える側から組む側へ転じたメジャーレーベルが、次は対価配分の根拠となるインフラを自社に取り込む。 - [Google「YouTube 規約が AI 学習を許諾済み」— フェアユースに頼らない第 3 の防御線](https://streamingbusinessreview.com/articles/google-youtube-tos-ai-music-training-license/): AI に楽曲を勝手に学習されたと訴えられた Google が、フェアユースではなく「契約」で反論した。YouTube に投稿した時点で誰もが学習への包括ライセンスに同意している——そう主張する棄却申立てが通れば、UGC プラットフォームを持つ者だけが合法の学習データを手にする。AI 音楽訴訟の構図を変えうる防御線だ。 - [Paramount、Netflix の「焦土作戦」を司法省に告発 — WBD 買収戦は規制ロビーの第 2 ラウンドへ](https://streamingbusinessreview.com/articles/paramount-netflix-wbd-doj-scorched-earth/): WBD を買う権利は Paramount Skydance が勝ち取った。だが争いは終わっていない。Paramount の法務トップは「Netflix が規制当局を毒する焦土作戦を展開している」と司法省に書簡で訴え、Netflix は「ばかげている」と一蹴した。買収戦の第 2 ラウンドは、審査当局を巡る物語の奪い合いに移っている。 - [UMG 大中華圏、初のカタログ買収 — 小虎隊の「青春の記憶」が世界 4 位市場で資産になる](https://streamingbusinessreview.com/articles/umg-greater-china-mandopop-catalog/): ストリーミングが旧譜を資産に変える「カタログ経済学」が、中華圏に上陸した。UMG の大中華圏部門が、小虎隊や姜育恒を擁した台湾レーベル開麗創意のカタログ録音権を取得。ドイツを抜いて世界 4 位に浮上した中国市場で、80 年代の青春の記憶が投資対象になり始めている。 - [Disney+、対話型広告4種を自社基盤 DXC で本格展開 — 広告を『中断』から『参加』へ作り替える](https://streamingbusinessreview.com/articles/disney-plus-interactive-ad-formats/): Disney が Disney+ で対話型広告を本格展開する。一時停止中のトリビアや視聴者が選べる広告など4形式を、自社のクリエイティブ基盤 DXC で量産する。広告を『見せられる枠』から『参加する体験』へ作り替え、サブスク成長の鈍化を補う配信広告の質を競う一手だ。 - [Spotify、音楽フェスのライブ動画配信権を交渉 — Live Nation 独占チケットと『ライブ・ハブ』化を加速](https://streamingbusinessreview.com/articles/spotify-live-concert-video-ticketing/): 音源配信の巨人が、ライブ動画とチケットで興行の世界に踏み込む。Spotify はフェスの生配信権を主催者と交渉する一方、超ファン向けチケット先行確保『Reserved』を Live Nation と組みこの夏ローンチする。広告収益減を補う一手だが、ライブ動画は YouTube が先行する最激戦区だ。 - [Suno、著作権訴訟の対象を 560→6 万件へ拡大されることに反対申立 — 賠償は最大 91 億ドルに膨張](https://streamingbusinessreview.com/articles/suno-blocks-umg-sony-lawsuit-expansion/): 生成 AI 音楽 Suno が、訴訟を『フェアユースか否か』で早く決着させようとしている。UMG・Sony Music は対象を 560 件から 61,026 件へ広げ賠償圧力を積み上げる構えで、Suno はそれを認めないよう連邦地裁に申し立てた。学習データの責任が値付けされる代理戦争だ。 - [興収200億『国宝』、Prime Video が見放題独占 — 劇場ヒットを“独占の錨”にする囲い込み](https://streamingbusinessreview.com/articles/kokuho-prime-video-exclusive/): 歴代興収を塗り替えた実写邦画を、Amazon が見放題独占の手札にする。国宝は劇場公開からちょうど一年、デジタル販売と再上映を挟んで Prime Video の独占見放題へ。新作制作で攻める Netflix に対し、Amazon は実績ある劇場ヒットの“独占買い”で加入者をつかみにいく。 - [WBD、ワールドシリーズ・オブ・ポーカーと3年放映契約 — 国際権利を握り、ESPNとの米国/海外分割が固まる](https://streamingbusinessreview.com/articles/wbd-wsop-multiyear-broadcast-deal/): ポーカーの最高峰イベントが、欧州・アジア・中南米で WBD の各局に乗る。新オーナー下の WSOP は米国を ESPN、国際を WBD へと放映権を分割し、ニッチ競技の主流スポーツ化を狙う。WBD にとっては安価で粘着性の高いスポーツ在庫の補完だ。 - [音楽家組合が UMG・WMG を提訴 — AI 和解金、演奏者への分配巡り「団体協約違反」](https://streamingbusinessreview.com/articles/afm-sues-umg-wmg-ai-settlement-cut/): レーベルは生成 AI 各社と和解し、新たな収益源を手にした。だが、その和解の原資となった録音を演奏したセッション奏者に分配が下りていない——音楽家組合がそう主張し、団体協約違反で大手 2 社を訴えた。Suno・Udio のライセンスで生まれた上澄みを「誰が取るか」が、司法の場に移る。 - [Amazon、南アフリカで Prime を開始 — 月 59 ランド、配送・動画・ゲームの束で 27 か国目](https://streamingbusinessreview.com/articles/amazon-prime-south-africa-bundle-launch/): EC 大手が、配信を単体サービスとしてではなく会員特典の束として南アフリカに持ち込んだ。月 59 ランド——Prime Video に当日配送とクラウドゲームを同梱し、衛星放送 DStv が守ってきた家計の月額枠を狙う。新興市場で問われるのは、最良のコンテンツより「最初に引き落とされる一枠」だ。 - [ソニー、AI海賊版対策の Midnight Labs に出資 — 「工業化された海賊版」に執行の自動化で応じる権利者](https://streamingbusinessreview.com/articles/sony-midnight-labs-ai-piracy-enforcement/): 生成 AI が海賊版を「工業化」した。ソニー傘下のファンドが、侵害コンテンツを自律的に検出・削除する Midnight Labs に出資し、日本・米国での知的財産の執行を強化する。Crunchyroll を抱えアニメ・漫画の権利者でもある同社にとって、防御の自動化が事業の前提になりつつある。 - [Canal+、ヨハネスブルグ証取に二次上場 — 資金調達なき「旗としての上場」でアフリカへ軸足](https://streamingbusinessreview.com/articles/canal-plus-jse-dual-listing-africa/): Canal+ が主上場のロンドンを保ったまま、フランス企業として初めて JSE に二次上場した。新株は出さない。MultiChoice 買収に伴う約束を果たしつつ、成長の軸足をアフリカへ移す布石である。 - [FIFA+、DAZN で独占再ローンチ — 無料でサッカーを束ね、W 杯有料権で回収する二段構え](https://streamingbusinessreview.com/articles/fifa-plus-dazn-exclusive-global-football/): FIFA が自前の無料配信 FIFA+ を DAZN 上で再構築した。年約 8,500 試合を無料で束ねる入口を作り、同じ DAZN が握る W 杯の有料独占権へ観客を流す。スポーツ配信の集約点を巡る一手だ。 - [北欧の新作ドラマ、2025 年に約 30% 減 — 低 ARPU 配信が制作量を絞る一方で支配力は拡大](https://streamingbusinessreview.com/articles/nordic-fiction-production-30pct-decline/): Mediavision の最新調査で、北欧の新作フィクションは前年比約 3 割減った。だが Netflix ら世界的配信の市場シェアはむしろ上がる。作品数の縮小と配信の支配力拡大が同時に進む。 - [生成 AI 音楽 Suno、評価額 54 億ドルで 4 億ドル調達 — 近く「レーベル提携の初モデル」投入へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/suno-5b-valuation-wmg-licensing-model/): 係争中の UMG・Sony Music と対照的に、和解済みの Warner Music Group と組む。Suno は訴訟の被告から、レーベルと組むライセンシーへ立ち位置を移しつつある。 - [UMG、アックマン保有株を €250M で買い戻し — パーシング・スクエア完全撤退で5年の攻防に幕](https://streamingbusinessreview.com/articles/umg-buys-back-ackman-stake-pershing-exit/): 644 億ドルの買収提案を断った UMG が、わずか6日後に アックマン の保有株を買い戻した。Pershing Square は全保有を処分して完全撤退。拒否から撤退へ、自社株買いが出口になった。 - [YouTube、1 日視聴時間で Netflix を逆転 — 99.1 分対 93.4 分、アテンションの主役が交代](https://streamingbusinessreview.com/articles/youtube-overtakes-netflix-daily-viewing/): Digital i の計測で、YouTube の 1 アカウント当たり 1 日視聴が 99.1 分に伸び、93.4 分に落ちた Netflix を上回った。だが Netflix は YouTube 上で最も到達するチャンネルでもある。 - [パリ司法裁、サブスク共有仲介 Spliiit を違法認定 — ACE 勝訴、パスワード商用転売に司法の線引き](https://streamingbusinessreview.com/articles/ace-spliiit-password-resale-ruling-france/): 海外の動画配信を「割り勘」で安く使えると謳う仏マーケット Spliiit に、パリ司法裁判所が違法判決を下した。家族内の共有ではなく、見知らぬ他人へ認証情報を商用転売する仲介が利用規約違反にあたると認定。反海賊版連合 ACE が勝訴し、Netflix や Disney+ のアカウント共有規制は司法の裏付けを得た。 - [Amazon、インドで Prime Music に広告導入・DL 廃止 — 月 99 ルピーの Unlimited へ押し上げる再編](https://streamingbusinessreview.com/articles/amazon-prime-music-ads-downloads-end/): Amazon Music がインドで有料の Unlimited を単独投入し、3 層に再編した。Prime 会員の同梱音楽は 7 月 2 日から広告付き・オフライン再生不可になる。同梱特典を薄くし、月 99 ルピーの上位層へ誘導する設計だ。 - [独カルテル庁、Banijay×All3Media の制作合弁を承認 — 「買い手が強い」市場が制作統合を通す](https://streamingbusinessreview.com/articles/banijay-all3media-production-jv-germany/): ドイツの Bundeskartellamt(連邦カルテル庁)が、Banijay と All3Media の独制作事業の合弁を承認した。第三者向けTV制作で国内最大の供給者が生まれるが、当局は買い手である放送局が自前で作れる点を重視した。制作の規模統合を進める世界的な流れと、それでも主導権が買い手側に残る構図が同時に表れている。 - [JioHotstar、生成 AI コンテンツ部門を新設 — 75 職を採用し『AI 内製』に賭ける](https://streamingbusinessreview.com/articles/jiohotstar-genai-content-division/): インド最大の配信 JioHotstar が、生成 AI 専門部門を立ち上げ 75 以上の職を採用する。脚本・作画・吹替・編集まで AI で内製し、制作を従来比 3〜5 倍速で回す構想だ。AI を支援ツールでなく制作ラインそのものに据える。 - [Netflix の内製アニメ部門、初の労組契約を可決 — 89% 賛成で Animation Guild と妥結](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-animation-studios-first-union-contract/): Netflix の長編アニメ内製部門が初の労働協約を批准した。制作補助職の最低賃率は業界の労組協定で最高水準。配信大手の内製スタジオが、ハリウッド型の労使ルールへ組み込まれていく。 - [オンライン動画収益、初めてペイTVを逆転 — Omdia が映す「広告ティア頼み」の成長と2026年の減速](https://streamingbusinessreview.com/articles/omdia-online-video-overtakes-paytv-revenue-2025/): 配信が放送を金額でも追い抜いた。Omdia によれば2025年、オンライン動画の収益が初めてペイTVを上回り、契約数は世界で22.4億に達した。だが伸びを支えたのは低価格の広告ティアで、2026年の成長は5.6%へ急減速すると見込む。 - [RTL、Sky Deutschland 買収を完了 — 独語圏1,230万会員を束ね「国内最大の集約役」へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/rtl-sky-deutschland-close-german-aggregator/): 欧州の放送大手が、国内連合でグローバル配信に挑む。RTL Group は Sky Deutschland の買収を6月1日に完了し、独語圏で約1,230万の有料会員を束ねる最大の集約役となった。汎欧州ではなく国単位で束ねる選択が鮮明になる。 - [SBS、Kドラマを「シリーズ化」へ転換 — AI で続編の制作費 6 割減、配信ロングテールを狙う地上波の供給戦略](https://streamingbusinessreview.com/articles/sbs-kdrama-multiseason-economics/): 韓国地上波 SBS が、ヒット作の続編量産を 2026〜27 年編成の軸に据えた。配信のロングテール収益と高単価広告を狙い、Studio S は AI で続編の制作費を 6 割超削減する。Netflix や Disney+ に作品を供給する地上波が、使い捨て型から『IP 使い切り』へ動く。 - [Downtown Music、故 Biz Markie の楽曲とNIL権を包括管理 — 死後IPを『垂直統合パッケージ』化、その親はUMG](https://streamingbusinessreview.com/articles/downtown-music-biz-markie-nil-rights/): 音楽出版大手 Downtown Music が、故ビズ・マーキーの楽曲と NIL(名前・肖像・声を使う権利)をまとめて管理する。出版・音源・NIL・体験事業を一つの窓口で一体運用する設計だ。だが管理元の親会社は、この 2 月に UMG 傘下のヴァージン・ミュージックが買収した企業。独立系の外見で、メジャーが死後の権利を集約する構図が透ける。 - [LG U+ が独自 OTT「U+ Mobile TV」を 5 月末で終了 — 韓国通信 3 社の単独配信が全滅、IPTV 回帰へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/lg-uplus-mobile-tv-shutdown/): LG Uplus が単独型ストリーミング「U+ Mobile TV」を 5 月末で畳む。SK Telecom の Oksusu、KT の Seezn に続く撤退で、韓国通信 3 社の自前 OTT はすべて姿を消した。赤字の単独配信を捨て、利幅の読める IPTV へ回帰する通信会社の最終章である。 - [マイクロドラマ、英が欧州首位に — Omdia『規模でなく注目を先取り』、世界140億ドルへ](https://streamingbusinessreview.com/articles/omdia-uk-leads-european-microdrama-market/): スマホ縦画面の短いドラマ(マイクロドラマ)で、英国が欧州首位に立った。調査会社 Omdia によれば 2025 年の利用者は月 820 万人。世界売上は 2026 年に 140 億ドルを超える見通しだ。米国では ReelShort の 1 日の利用時間が Netflix を上回る。会員数ではなく“視聴時間”を先に奪い、配信の勢力図に食い込んでいる。 - [Amazon、生成AIアニメ3本を Prime Video に発注 — 自社AI基盤『Project Nara』で内製化、だが看板監督は数日で離脱](https://streamingbusinessreview.com/articles/prime-video-genai-creators-fund-three-series/): アマゾンが、生成 AI で作るアニメ 3 本を Prime Video 向けに発注した。自社の AI 制作基盤 Project Nara とクリエイター資金枠を立ち上げ、「人間が主導し AI が支える」と掲げた。だが発表から数日で看板監督が離脱し、原作者も無断利用に抗議。AI 制作を“社内に取り込んだ”一歩は、正当性の調達でつまずいた。 - [UMG、アックマンの644億ドル買収提案を全会一致で拒否 — 上場地を NYSE へ移す『New UMG』構想を筆頭株主が一蹴](https://streamingbusinessreview.com/articles/umg-rejects-ackman-64bn-takeover-bid/): 世界最大の音楽企業 UMG が、644 億ドルの買収提案を全会一致で断った。物言う投資家アックマンの狙いは、上場の場を欧州から米国へ移し、欧州ゆえの株価の割安を解消することにあった。だが筆頭株主ボロレが「価格が見合わない」と一蹴。音楽メジャーの価値を巡る資本市場の攻防が表面化した。 - [CFL、6 年のメディア権利を Bell・DAZN・YouTube に — DAZN が国際独占、配信が「リーグの世界の窓口」に](https://streamingbusinessreview.com/articles/cfl-media-rights-dazn-global/): カナダ・フットボールリーグが 2027 年からの新メディア契約を締結。国内は Bell Media と DAZN が分担し、DAZN がカナダ・米国を除く全世界の独占配信を、YouTube がデジタル接点を担う。中堅リーグが放送・配信・デジタルで権利を多層化する。 - [CNN が AI 検索 Perplexity を提訴 — テレビ局初のAI著作権訴訟が問う「学習と回答」の線引き](https://streamingbusinessreview.com/articles/cnn-sues-perplexity-ai-copyright/): 1 万 7 千件超の記事・動画・画像を無断利用したとして、CNN が生成 AI 検索の Perplexity をニューヨーク連邦地裁に提訴。メディアのコンテンツ資産を AI がどう値付けすべきかという争点が、放送局にまで広がった。 - [Weverse、テック畑のヤン・ジュイル氏を社長に — ファンダムの「プラットフォーム化」を加速](https://streamingbusinessreview.com/articles/hybe-weverse-yang-zooil-president/): Weverse が黒字転換の節目で、カカオ出身のテック畑経営者を社長に据えた。アーティストの所属に依存しない有料会員・メッセージングの「デジタル事業」を伸ばし、超ファン市場で Spotify や欧米メジャーと向き合う布陣を敷く。 - [インド公共放送 WAVES、視聴「分」連動でクリエイターに報酬 — 公共 OTT が YouTube の文法を取り込む](https://streamingbusinessreview.com/articles/prasar-bharati-waves-minutes-payout/): Prasar Bharati の OTT「WAVES」が、実視聴分数に連動した報酬でクリエイターと縦型ショートドラマを募り始めた。固定委託料から視聴連動へ。公共放送がクリエイターエコノミーの作法を制度として取り込む。 - [Reliance Jio「OTT Pass」を投入 — 月 200 ルピーで 15 アプリ束ね、通信が配信の入口を握る](https://streamingbusinessreview.com/articles/reliance-jio-ott-pass-telco-bundle/): インド最大の通信事業者が、月 200 ルピーの追加パックで 15 の配信アプリと 30GB のデータを束ねた。乱立する OTT を回線契約の上で一括化し、配信の流通と課金の入口を通信が握る動きが鮮明になる。 - [Roku、10年超ぶりにホーム画面を刷新 — 発見画面の「一等地」を広告在庫に転換](https://streamingbusinessreview.com/articles/roku-home-screen-redesign-ad-inventory/): CTV プラットフォーム最大手が、テレビを点けた瞬間に現れる画面を AI で再構成する。大型広告ユニットを起動直後の発見画面に常設化し、消費財など非endemicブランドの広告費を取り込む狙いが透ける。 - [韓国の有料放送、4 期連続で純減 — 3,615 万件、OTT 移行が加入基盤を侵食](https://streamingbusinessreview.com/articles/korea-paytv-subscribers-decline-h2-2025/): 韓国の有料放送加入者が 2025 年下期に 3,615 万件へ縮んだ。半期ベースで 4 期続けての純減で、唯一伸びる IPTV も増加率が 1% を割った。動画配信への乗り換えが土台を削り、通信各社は利幅の厚い IPTV へ退避する構図が鮮明になっている。 - [レーベル対 Suno、対象を 6.1 万曲へ拡大し賠償 90 億ドル規模 — AI 学習の『産業的侵害』論が本格化](https://streamingbusinessreview.com/articles/labels-suno-damages-escalation/): Universal Music と Sony Music が、生成 AI 音楽 Suno への訴訟で侵害対象の録音を 560 曲から 61,026 曲へ拡大する申立を行った。法定賠償は最大 90 億ドル規模に達しうる。同じレーベルが Spotify とは AI を許諾課金する一方、Suno は巨額賠償で追及する——対立と協調の二面戦略が鮮明になる。 - [AOMedia、次世代コーデック AV2 の仕様を確定 — 配信大手連合が打つ「特許料ゼロ」の次の一手](https://streamingbusinessreview.com/articles/aomedia-av2-codec-spec-finalized-royalty-free/): AOMedia が次世代動画コーデック AV2 の仕様 v1.0.0 を公開した。同じ画質を AV1 より約 3 割少ないデータ量で送れる。Netflix や Google が運営する団体が、ストリームごとにかかる特許料を外し帯域コストを直接削る一手を打った。ただし実機対応は数年先で、仕様確定はゴールではなく号砲だ。 - [韓国、K-カルチャー 2030 目標を ₩400 兆へ倍増 — グローバル配信の IP 条件を名指しし「支援」から「投資」へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/korea-kculture-400tr-ott-ip/): 文化体育観光部が 2030 年の市場目標を約 400 兆ウォン(約 2,650 億ドル)・輸出 1,100 億ドルへ引き上げた。グローバル配信が国内クリエイターの IP 交渉力を弱めると名指しし、政府資金で制作者の IP 持分確保を後押しする「投資」型へ政策を転換する。Studio Dragon らの IP 戦略に直結する。 - [Walmart、購買データを Yahoo DSP×Vizio CTV へ開放 — リテールメディアが『壁庭』を出る](https://streamingbusinessreview.com/articles/walmart-yahoo-dsp-vizio-ctv-retail-media/): Walmart が、これまで自社 DSP に囲い込んでいた購買データを Magnite 経由で Yahoo DSP に開放し、VIZIO の CTV 在庫へ広告を配信できるようにした。約 1.5 億の買い物客とクローズドループ計測を外部に開く。リテールメディアと CTV 広告が融合し、購買データが配信広告の燃料になる。 - [全編 AI 生成の配信『Artlist TV』始動 — 生成 AI が『編成された配信プロダクト』へ到達、制作者は反発](https://streamingbusinessreview.com/articles/artlist-tv-ai-generated-streaming/): ストックアセット企業 Artlist が、全編を AI で生成したオリジナル番組のみで構成する配信サービス『Artlist TV』を 6 月 1 日に始める。生成 AI が『デモ』から『編成された配信プロダクト』へ移る到達点だが、映像制作者からは強い拒否反応も起きた。配信の制作原価を AI が破壊しうるかの試金石である。 - [快手 Q1 2026 決算 — ライブ配信の投げ銭が縮み、収益エンジンが生成 AI「可霊」へ移る](https://streamingbusinessreview.com/articles/kuaishou-q1-2026-kling-earnings/): 中国の短尺動画大手の屋台骨が入れ替わりつつある。投げ銭頼みのライブ配信が二桁減る一方、動画生成 AI「可霊」が前年比 3 倍超で立ち上がり、AI 漫剧(マンガ風ショートドラマ)が新たな広告出稿先になった。増収はわずか 3.4%、調整後利益は減益という移行期の通信簿である。 - [米裁判所、Disney らの対 MiniMax 著作権訴訟を本訴へ — 生成 AI の『出力』侵害が問われる](https://streamingbusinessreview.com/articles/disney-minimax-hailuo-ai-copyright-ruling/): 米連邦地裁が、Disney・Universal・Warner Bros. による中国 AI 企業 MiniMax への著作権訴訟で、却下申立を退けた。Hailuo AI がスパイダーマン等を無断生成したとされる事案が本訴へ進む。AI の『学習(入力)』中心だった争いが、『生成物(出力)の見た目』へ広がる節目である。 - [U-NEXT、アニメ制作 GoHands を完全子会社化 — 配信会社が「作る」側へ回る垂直統合](https://streamingbusinessreview.com/articles/unext-gohands-vertical-integration/): 国内最大級の配信会社が、アニメスタジオそのものを抱える。U-NEXT は GoHands を完全子会社化し、自社 IP の制作から配信までを一手に握る体制へ動いた。出資やライセンスで「買って」きた配信会社が、初めて制作を「持つ」側に回る。 - [中文在線、AI 微短劇「工場」を開示 — 年産 3,000 本へ AI 生産 3 倍も累損は 10 億元超](https://streamingbusinessreview.com/articles/zhongwen-online-ai-microdrama-factory/): 中文在線が 5 月 25 日に開示した機関投資家向け記録は、AI が脚本から配信までを担う 微短劇「工場」の青写真だった。生産は前年比 3 倍、年産 3,000 本を狙う一方、2025 年純損失は 6.71 億元と前年比 176% 拡大。株価は底値から約 1,269% 急騰し、業績との乖離が際立つ。 - [Disney+ 韓国の追走戦略 — 322 万契約で Netflix の 1,559 万に挑む、現地 OTT との束ね売り](https://streamingbusinessreview.com/articles/disney-plus-korea-netflix-gap/): Disney+ 韓国は契約者で Netflix に 1,200 万差をつけられている。自社韓国オリジナルの量産に加え、現地大手 CJ ENM 系の TVING と組んだ束ね売りで差を詰めにかかる。グローバル IP と現地コンテンツの相互補完が追走の軸になる。 - [Netflix と NHK、19 作品グローバル配信で合意 — 広告非表示を条件に 2023 年中断から再開](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-nhk-licensing-global-19-titles/): 公共放送が広告モデルとの建付けに折り合いをつけ、過去 IP をグローバル SVOD に開放する。Netflix は民放主要局に NHK ドラマを加え、日本テレビ番組のアグリゲーターとしての位置を固めた。 - [上海、AI 微短劇に「沪8条」 — 最高 1000 万元の補助で AI 動画量産を制度化、中央の質と地方の資本が二層化](https://streamingbusinessreview.com/articles/shanghai-ai-microdrama-hu8-subsidy/): 上海市文旅局が AI 製 微短劇に最高 1000 万元の補助を出す産業政策「沪8条」を打ち出した。製造業由来の「中試基地」概念を持ち込み、一人公司を支援対象として制度的に明記する。中央が質を絞り、地方が資本を注ぐ二層構造が見えてきた。 - [Premier League+、シンガポールでプレミアリーグ初の直販配信 — リーグが放送局を『中抜き』する](https://streamingbusinessreview.com/articles/premier-league-plus-singapore-dtc/): プレミアリーグが、同リーグ初の直販(DTC)配信『Premier League+』をシンガポールで立ち上げる。全 380 試合を最大 4K で配信し、既存権利者 StarHub と併存しつつ、リーグ自身が視聴者と直接つながる。放映権を売る側だったリーグが、放送局を中抜きして配信事業者になる転換である。 - [Netflix、カンヌ 2026 で『選別買い』— 大手の一律爆買いから厳選・縮小へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-cannes-2026-selective-acquisition/): カンヌ 2026 で Netflix が Léa Seydoux 主演『Gentle Monster』など複数の作品を獲得交渉した。大手ストリーマーがマルシェでの存在感を縮めるなか、Netflix はオスカー候補級を厳選して買う。配信の作品調達が『量』から『賞・話題の質』へと重心を移している。 - [中国 NRTA、ネット動画「精品工程」2026 年募集を開始 — 動画・綜芸・記録片・配信・音声・短編まで国費で直接支援](https://streamingbusinessreview.com/articles/nrta-network-av-quality-project-124/): 国家広電総局が文書 124 号で 2026 年の「ネット動画精品工程」募集を開いた。微短劇に限らず動画・綜芸・記録片・ライブ・音声・短編まで全形式を対象に、国が直接の扶持資金と全工程の指導、放送支援を出す。各省は最大 5 作品を推薦し、6 月 5 日締切で省初審から国家終審へ進む。 - [TVING、20〜30 代の精密狙いで連続ヒット — 大型予算ではなく IP とターゲティングで配信の採算を底上げ](https://streamingbusinessreview.com/articles/tving-original-hit-economics/): TVING が「ユミの細胞たち」シーズン 3 と新作の連続ヒットを、巨額制作費ではなく 20〜30 代への精密なターゲティングで作った。同四半期に約 192 億ウォンの営業赤字を抱える同じプラットフォームで、採算改善の道筋を示す動きだ。 - [台湾 Catchplay、韓国勢と組み「数百時間」の高級縦型 K ドラマを 3 市場へ — 完成品ライセンスから縦型フォーマット輸出へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/catchplay-cjenm-vertical-kdrama/): Catchplay が SLL・CJ ENM ら韓国勢と組み、高級縦型 K ドラマを台湾・インドネシア・シンガポールへ展開する。完成品の本数売りに偏ってきた K コンテンツ輸出に、低コストで増産できる縦型フォーマットという新しい収益線を加える試みだ。配信は台湾の有料 TV や車載まで束ねる。 - [快手、ショートドラマに約 20 億元を投じ「精品化」へ — 同時に可霊 AI 収入が 4 倍超に伸び成長軸が交代](https://streamingbusinessreview.com/articles/kuaishou-shortdrama-premiumization/): ライブ配信の伸び鈍化に直面する 快手 が、稼ぎ頭を広告と AI へ移している。微短劇には収益分配・現金・専属トラフィックで約 20 億元を投じ「精品化」を促し、動画生成 AI の 可霊 は収入を前年比 4 倍超 (+300% 超) に伸ばした。コンテンツ供給とツールの両輪で広告在庫を厚くする戦略が見える。 - [Spotify×Universal、ファンの AI カバー/リミックスを『許諾課金』で商品化 — 対立から協調へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/spotify-umg-ai-covers-licensing/): Spotify と Universal Music が、参加アーティストの楽曲を使ったファンの AI カバー/リミックスを可能にするライセンス契約を結んだ。同意・クレジット・対価の三原則に基づき、Premium の有料アドオンとして提供する。レーベルが AI 生成物を『敵』から『在庫』へ転じる協調の一手である。 - [Lionsgate FQ4、『The Housemaid』が STARZ 史上最高の Pay One に — 自社配信なしで稼ぐ windowing](https://streamingbusinessreview.com/articles/lionsgate-fq4-2026-windowing-housemaid/): STARZ を分離したライオンズゲートが、自社配信を持たない純粋スタジオとして 12 年来の高採算を記録した。『The Housemaid』は世界興収約 4 億ドル、STARZ 史上最高の Pay One タイトルに。ライブラリと劇場→PVOD→Pay One のウィンドウ戦略が、配信時代のスタジオの稼ぎ方を示す。 - [ライブ配信の低遅延化はなぜ投資されるのか — LL-HLS とマルチ CDN が標準、L4S は次の一手](https://streamingbusinessreview.com/articles/live-streaming-low-latency-scaling/): 数千万規模の同時接続を捌くライブ配信で、LL-HLS とマルチ CDN フェイルオーバーが事実上の標準になった。一方で低遅延への投資は「賭博・サイマル併用」など必要性が高い場面で先行する。L4S は次の一手として登場する。日本のスポーツ配信への示唆を読む。 - [網易雲音楽、四半期収入 19.81 億元で頭打ち — 親会社ゲーム 84% の陰で「+6.6% の非中核」に](https://streamingbusinessreview.com/articles/netease-cloud-music-q1-2026-plateau/): NetEase Cloud Music の四半期収入は前年比 6.6% 増の 19.81 億元にとどまり、粗利率は 37% で横ばい。上位会員プランを軸に単価を引き上げる Tencent Music が先行するとされる市場の中で、ゲームが収入の 84% を占める親会社 NetEase の中では、音楽は「+6.6% の非中核セグメント」として扱われる構図が鮮明になった。 - [Google I/O 2026、生成 AI 動画『Gemini Omni』と YouTube 会話検索 — 配信の『作る・探す』が AI 化する](https://streamingbusinessreview.com/articles/google-io-2026-gemini-omni-youtube/): Google が I/O 2026 で、任意入力から動画を生成する Gemini Omni と、動画を会話で探す『Ask YouTube』を投入した。生成 AI 競争の主戦場が、モデル性能から『配信・検索 UX への統合』へ移る。動画の制作と発見の双方が AI で再設計されつつある。 - [Bilibili Q1、広告 +30% で黒字定着 — 『弾幕=非商業』を脱ぎ捨てた中国コミュニティの転換](https://streamingbusinessreview.com/articles/bilibili-q1-2026-ad-engine/): 中国の動画コミュニティ Bilibili の Q1 は、広告が前年比 30% 増で総収益の約 35% に達し、黒字が定着した。付加価値サービスが +4% にとどまるなか、成長の主役は課金からコミュニティ商業化(広告)へ移った。エンゲージメントの深化がそれを支えている。 - [HYBE、ライバル YG が筆頭株主の YG PLUS との国内アルバム流通契約を更新 — 8 年続く競合間の物流依存](https://streamingbusinessreview.com/articles/hybe-yg-plus-distribution-renewal/): BTS の新譜が初日 398 万枚を売る記録更新のさなか、HYBE は自社の物理アルバム流通を、競合 YG が筆頭株主を務める YG PLUS に委ね続ける。フィジカルが K-POP 収益化の核であり続けるなか、契約・出資で結ばれたライバルが流通の上流では協業者になる構図を読む。 - [日本の CTV 広告がプログラマティックへ加速 — TVer PMP の急伸とグローバル勢の広告参入で取引が運用型に](https://streamingbusinessreview.com/articles/japan-fast-programmatic-ad-exchange/): 日本のコネクテッド TV 広告が、相対・尺売りから運用型 (プログラマティック) へと重心を移している。TVer の自社広告売上は前年比 2.2 倍に伸び、ABEMA や Netflix・Amazon の広告枠も加わる。在庫の流動性と計測標準化が、広告単価の決まり方を変える。 - [芒果超媒 Q1 2026、バラエティ首位でも純利益半減 — 信用減損の急増と粗利率低下が利益を圧縮](https://streamingbusinessreview.com/articles/mango-q1-2026-variety-moat/): 中国の長尺配信は「コンテンツは強いが利益は出ない」という同じ壁にもう一社ぶつかった。芒果超媒 の Q1 売上はバラエティの厚い堀で増収を保ったが、純利益は信用減損の急増と粗利率低下に AI・海外投資が重なって半減した。 - [iQIYI Q1、長編 SVOD が赤字転落 — AI マイクロドラマ 3,000 本と海外で活路を探す](https://streamingbusinessreview.com/articles/iqiyi-q1-2026-micro-drama-pivot/): 中国 SVOD の iQIYI は、長編ドラマ需要の減速で売上が 13% 減り営業赤字に転落した。一方で AI 生成のマイクロドラマを四半期 3,000 本超投入し、海外会員収益は東南アジアで 40% 超伸びた。本業の成熟と、短編・海外への事業ピボットが同時に進む四半期である。 - [赤字の iQIYI、香港上場と自社株買いで時間を稼ぐ — 海外会員 +40% 超を成長の支柱に](https://streamingbusinessreview.com/articles/iqiyi-q1-2026-overseas-hk-listing/): 中国 SVOD の iQIYI が、国内長編の縮小を海外会員と資本市場で埋めにかかる。香港メインボードへの上場を申請し、初の自社株買いに踏み切った。一方で海外会員収益はブラジル・メキシコで 2 倍超に伸び、赤字四半期の数少ない成長点となった。 - [Upfronts 2026 で出揃った『AI 広告技術』— CTV 広告は生成・連動・自動取引の段階へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/upfronts-2026-ai-ad-tech/): 2026 年の Upfronts 週、配信各社は AI 広告技術を競って打ち出した。Amazon は視聴者別に広告を動的生成する Dynamic TV Creative、NBCU は取引を自動化する agentic AI と Live Contextual。CTV 広告が『生成・文脈連動・自動取引』の段階へ進む、技術面からの整理である。 - [Ofcom、Netflix・Disney+・Prime Video を『放送並み』規制へ — 大手 VOD に字幕・公平性の義務](https://streamingbusinessreview.com/articles/ofcom-tier1-vod-broadcast-rules/): 英 Ofcom が、英国ユーザー 50 万人超の大手オンデマンド配信(Tier 1 VOD)を放送並みに規律する草案を公表した。字幕 80%・音声解説 10%・手話 5% のアクセシビリティ義務と、ニュースの公平性などのコンテンツ基準を課す。配信の『恒常コスト』と編集自由度を左右する規制である。 - [韓国の海賊版「緊急遮断」が即日効く — 合法ウェブトゥーンの新規DLが年内最高、規制が配信収益を押し上げた](https://streamingbusinessreview.com/articles/korea-webtoon-piracy-emergency-blocking/): 韓国文化体育観光部の海賊版サイト「緊急遮断」制度が 5 月 11 日に施行された。審査を待たず即日遮断できる新制度の前後で、Naver Webtoon と Kakao Entertainment 系の合法アプリ新規インストールが年内最高水準へ跳ねた。IP 保護の強化がプラットフォーム収益に直結した、数字で追える稀少なケースである。 - [Netflix、日本アニメ戦略を「独占購入」から制作段階の共創へ — MAPPA 提携と『超かぐや姫!』が示す配信主導メディアミックス](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-anime-cocreation-mappa-kaguya/): 完成品の独占購入からスタジオとの共同開発へ。Netflix は全権利を抱えず「メディアミックスのプロ」と組む方向へ軸足を移し、配信先行→劇場の逆ウィンドウで 20 億円ヒットを生んだ『超かぐや姫!』が新モデルの実証例となった。 - [Paramount Skydance、Warner Bros. Discovery 買収で株主承認 — 反トラスト審査と外資規制が次の関門に](https://streamingbusinessreview.com/articles/paramount-skydance-merger-antitrust-clearance/): WBD を巡る争奪戦は、Netflix の撤退と Paramount Skydance の $31/株提示で決着し、4 月に株主が買収を承認した。次の関門は各国の反トラスト審査と、湾岸系ファンドの出資に伴う外資・安全保障の精査である。ハリウッドのコンテンツ供給が一段と集約されることの、日本の権利市場への示唆を読む。 - [JYP の 1〜3 月、グッズが営業益を 7 割押し上げ — 純益半減は前年の一過性要因](https://streamingbusinessreview.com/articles/jyp-q1-2026-md-driven/): JYP の 1〜3 月期は、新譜が乏しいなかでツアー連動グッズが売上を牽引した。MD 売上は前年比 85.2% 増。営業益は 7 割伸びた一方、純益は半減したが、これは前年同期に計上した DearU 株一部売却益の反動という一過性要因である。K-POP の収益源が音盤からモノとライブへ移る構図がはっきり出た四半期だ。 - [Netflix、MAPPA・東宝との提携深化で日本制作を上流化 — 製作委員会方式の改革圧力が高まる](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-japan-anime-investment-pipeline/): Netflix が 2026 年日本スレートで MAPPA との企画段階からの協業と、東宝スタジオでの制作拠点倍増を打ち出した。スタジオへ直接発注する流れは、投資家中心の製作委員会方式に改革を迫る。コンテンツ調達が完成作の買い付けから上流の制作投資へ移る構造を読む。 - [中国広電総局、微短劇に 60 億元動員 — 「精品創作伝播計画」で量から質へ転換、6 プラットフォーム・11 省を束ねる](https://streamingbusinessreview.com/articles/nrta-microdrama-quality-plan-6b/): 国家広播電視総局が 5 月 14 日、微短劇の「精品創作伝播計画」の実施を部署した。抖音・テンセント動画ら 6 つの重点プラットフォームが少なくとも 60 億元を投じ、11 省が補助金を用意。2026 年に 1,000 本の良質な微短劇を打ち出す目標で、国家が民間配信資本を質の向上へ束ねる産業政策の構図が鮮明になった。 - [グローバル SVOD 加入者の重心がアジアへ — JioHotstar 5 億 MAU が示す規模の非対称と日本の選択](https://streamingbusinessreview.com/articles/jiohotstar-global-svod-asia-gravity/): インドの JioHotstar が FY26 に MAU 5 億・同時接続 7,250 万を記録し、加入者規模では世界最大級に並んだ。だが ARPU では欧米勢に遠く及ばず、Netflix が直面するのと同じ「規模とマネタイズの非対称」が鮮明になる。日本の事業者にとっての示唆を読む。 - [Netflix「The Netflix Effect」報告書 — 10 年で 2.4 倍を謳う経済効果と、韓国ドラマ 1 作 900 億ウォンの政治的読み](https://streamingbusinessreview.com/articles/netflix-effect-korea-2026/): Netflix が 10 年で 1,350 億ドルを投じ 3,250 億ドルの経済価値を生んだとする報告書を公開した。韓国では 1 作の話題作が経済に 900 億ウォン貢献し視聴者の 72% が訪韓意向を示したと謳う。数値の出所は同社自身で第三者検証はない。規制と世論に向けた正当化文書として読む。 - [テンセント Q1 広告収入 +20%、AI が動画広告を再加速 — 視頻号の利用時間も +20%](https://streamingbusinessreview.com/articles/tencent-q1-2026-ai-marketing-long-video/): 中国の動画ビジネスでマネタイズの軸が「コンテンツ課金」から「AI 駆動広告」へ傾いている。テンセントは 2026 年 Q1 で広告収入を 20% 伸ばし、AI による配信最適化が利幅を押し上げた。ビリビリの広告 30% 増と並べると、中国動画広告の AI 化という共通の地殻変動が見える。 - [NBCU 2026 Upfront、広告を AI エージェントが自動取引へ — 『成果』を売る配信広告の次段階](https://streamingbusinessreview.com/articles/nbcuniversal-upfront-2026-agentic-ai-ads/): NBCユニバーサルは 2026 年 Upfront で、取引を自動化する agentic AI、ライブ番組に広告を文脈連動させる Live Contextual、横断計測の Performance Insights Hub を発表した。Versant 分社(2026 年 1 月完了)後も、配信広告を『到達』から『成果(performance)』へと売り替える次段階を示した。 - [テンセント・ミュージック Q1 2026、課金階層(SVIP)戦略で増収 — ライブ配信依存からの脱却が鮮明に](https://streamingbusinessreview.com/articles/tencent-music-q1-2026-tiered-svip/): 中国最大の音楽配信が、ライブ配信(社交娯楽)の縮小を音楽サブスクと上位課金で吸収した。総収入は微増にとどまる一方、音楽関連は二桁成長。会員数や課金単価の開示を止め、上位プラン「SVIP」を軸に客単価を引き上げる戦略の持続性が次の論点となる。 - [抖音、実写短劇に保底 15 億元超 — AI 量産の奔流のなか、分账を 80% へ引き上げて創作経済を再設計](https://streamingbusinessreview.com/articles/douyin-changsha-microdrama-15b-split/): プラットフォームが、量産しやすい AI 短劇ではなく実写を資本と分配で守りにいく。Douyin は保底支援を増額し IAP 分账を 80% へ、頭部 1 作に最高 150 万元、続編に最大 +20% を上乗せする。無料 AVOD Hongguo が需要の主導権を握るなかでの、創作者経済の再設計である。 - [Fox Q3、Super Bowl 反動で広告 −24% も Tubi が3期連続黒字 — リニアと FAST の二層が回り始める](https://streamingbusinessreview.com/articles/fox-q3-2026-tubi-breakeven/): Fox の 2026 会計年度 Q3 は、前年の Super Bowl 放送の反動で広告が 24% 減。だがそれを除けば二桁成長で、無料広告型ストリーミング Tubi は売上 +23%・視聴時間 +19% と伸び、3 四半期連続で黒字前後を維持した。リニアと FAST の二層が利益で回り始めている。 - [WEBTOON、利益は出たが売上は伸びない — 2026 年 Q1 は調整後 EBITDA が 132% 増、一方で IP 映像化収益は 23% 減](https://streamingbusinessreview.com/articles/webtoon-entertainment-q1-2026/): WEBTOON Entertainment の 2026 年第 1 四半期は、コスト削減で調整後 EBITDA を前年比 132% 増やし純損失をほぼ半減させた。だが売上高は 3 億 2,090 万ドルと 1.5% 減り、IP 映像化収益は 22.8% 落ちた。利益改善と売上停滞が同居する四半期である。 - [Sony Music、ストリーミングで過去最高益 — それでも来期『減益』見通しが映す音楽配信の成熟](https://streamingbusinessreview.com/articles/sony-music-fy2025-streaming-record-down-year/): Sony Music の 2026 年 3 月期は営業利益 4,470 億円(+25%)で過去最高。ストリーミングと『鬼滅の刃』が牽引した。だが来期は売上横ばい・営業益 11% 減の見通し。ヒット依存と一時的利益の剥落が、音楽配信が成長から成熟へ移る局面を映している。 - [Crunchyroll が有料会員 2,100 万人へ — ソニーの『アニメ垂直統合』が配信の収益エンジンに](https://streamingbusinessreview.com/articles/crunchyroll-21-million-anime-engine/): ソニー傘下のアニメ専門 SVOD、Crunchyroll が有料会員 2,100 万人に到達した(前年 1,700 万)。制作(Aniplex)から配信、興行、グッズまでを束ねるソニーの『アニメ垂直統合』が、ニッチから世界的な収益エンジンへと育ったことを示す節目である。 - [iQIYI「AI俳優ライブラリ」に俳優が反発 — 微短劇の 95% が AI 生成、人間の出演料は崩落](https://streamingbusinessreview.com/articles/iqiyi-ai-talent-library-backlash/): iQIYI が 100 名超規模の「AI 俳優ライブラリ」を公表すると、張若昀・于和偉ら俳優が無許諾だと相次いで否定した。背景には四半期の微短劇の 95% が AI 生成という供給構造の反転があり、中堅俳優の出演料は 1 話数千元から千〜二千元へ崩れている。プラットフォームの AI 内製化と人間の制作現場が正面衝突する局面に入った。 - [中国・微短劇のコスト 8 割超は「集客の買い付け」 — 制作 7.5%・脚本 1.5% が示す稼げない構造](https://streamingbusinessreview.com/articles/china-microdrama-cost-structure-2026/): 稼げないのは制作費が安いからではない。費用の 8 割超が 微短劇 の集客広告に消え、脚本には 1.5% しか回らない。コンテンツでなく集客が原価の中心という構造を、2026 年の iQIYI らによる分账改革と合わせて読む。 - [ソニー FY25 通期、営業益 +13% で過去最高水準 — 金融スピンオフ後、ゲーム・音楽・アニメが牽引](https://streamingbusinessreview.com/articles/sony-fy2025-results-spinoff-segments/): ソニーグループの 2026 年 3 月期は売上 12.48 兆円(+3.7%)、営業益 1.45 兆円(+13.4%)。金融事業のスピンオフでエンタメ・半導体に経営資源を集中し、ゲーム・音楽が利益を牽引、自社株買い枠 5,000 億円も設定した。配信の収益エンジン化が進む。 - [韓国ウェブトゥーン IP がハリウッドと新興市場へ — 内製スタジオと現地リメイクで「配信」から「映像 IP の源泉」に](https://streamingbusinessreview.com/articles/webtoon-ip-hollywood-india/): WEBTOON の英語オリジナル作品が米実写映画に、カカオ 作品がインド版ドラマに、人気作はプライム・ビデオでアニメ化される。ウェブトゥーン各社は連載を売るだけの場から、映像の原作 IP を自ら抱えて世界へ出す垂直統合の段階へ移りつつある。 - [YG、2026 年 1Q は営業益ほぼ倍増 — BLACKPINK 復帰が牽引、若手 IP が次の谷を埋める](https://streamingbusinessreview.com/articles/yg-q1-2026-younger-ip/): YG Entertainment の 1 月〜3 月期は売上が 5 割近く伸び、営業利益はほぼ倍増した。原動力は BLACKPINK の 2 月カムバックだが、利益の押し上げには BABYMONSTER と TREASURE の物販が効いた。投資先行で純利益は微減し、復帰後の活動の谷をどう埋めるかが問われる。 - [CJ ENM、Q1 2026 営業益わずか 15 億ウォンの衝撃 — TVING は増収でも赤字、テレビ広告は 5 四半期連続減](https://streamingbusinessreview.com/articles/cj-enm-q1-2026-tving-earnings-shock/): 売上は前年同期比 16.8% 増の 1.33 兆ウォンに伸びたのに、営業利益はわずか 15 億ウォン。TVING は加入者 37.3% 増・広告 35.3% 増でも約 192 億ウォンの営業赤字を出し、テレビ広告は 20.7% 減と 5 四半期連続のマイナス。証券各社は翌日から目標株価を引き下げた。韓国 OTT が抱える「成長しても黒字に届かない」構造が露わになった決算である。 - [E.W. Scripps、無料広告型『Scripps Sports Network』始動 — 地方局がスポーツ権を梃子に配信へ越境](https://streamingbusinessreview.com/articles/scripps-q1-2026-sports-network-fast/): 米地方局グループ E.W. Scripps が、無料広告型ストリーミング『Scripps Sports Network(SSN)』を Roku・LG・Samsung 等で立ち上げた。NHL のローカル放映権を梃子に、リニア衰退のなかで地上波局を FAST/CTV へ再配置する動きである。Q1 は地方局の中核広告が 7% 増えた。 - [スタジオドラゴン Q1 増収増益も「大作不在」 — 編成回数を 6 割増やしてマージンを守る](https://streamingbusinessreview.com/articles/studio-dragon-q1-2026-licensing-volume/): Studio Dragon の 2026 年第 1 四半期は売上 1,553 億ウォン・営業益 64 億ウォンと二桁の増収増益。だが牽引役は高額な話題作ではなく、放送回数を 6 割積み増した「数」だった。制作費高騰下で、量と回転で利益率を守る戦略の輪郭が見える。 - [Disney FQ2、ストリーミング営業益が初の二桁マージン — DTC は『黒字化』から『利益拡大』へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/disney-fq2-2026-streaming-double-digit-margin/): ディズニーの 2026 会計年度第 2 四半期で、Disney+/Hulu の営業利益が前年比 88% 増の 5.82 億ドル、営業利益率は 10.6% と初めて二桁に乗った。会員数の開示をやめた同社は、配信を『黒字化フェーズ』から『マージン拡大フェーズ』へと位置づけ直している。 - [SM、Q1 売上 2,791 億ウォン (+21%) — コンサート +56% が示す K-POP の「1 再生」から「1 ファン」への転換](https://streamingbusinessreview.com/articles/sm-entertainment-q1-2026-concert-economics/): SM Entertainment の 1〜3 月期は連結売上 2,791 億ウォン、本体ベースでコンサートが前年比 56% 増、グッズ・ライセンスが 20% 増。録音原盤のストリーミング利幅が薄くなるなか、ライブと物販でファン一人当たりの単価を直接稼ぐ K-POP 各社の体質転換が、決算の数字としてはっきり表れた四半期となった。 - [WBD Q1、Netflix 違約金 28 億ドルで純損 29 億ドル — それでもストリーミング黒字は拡大](https://streamingbusinessreview.com/articles/wbd-q1-2026-netflix-fee-streaming-profit/): Warner Bros. Discovery の Q1 は、Paramount Skydance による買収に伴う Netflix への違約金 28 億ドルが響き純損失 29 億ドルとなった。だが会計上の巨額損失とは裏腹に、ストリーミングの調整後 EBITDA は拡大し、加入者は 1.4 億を超えた。会計と事業実体の乖離が際立つ四半期である。 - [Coupang Play を抱える「育成中事業」、Q1 で赤字 329 億円超に拡大 — 小売キャッシュで配信を回す構造](https://streamingbusinessreview.com/articles/coupang-play-q1-2026-developing-loss/): Coupang の Q1 2026 決算で、Coupang Play を含む「育成中事業」セグメントは売上 28% 増の一方、調整後 EBITDA 損失が 1.6 億ドル拡大した。配信を小売の利益で補填する建付けは、TVING・Wavve のような単体採算とは別物だ。本稿はその差分と持続性を読む。 - [DTC 黒字化の裏で進む『配信原価』の最適化 — AV1 は臨界点、AV2 確定、しかし動機はコスト削減から画質・到達へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/streaming-codec-economics-av1-av2/): 配信各社が DTC の二桁マージンを競う 2026 年。利益の裏側では映像の『配信原価』をどう下げるかが問われている。AV1 は臨界点を超え、後継 AV2 も確定した。だが CDN が安くなった今、コーデック投資の動機はコスト削減から到達・画質・AI 最適化へと移っている。 - [昆侖万維、海外ショートドラマで MAU 首位も大幅赤字 — DramaWave/FreeReels の集客費が利益を食う 2026 年 Q1](https://streamingbusinessreview.com/articles/kunlun-dramawave-q1-2026-growth-loss/): 海外ショートドラマアプリ DramaWave と FreeReels が利用者数で首位に立ち、月間流水は 4,800 万ドルを超えた。だが集客費の急増で、四半期は 8.87 億元の最終赤字を計上した。トップラインが伸びても単位経済が成立しない、微短劇の構造問題が決算に表れた。 - [Paramount Skydance 統合後初決算、DTC が黒字化 — WBD 買収の『返済原資』を数字で示す](https://streamingbusinessreview.com/articles/paramount-skydance-q1-2026-dtc-profit/): David Ellison 体制となった Paramount Skydance の初決算で、Paramount+ を含む DTC が黒字化した。売上は微増ながら ARPU 主導で配信が伸び、通年見通しを据え置き。進行中の Warner Bros. Discovery 買収を支えるキャッシュ創出力を実績で示した。 - [百度、AI 微短劇の「製作工房」Hogee を内測 — 検索大手がコンテンツ供給網の最下層に降りる](https://streamingbusinessreview.com/articles/baidu-hogee-ai-microdrama-platform/): 検索大手が、ドラマの「作り方」そのものを月額 SaaS にする。百度智能云の Hogee は脚本解析から分鏡・数字人までを AI エージェントで通し、制作費を従来比で大幅に削ると謳う。配信プラットフォームの下に、製作を担う供給層として垂直に入り込む動きだ。 - [EU、配信の『欧州作品クオータ』見直しへ — 著作者団体は VOD を 30%→50% に引き上げ要求](https://streamingbusinessreview.com/articles/eu-avmsd-vod-european-works-quota/): 欧州委員会が視聴覚メディアサービス指令(AVMSD)の見直しに着手し、5 月 1 日に公開協議を締め切った。著作者団体 SAA は、VOD の欧州作品クオータを放送局並みの 50% へ引き上げ、財政貢献義務を全加盟国に広げるよう要求。米プラットフォーム優位への文化主権の論点が再燃する。 - [抖音、微短劇の制作工程を一本化 — 脚本・投流・分账を束ねる「短劇創作者中心」を開設](https://streamingbusinessreview.com/articles/douyin-short-drama-creator-center/): プラットフォームが制作の上流から精算までを取り込み始めた。Douyin は脚本投稿・案件マッチング・分账を一つの窓口に束ね、無料 AVOD の Hongguo とは別経路でクリエイターを囲い込む。「保底」廃止後の収益不安を、透明化と巨額の補助で埋めにいく構図だ。 - [Spotify「Verified by Spotify」を導入 — AI 生成楽曲の氾濫に『人間の証明』で対抗](https://streamingbusinessreview.com/articles/spotify-verified-badge-ai-music/): Spotify が、人間のアーティストであることを示す認証バッジ「Verified by Spotify」を導入した。AI 生成楽曲やなりすましが急増するなか、検索される 99% 超のアーティストを認証し、AI ペルソナを当面は除外する。配信の信頼性そのものを商品価値に据える動きである。 - [中国の縦型短編ドラマ、AI 製が四半期供給の 95% 超に — だが「観られる」のは 1/50 の実写](https://streamingbusinessreview.com/articles/china-ai-microdrama-95pct-q1-2026/): 微短劇の供給は AI が席巻したが、視聴は実写に集中した。2026 年第 1 四半期の新作約 12.8 万本のうち AI 製が 95% 超。一方、春節期の総再生は実写が AI の 25 倍に達し、量と視聴の乖離が業界の課題に浮上した。 - [HYBE、Q1 過去最高売上で営業赤字 — BTS 復帰とスーパーファン投資が示す「1 再生」から「1 ファン」への移行](https://streamingbusinessreview.com/articles/hybe-q1-2026-weverse-superfan-loss/): HYBE の 1〜3 月期売上は前年比 39.5% 増の過去最高となった一方、営業損益は赤字に転落した。BTS 復帰で配信・レコード音楽は急伸したが、会長による従業員向け株式付与の一時費用と人件費膨張が利益を食う。Weverse の月間利用者は 1,337 万人へ。スーパーファン基盤への投資が利益に先行する構図が鮮明になった。 - [Universal Music、Spotify 持分の半分を売却し自社株買いへ — 「Streaming 2.0」値上げが効き始めた Q1](https://streamingbusinessreview.com/articles/umg-q1-2026-spotify-stake-streaming-2/): 世界最大の音楽企業 UMG が、配信プラットフォーム Spotify の保有株半分(約 14 億ドル相当)を売却し自社株買いに回す。値上げ主導の「Streaming 2.0」が増収に効き始める一方、権利者がプラットフォーム株を手放す資本配分の転換が鮮明になった。 - [Roku Q1、広告 +27%・サブスク取次 +30% の両輪 — 動画在庫の大半がサードパーティ DSP 経由へ](https://streamingbusinessreview.com/articles/roku-q1-2026-programmatic-dsp-shift/): Roku の 2026 年 Q1 は総売上 12.5 億ドル(+22%)。広告がプログラマティック経由で 40% 超伸び、自社サブスク取次も加速した。デバイスは 16% 減でもプラットフォームの高採算が利益を牽引し、通期見通しを上方修正した。 - [Amazon の広告、四半期 172 億ドル・過去 12 か月 700 億ドル超 — 小売起点の広告が Prime Video/CTV へ染み出す](https://streamingbusinessreview.com/articles/amazon-q1-2026-advertising-70b-ctv/): 2026 年 Q1 決算で Amazon の広告サービスは前年比 24% 増の 172 億ドル、過去 12 か月では 700 億ドルを突破した。検索連動を核にしながら、Prime Video 広告と生成 AI 制作ツールへと面を広げ、配信広告市場での重心を一段と高めている。 ## Entities - All3Media (All3Media) — company: 英国を本拠とする独立系テレビ制作グループ。『The Traitors』を生んだ Studio Lambert など約 40 の制作会社を傘下に持つ。所有者は RedBird Capital と アブダビの IMI による投資家連合 RedBird IMI。2026 年に Banijay との統合が発表され、同年秋のクローズ後に新グループ Banijay の一翼を担う予定。 - クリエイティビティ・エンターテインメント連合 (Alliance for Creativity and Entertainment) — company: 米国映画協会 (MPA) が主導する世界規模の反海賊版連合。Netflix・Disney・Amazon・Apple ら映画・配信・スポーツの権利者が加盟し、違法配信サイトの摘発や利用規約違反の追及を共同で行う。近年は海賊版 IPTV に加え、認証情報の商用転売(パスワードの又貸し仲介)にも法的追及の対象を広げている。 - アライアンス・フォー・オープン・メディア (AOMedia) (Alliance for Open Media) — company: 2015 年設立の非営利コンソーシアム。Amazon・Apple・Google・Microsoft・Netflix・Samsung 等が運営に名を連ね、ロイヤリティフリー(特許使用料が要らない)の動画・画像・音声技術を策定する。MPEG 系コーデックの特許プール課金に対抗する目的で発足し、動画コーデック AV1 (2018) と後継 AV2 (2026)、画像形式 AVIF、没入音声 IAMF を手掛ける。米マサチューセッツ州ウェイクフィールド本拠、Joint Development Foundation のプロジェクト。 - Amazon MGMスタジオ (Amazon MGM Studios) — company: Amazon の映画・テレビスタジオ。2022 年に MGM を約 85 億ドルで買収し統合した。Prime Video 向けの独自制作を担い、2026 年に AWS と共同で生成 AI 制作基盤 Project Nara と『GenAI Creators' Fund』を立ち上げ、生成 AI で制作するアニメーションシリーズを発注した。 - Amazon Music (Amazon Music) — service: Amazon が運営する音楽配信サービス。Prime 会員特典として同梱される「Prime Music」層と、有料の「Amazon Music Unlimited」、広告付き無料層を持つ。2026 年 6 月にインドで Unlimited を単独サービスとして投入し、Prime 同梱層に広告を導入・オフライン再生を外すなど、ティア構成を再編した。 - Amazon (Amazon.com, Inc.) — company: 米国シアトル本社の EC・クラウド大手。EC(Amazon Stores)、クラウド(AWS)、デジタル広告、Prime 会員サービス(Prime Video 等)を主力とする。広告事業は検索連動(スポンサープロダクト)を核に、Prime Video 広告・ライブスポーツ・DSP へ拡大し、配信広告市場の主要プレイヤーになっている。 - 全米音楽家連盟 (American Federation of Musicians) — company: 米国・カナダの演奏家・音楽家を代表する労働組合(1896 年設立)。レコーディング時の最低賃金や「新たな用途(new uses)」への再使用料を団体協約で大手レーベルと取り決める立場にある。2026 年 6 月、UMG・WMG が生成 AI の Suno・Udio と結んだライセンス和解の収益が演奏者に分配されていないとして、両社を団体協約違反で連邦地裁に提訴。AI に対しては「同意・対価・クレジット(Consent, Compensation, and Credit)」を掲げ、SAG-AFTRA 等と連合して団体交渉を進める。 - Apple Music (Apple Music) — service: Apple が運営する定額制の音楽ストリーミングサービス。広告付き無料層を持たず有料サブスク一本で展開する。Midia Research によれば 2025 年末の世界シェアは 12.6% で、Spotify・Tencent Music に次ぐ規模。急成長する YouTube Music に 3 位の座を脅かされている。 - Artlist (Artlist) — company: クリエイター向けのストックアセット(音楽・効果音・映像素材)プラットフォーム。5,000 万人超のユーザーを持つ。2026 年、自社の AI ツールで制作した全編 AI 生成のオリジナル番組のみで構成する配信サービス『Artlist TV』を立ち上げ、生成 AI の制作能力を誇示した。 - 視聴覚メディアサービス指令(AVMSD) (Audiovisual Media Services Directive (AVMSD)) — term: EU の放送・オンデマンド映像を横断的に規律する指令。2018 年改正で VOD(オンデマンド配信)に対し、カタログの最低 30% を欧州制作作品にする「欧州作品クオータ」と、域内での欧州作品制作への財政貢献を求める枠組みを導入した。2026 年に欧州委員会が見直し(評価)に着手し、クオータ引き上げや財政義務の全加盟国化が論点になっている。 - 百度(バイドゥ) (Baidu) — company: 2000 年に李彦宏(Robin Li)らが創業した中国の大手検索・AI 企業。中国最大級の検索エンジンを運営するほか、AI(対話型 AI「文心(旧:文心一言)/ERNIE Bot」等)、クラウド、自動運転などに注力する。動画配信子会社として愛奇芸(iQIYI)を傘下に持つ。NASDAQ・香港上場。 - Banijay (Banijay Group) — company: 欧州最大級の独立系テレビ・コンテンツ制作グループ。『The Masked Singer』『Big Brother』『MasterChef』など多数のフォーマットを世界展開する。2026 年 3 月に英 All3Media との統合を発表し、投資家連合 RedBird IMI と 50:50 で組む新グループ(社名は引き続き Banijay)として、売上高約 44 億ユーロ規模・約 170 の制作レーベルを擁する陣容となる。 - バルロベント・コムニカシオン (Barlovento Comunicación) — company: スペインの視聴率・視聴行動の調査コンサルティング会社。テレビ視聴率の分析レポートや、OTT・コネクテッド TV の利用を追跡する継続調査「Barómetro OTT」で知られる。2026 年 6 月には、Netflix や Prime Video など SVOD 各社の週間 Top 10 ランキングが算出方法非開示・第三者監査なしで「視聴実態への洞察をほとんど提供しない」とする分析が業界誌で報じられた。 - ベル・メディア (Bell Media) — company: カナダの通信大手 BCE 傘下のメディア部門。スポーツ専門局 TSN、地上波 CTV、ストリーミングの Crave、仏語の RDS などを運営する。CFL の長年の放送パートナーで、2027 年からの新契約では国内放送の中核(TSN・RDS・グレイカップ)を担う。 - ベルテルスマン (Bertelsmann) — company: ドイツ・ギュータースローに本拠を置く非上場のメディア複合企業。放送・配信の RTL Group、出版の Penguin Random House、音楽の BMG などを傘下に持つ。RTL Group を通じ欧州の放送・配信を中核事業とし、2026年の Sky Deutschland 買収を域内メディア強化の節目と位置付けた。 - ビリビリ(哔哩哔哩) (Bilibili) — company: 中国の動画コミュニティ・プラットフォーム。若年層に強く、動画・ゲーム・ライブ配信・コミック等を擁する。かつて『弾幕=非商業』のカルチャーを掲げたが、近年は広告(コミュニティ商業化)が成長エンジンになり、黒字化を達成した。NASDAQ・香港上場。 - ビル・アックマン (Bill Ackman) — person: 米国のアクティビスト投資家。ヘッジファンド パーシング・スクエア の創業者兼 CEO。2026 年 4 月、UMG への約 644 億ドルの買収提案を主導し、上場地を NYSE へ移す「New UMG」構想を提示したが、UMG 取締役会と筆頭株主 ボロレ の反対で実現しなかった。6 月 4 日に保有 UMG 株を全て売却して完全撤退し、約 5 年の関与に幕を下ろした。 - ビズ・マーキー (Biz Markie) — person: 米ヒップホップの MC/プロデューサー(本名 Marcel Hall、2021 年没)。代表曲 "Just a Friend"(1989 年リリース、Billboard Hot 100 最高 9 位〔1990 年〕)。カタログは 1,500 回超サンプリングされた。1991 年の Grand Upright Music 対 Warner 判決で無断サンプリングが侵害と認定された当事者で、ヒップホップのサンプル・クリアランス慣行を決定づけた。遺産は未亡人 Tara Hall が執行する。 - BMG (BMG Rights Management) — company: ベルテルスマン傘下の音楽会社。録音原盤と音楽出版の両方を扱い、アーティスト・作曲家との公平な契約を掲げる「新しい音楽会社」モデルで成長してきた。ドイツ・ベルリンに本拠。2026 年に米 Concord との統合で合意し、ベルテルスマンが過半を握る世界第 4 位の音楽会社の中核となる。CEO は Thomas Coesfeld。 - ボロレ・グループ (Bolloré Group) — company: フランスの投資持株会社。Vivendi 経由および直接保有で UMG の約 32%(直接 18.4% + Vivendi 経由 13.4%)を握る筆頭株主。Cyrille Bolloré が率いる。2026 年の パーシング・スクエア による UMG 買収提案に対し「価格が全く見合っていない」として反対し、取締役会の拒否を後押しした。 - 連邦カルテル庁 (Bundeskartellamt) — company: ドイツの競争法(独占禁止)を運用する連邦当局。ボンに本拠を置き、企業結合 (M&A) の審査、カルテルや市場支配的地位の濫用の規制を担う。長官はアンドレアス・ムント。近年はデジタルプラットフォームやメディア・制作市場の集中にも審査の重点を置く。 - バイトダンス (ByteDance) — company: 2012 年に張一鳴(Zhang Yiming)と梁汝波(Liang Rubo)が共同創業した中国のテクノロジー企業。レコメンドアルゴリズムを核に、短編動画アプリ TikTok(海外)・抖音(Douyin、中国)を運営し、世界最大級のソーシャルメディア企業に成長した。動画・広告・ゲーム・AI(Doubao/Seedance)・エンタープライズ(Lark)など幅広い事業を展開する非上場企業。 - CNN (Cable News Network (CNN)) — company: 米国アトランタ本拠のニュース放送・デジタルメディア。メディア大手 Warner Bros. Discovery の完全子会社。テレビ放送に加え CNN.com やストリーミングでニュースを配信する。2026 年 5 月、生成 AI 検索の Perplexity を著作権・商標侵害で提訴し、テレビ局による初の AI 著作権訴訟とされる。 - カナダ・フットボールリーグ (Canadian Football League (CFL)) — term: カナダのプロ・カナディアンフットボールリーグ。9 球団で構成され、優勝決定戦をグレイカップと呼ぶ。2026 年に 2027 年シーズンからの 6 年メディア権利契約を締結し、Bell Media(放送)・DAZN(国内一部+国際独占)・YouTube(デジタル)の三者で権利を多層化した。中堅スポーツの権利戦略の事例として注目される。 - Canal+ (Canal+ Group) — company: フランス発のグローバルなメディア・娯楽企業。有料 TV/配信を主力に、欧州 12 か国で 1,800 万超、アフリカ 40 か国超で 2,300 万の加入者を抱え、全世界では 4,000 万超・売上は約 90 億ユーロ。2024 年 12 月に Vivendi から分離しロンドン証券取引所へ主上場、2025 年に汎アフリカ有料 TV 大手 MultiChoice を買収。2026 年 6 月にヨハネスブルグ証券取引所へ二次上場し、欧州・アフリカの二大陸戦略を掲げる。 - 開麗創意 (Carrier Creative) — company: 台湾のレーベル・芸能会社(開麗創意組合)。1980〜90 年代に小虎隊・姜育恒・憂歓派対・紅孩兒・少女隊らを擁し、華語アイドルポップ黄金期の基盤カタログを築いた。創業者はシャーリー・ミャオ。2025 年に擎天娯楽(Skyhigh Entertainment)経由で UMG 大中華圏部門と修復・再配信の提携を結び、2026 年 6 月にカタログ録音権(子会社の開喜企業・紅醇事業の保有分を含む計 1,000 曲超)を UMGC へ売却した。 - キャッチプレイ (Catchplay) — company: 台湾発の動画配信事業者。SVOD サービス「CATCHPLAY+」を台湾・インドネシア・シンガポールなどで展開し、映画やプレミアムドラマのライセンス配信に強みを持つ。東南アジア市場のローカル OTT の一つ。 - Channel 4 (Channel Four Television Corporation) — company: 英国の公共サービス放送局。国が所有するが受信料や税金ではなく広告収入で自立採算的に運営される点が特徴で、株主への配当義務を負わない。多様で挑戦的な番組を委託制作する『パブリッシャー・ブロードキャスター』モデルを採り、自社では番組をほとんど制作せず独立系プロダクションへ発注する。配信は VOD サービス Channel 4(旧 All 4/4oD)で展開し、広告付き配信(AVOD)を収益の柱の一つに育てている。 - 中国中央広播電視総台(央視) (China Media Group (CCTV)) — company: 中国の国家放送局。テレビの CCTV、ラジオ、国際放送を統合した中央広播電視総台(CMG)として運営され、FIFA ワールドカップなど国際スポーツ大会の中国大陸向け放映権を独占的に取得する立場にある。2026 年大会では FIFA と複数大会のサイクル契約を結び、咪咕・小紅書へ配信のサブライセンスを出した。 - 中国ネット視聴覚番組サービス協会 (China Netcasting Services Association) — company: 中国のオンライン動画・音声配信業界の業界団体。国家広播電視総局(NRTA)の指導の下に置かれ、ネット視聴覚番組(動画配信・短編ドラマ・ライブ配信等)の自主規範づくり、業界統計の公表、コンテンツ審査ガイドラインの整備などを担う。マイクロドラマ(短劇)の管理規則など、業界規制の策定で実務的な役割を果たす。 - 中文在線 (Chinese Online) — company: 中国のデジタル出版・IP 企業。ウェブ小説・電子書籍を中核に、IP の映像化やマイクロドラマ(短編ドラマ)事業も手がける。深圳証券取引所に上場する、中国のデジタルコンテンツ・IP 大手の一つ。 - CHZZK(チジク) (CHZZK) — service: ネイバー が運営する韓国のライブ配信・ゲーム実況プラットフォーム。Twitch の韓国撤退で空いた市場を埋める形で 2024 年 5 月に正式公開された。2026・2030 年の FIFA ワールドカップと 2026〜2032 年の五輪について配信(ニューメディア)権を握り、2026 年 6 月の W杯期間に週間利用時間で長年の王者 SOOP をはじめて逆転した。 - CJ ENM (CJ ENM) — company: 韓国の総合エンターテインメント・メディア企業で、CJ グループ傘下。ケーブルチャンネル tvN や Mnet などの放送、映画・音楽事業、音楽授賞式「MAMA」を運営し、OTT の TVING を主導する。ドラマ制作子会社 Studio Dragon を擁する。韓国取引所(KOSDAQ)上場。 - コムキャスト (Comcast Corporation) — company: 米国最大級のケーブル・メディア複合企業。NBCUniversal(映画・放送・テーマパーク)と配信サービス Peacock を抱え、2018年に英 Sky を約390億ドルで買収して欧州有料テレビへ進出した。2026年に独語圏の Sky Deutschland を RTL Group へ売却するなど、Sky ブランドの国際事業を再編している。 - 英国競争・市場庁 (Competition and Markets Authority) — company: 英国の競争当局。企業結合審査(merger inquiry)を第 1 段階(Phase 1)・第 2 段階(Phase 2)の 2 層で運用し、英国市場での「実質的競争減殺」の恐れを判断する。メディア分野では Paramount Skydance による Warner Bros. Discovery 買収の第 1 段階審査を 2026 年 6 月に開始(判断期限 8 月 7 日)。 - Concord (Concord) — company: 米テネシー州ナッシュビルに本拠を置く独立系の音楽・エンタメ権利会社。録音原盤・音楽出版・演劇(シアトリカル)の権利を幅広く保有し、2020 年以降だけで約 30 億ドルを投じてカタログを拡大、12.5 万人超のアーティスト・作曲家を抱える。長年の投資家 Great Mountain Partners が出資。2026 年にベルテルスマン傘下 BMG との統合で合意した。 - コネクテッドTV (Connected TV (CTV)) — term: インターネットに接続し、アプリ経由で動画を視聴するテレビ環境の総称。スマートTV、ストリーミングデバイス(Roku、Amazon Fire TV 等)、ゲーム機などを含む。広告主にとっては、デジタルのターゲティング精度とテレビの大画面到達を併せ持つ在庫として急成長しており、OS のホーム画面や発見画面が新たな広告面として注目される。 - 超かぐや姫! (Cosmic Princess Kaguya!) — title: 山下清悟の初長編監督作となるオリジナルアニメ映画。2026 年 1 月 22 日に Netflix で世界独占配信を開始し、2 月 20 日からツインエンジン配給で劇場公開(配信先行→劇場の逆ウィンドウ)。古典『竹取物語』を仮想空間と音楽ライブに再解釈し、累計興行収入 25 億円超・動員 100 万人超のヒットとなった。 - クーパン (Coupang) — company: 韓国最大級の EC・テクノロジー企業。当日・翌日配送の「ロケット配送」で知られ、韓国 EC 市場をリードする。会員制プログラム「ロケットワウ」の特典として動画配信サービス Coupang Play を提供する。米ニューヨーク証券取引所上場(NYSE: CPNG)。 - クーパンプレイ (Coupang Play) — service: 韓国の EC 大手 クーパン が運営する動画配信サービス。会員制プログラム「ロケットワウ」の特典として提供され、オリジナルドラマ・バラエティに加え、スポーツ中継(海外サッカーの親善試合招致など)への積極投資で会員獲得を図る、韓国の主要 OTT の一角。 - クリエイターエコノミー (Creator economy) — term: 個人クリエイターによる制作・配信・収益化が産業として成立した経済圏。YouTube・ショート動画などのプラットフォームが、視聴連動の収益分配や発見アルゴリズムでクリエイターを束ねる。近年は公共放送や既存メディアが、視聴分数連動の報酬やクリエイター調達といったその作法を取り込む動きが広がっている。 - Crunchyroll (Crunchyroll) — service: ソニー傘下のアニメ専門サブスク配信サービス。世界のアニメファン向けに同時配信(サイマル)・吹替・グッズ・イベントを展開し、ソニーの『アニメを軸にした垂直統合』(制作の Aniplex、配信の Crunchyroll、興行)の中核を担う。2026 年 5 月に有料会員 2,100 万人到達を発表した。 - DAZN (DAZN) — company: 英国ロンドン本社のスポーツ専業ストリーミング企業。2016 年に Perform Group のサービスとして開始し、Access Industries(Len Blavatnik)傘下の DAZN Group が運営。サッカー・ボクシング・モータースポーツを中心に、ドイツ・イタリア・スペイン・日本などで国内独占権を持つ世界最大級のスポーツ OTT。 - ディアユー (DearU) — company: 韓国の SM エンターテインメント系のファンプラットフォーム企業。アーティストがファン全員にパーソナル風メッセージを一斉配信するサブスクリプション型サービス「Bubble(バブル)」を運営する。K-POP のファンダム経済を支える代表的な事業者の一つ。 - 点众科技 (Dianzhong Technology) — company: 中国のデジタル出版・モバイルコンテンツ企業。電子書籍やウェブ小説、近年は縦型のマイクロドラマ(短編ドラマ)の制作・配信を手がけ、中国発の短編ドラマブームを牽引する事業者の一つとされる。 - Digital i (Digital i) — company: 英国の視聴者データ分析会社。SVOD(定額制動画配信)と YouTube の視聴を、世界 20 か国超のパネルで継続計測し、アカウント単位の視聴時間・到達・コンテンツ別の実績を可視化する。SoDA(Subscription on Demand Analytics)などのパネルデータで知られ、配信・放送業界に視聴の独立計測を提供する。 - Disney+ (Disney+) — service: ウォルト・ディズニー・カンパニーが運営するサブスク型動画配信サービス。ディズニー・ピクサー・マーベル・スター・ウォーズ等の自社 IP を核に、米国では Hulu と統合運用される。広告付き/広告なしの階層を持ち、Disney の DTC 収益化の中心を担う。 - 抖音(ドウイン) (Douyin) — service: バイトダンス が中国国内向けに運営する短編動画アプリ。海外向けの TikTok の原型にあたり(TikTok は抖音の国際版として2017年に展開)、レコメンドフィードによる短尺動画視聴に加え、ライブコマース・EC・ローカルサービス予約などを取り込んだスーパーアプリ的なプラットフォームに発展している。 - ダウンタウン・ミュージック (Downtown Music Holdings) — company: 音楽の出版管理・ディストリビューション大手(2007 年創業、本社ニューヨーク)。Downtown Music Publishing・CD Baby・FUGA・Songtrust を擁し、145 か国・5,000 超の法人クライアント・400 万超のクリエイターにサービスを提供する。2026 年 2 月、UMG 傘下の Virgin Music Group が約 7.75 億ドルで買収を完了した(EU は Curve Royalty Systems の分離売却を条件に承認)。 - ドラマボックス (DramaBox) — service: 中国・シンガポール発の縦型マイクロドラマアプリ(北京の点衆科技が開発、シンガポール法人 StoryMatrix が運営)。1 話数分の短尺シリーズをエピソード課金・広告で提供し、米国や中南米など中国外市場で ReelShort と並ぶ主要プレイヤーに成長した。ブラジル・メキシコなど中南米市場にも展開する。 - ドラマウェーブ (DramaWave) — service: 崑崙万維 が手がける縦型マイクロドラマ(短編ドラマ)アプリ。1 話数分の短尺シリーズをエピソード課金(コイン制)・VIPサブスクリプション・広告で提供し、AI を活用したコンテンツ制作を背景に中国外市場での海外展開を進める。 - 欧州委員会 (European Commission) — company: EU の行政執行機関。競争総局が一定規模以上の企業結合を一元審査するほか、2023 年から外国補助金規制(FSR)により非 EU 政府の資金が域内市場を歪めないかも審査する。AVMSD(視聴覚メディアサービス指令)の運用を通じ、配信サービスの欧州作品クォータなどコンテンツ規制でも配信業界に影響力を持つ。 - 連邦通信委員会 (Federal Communications Commission) — company: 米国の放送・通信を所管する独立規制機関。テレビ・ラジオ局の放送免許を交付し、その譲渡・支配権移転を審査する。通信法第 310 条 (b) 項により、放送免許を持つ米企業の外国出資を原則 25% までに制限し、超過には FCC の事前承認が要る。メディア M&A では、反トラスト審査とは別系統で「誰が報道機関の資本を握るか」を問う関門となる。 - FIFA(国際サッカー連盟) (FIFA) — company: スイス・チューリッヒに本部を置くサッカーの国際統括団体。1904 年設立、211 の加盟協会(MA)を束ね、FIFA ワールドカップをはじめとする世界大会を主催する。近年は権利販売に加え、自前の無料配信サービス FIFA+ や DAZN との配信統合を通じて、ファンへの直接到達(D2C)と映像資産の収益化を強めている。 - FOX コーポレーション (Fox Corporation) — company: 米国のメディア企業。FOX News、FOX Sports、FOX 放送網に加え、無料広告型ストリーミング(FAST/AVOD)の Tubi を持つ。ライブスポーツとニュースの強いリニア資産と、急成長する Tubi の二層構造で広告収益を稼ぐ。 - FAST (Free Ad-Supported Streaming TV) — term: Free Ad-Supported Streaming TV の略。広告収益を主要収入源とする無料配信サービス。リニア編成と VOD の双方を含む。Pluto TV、Tubi、Samsung TV Plus、LG Channels 等が代表例。 - フリーリールズ (FreeReels) — service: 崑崙万維 が手がける縦型マイクロドラマアプリ。広告視聴を主な収益源とする無料中心モデルで短編ドラマを提供し、海外市場でのユーザー獲得を狙う。 - 生成AIと著作権 (Generative AI and copyright) — term: 生成 AI がコンテンツを学習データとして取得(入力)し、また学習結果として原典に類似した出力を生成することをめぐる著作権上の争点。報道・出版・配信業界では、無断スクレイピングと、原典と実質的に類似した回答生成の双方が侵害にあたるかが問われ、ライセンス契約と訴訟が並行して進んでいる。 - GoHands (GoHands) — company: 2008 年 8 月設立、大阪市淀川区に拠点を置くアニメーション制作会社。代表者は岸本鈴吾。『K』『Hand Shakers』『Momentary Lily』などで知られ、作画・デジタル表現の作風で評価される。2026 年 5 月 25 日、U-NEXT を運営する U-NEXT HOLDINGS が全株式取得を発表し、6 月 1 日付で完全子会社となった。 - Google (Google (Alphabet)) — company: Alphabet 傘下の検索・広告・クラウド・AI 大手。動画配信では YouTube(世界最大の動画プラットフォーム)を擁し、生成 AI の Gemini を全製品へ統合する。動画生成(Gemini Omni / Veo)と YouTube の検索・制作 UX に AI を組み込み、配信の『作る・探す』を再設計しつつある。 - グレート・マウンテン・パートナーズ (Great Mountain Partners) — company: 米コネチカット州ニューヘイブンに本拠を置く投資会社。音楽・エンタメ権利会社 Concord の長年の出資者で、Concord のカタログ取得を資金面で支えてきた。2026 年に成立した BMG との統合では、Concord 株主側を束ねて統合会社の約 33% を保有し、一時金 11.6 億ドルを受け取る。 - HBO Max (HBO Max) — service: Warner Bros. Discovery が運営する定額制動画配信サービス。映画スタジオ Warner Bros.、HBO、Discovery 系の作品を束ねる WBD の配信の中核。広告付きプランを提供し、AI 文脈広告「Moments」やショッパブル広告「Shop with Max」など、保有 IP を広告在庫として高付加価値化する取り組みを進める。 - 紅果短劇 (Hongguo) — service: バイトダンス が運営する中国のマイクロドラマ(短劇)専門アプリ。1 話数分の縦型短尺ドラマを広告視聴ベースで提供し、抖音(Douyin)のトラフィックとレコメンド基盤を背景に、中国の短劇市場で最大級の利用者を抱えるプラットフォームに急成長した。 - HYBE(ハイブ) (HYBE) — company: 韓国の大手エンターテインメント企業。BTS をデビューさせた Big Hit Entertainment を前身とし、2021 年に HYBE へ社名変更した。複数のレーベルを束ねるマルチレーベル体制をとり、ファンプラットフォーム「Weverse」を中核に音楽・IP・プラットフォーム事業を展開する。韓国取引所(KOSPI)上場。 - 愛奇芸(アイチーイー) (iQIYI) — company: 中国の大手 SVOD(定額制動画配信)。長編ドラマ・映画を中心に会員課金と広告で稼ぐ。国内の長編需要が成熟・減速するなか、AI 生成のマイクロドラマ(短編)や海外(東南アジア等)展開を新たな成長軸に据える。NASDAQ 上場。 - NHK (Japan Broadcasting Corporation) — company: 日本の公共放送事業者。放送法に基づく特殊法人で、受信料を主要財源として地上波・衛星・国際放送・配信サービス NHK プラスを運営する。大河ドラマ、連続テレビ小説 (朝ドラ) 等のドラマ枠は日本のテレビ史を代表する制作枠。 - 公正取引委員会 (Japan Fair Trade Commission) — company: 日本の独占禁止法を運用する行政委員会。企業結合 (M&A) の審査、競争制限的行為の規制、デジタルプラットフォームの取引慣行の監視などを担う。近年は配信・デジタル広告を含むプラットフォーム事業者の市場支配力と取引の公正性に審査の重点を移している。 - JioHotstar (JioHotstar) — service: Reliance Industries と The Walt Disney Company のインド合弁 JioStar が運営する、インド最大の動画配信サービス。2025 年 2 月に Disney+ Hotstar と JioCinema を統合して発足。IPL(インディアン・プレミアリーグ)の独占配信を軸に急成長し、MAU・有料加入者ともに世界最大級。 - JTBC (JTBC) — company: 韓国・中央(チュンアン)グループ傘下の総合編成放送局。2011 年開局。報道とドラマで地上波に伍する存在感を持つ。2019 年に地上波が共同でスポーツ権を買う「コリア・プール」を離脱し、国際オリンピック委員会と直接交渉して五輪(2026〜2032 年)と FIFA ワールドカップ(2030 年まで)の独占放映権を約 5 億ドルで取得。だが再販と広告収入が伸びず、2026 年 6 月に 206 億ウォンの負債を返せず、中央グループ各社とともに法定管理を申請した。 - JYPエンターテインメント (JYP Entertainment) — company: 歌手・プロデューサーの朴軫永(J.Y. Park)が 1997 年に設立した韓国の大手芸能事務所。TWICE・Stray Kids・ITZY・NiziU などを擁し、楽曲制作とプロデュースに強みを持つ。韓国取引所(KOSDAQ)上場。 - カカオエンターテインメント (Kakao Entertainment) — company: 韓国の IT 大手カカオ傘下の総合エンターテインメント企業。ウェブトゥーン・ウェブ小説(カカオページ、北米の Tapas(Radish は 2025 年末に閉鎖))、音楽(メロン)、映像・芸能マネジメントを手がけ、韓国コンテンツの制作・配信で大きな存在感を持つ。 - KLAY (KLAY Vision) — company: ロサンゼルス拠点の AI 音楽企業。ライセンス済み楽曲のみで学習する大規模音楽モデルを掲げ、2025 年 11 月に Universal・Warner・Sony の 3 メジャーと原盤・出版の双方でライセンス契約を締結した。ライセンス楽曲の AI カスタマイズ体験を構想するが、サービスは未ローンチ。2026 年 6 月には全米音楽出版社協会(NMPA)との業界横断ライセンスにも参加した。 - 可灵AI (Kling AI) — service: Kuaishou が開発・提供する動画生成 AI サービス。テキストや画像から短い映像を生成でき、中国発の代表的な生成動画モデルの一つとして注目される。映像制作・マイクロドラマ・広告などへの応用が進む。 - 国宝(映画) (Kokuho) — title: 歌舞伎役者の半生を描いた李相日監督の実写映画(原作は吉田修一の同名小説)。2025 年 6 月公開後、国内観客動員 1,415 万人・興行収入 200 億円超を記録し、邦画実写映画の歴代興収ランキングを 22 年ぶりに更新した。製作委員会には ソニー系の Aniplex などが参加し、配給は東宝(北米は GKIDS)。第 49 回日本アカデミー賞で 10 部門最優秀賞。2026 年 6 月 6 日に Prime Video で見放題独占配信を開始。 - KBS(韓国放送公社) (Korean Broadcasting System) — company: 韓国の公共放送。地上波が共同でスポーツ権を買う「コリア・プール」の中核メンバーで、受信料と広告で運営される。2026 年の FIFA ワールドカップでは無料の地上波放送を維持し、字幕や音声解説を添えて「誰もが見られる」普遍的視聴権を前面に出した。独占有料路線をとった JTBC と対照をなす。 - KT (KT) — company: 韓国の大手通信事業者(旧・韓国通信)。固定通信・モバイル・ブロードバンドに加え、IPTV「Genie TV」(旧・olleh tv)やメディア・コンテンツ事業も展開する。韓国の主要通信3社の一つで、配信・メディア分野にも投資する。 - 快手 (Kuaishou) — company: 中国の大手ショート動画・ライブ配信プラットフォーム企業。抖音(中国版 TikTok)と並ぶ短編動画アプリ「快手」を運営し、ライブコマースや広告で稼ぐ。動画生成 AI「可灵AI(Kling)」も開発する。香港証券取引所に上場。 - 崑崙万維 (Kunlun Tech) — company: 中国・北京を拠点とするインターネット・AI 企業。ゲームとウェブブラウザを出発点とし、ブラウザ Opera を 2021 年から連結子会社化(69%保有)していることで知られる。近年は生成 AI(大規模言語モデル「天工/Tiangong」等)やマイクロドラマ・AI コンテンツ事業へ重心を移している。深圳証券取引所に上場。 - L4S (L4S (Low Latency, Low Loss, Scalable Throughput)) — term: Low Latency, Low Loss, and Scalable Throughput の略。IETF が策定したインターネットの低遅延ネットワークの枠組み (RFC 9330/9331/9332、標準化トラックではなく Informational/Experimental)。ネットワークが混雑し始めた段階を早期にシグナルすることで、バッファ膨張による遅延 (バッファブロート) を抑えながら高スループットを維持する。大規模ライブ配信の低遅延化を支える基盤技術。 - LGユープラス (LG Uplus) — company: 韓国の LG グループ傘下の通信事業者。モバイル・ブロードバンドに加え、IPTV「U+tv」やメディア・コンテンツ事業を展開する。韓国の主要通信3社の一つ。 - ライオンズゲート (Lionsgate Studios) — company: 米国の映画・テレビ制作スタジオ。プレミアム配信 STARZ を分離した後は、自社配信プラットフォームを持たない純粋スタジオとして、強力なライブラリと劇場→PVOD→Pay One のウィンドウ戦略で稼ぐ。ライブラリ収益が安定財源になっている。NYSE 上場。 - ライブネイション・エンタテインメント (Live Nation Entertainment, Inc.) — company: 世界最大のライブ・エンタテインメント企業。コンサート興行(プロモーション)・チケット販売(Ticketmaster)・会場運営・アーティストマネジメントを垂直統合する。2010 年に Live Nation と Ticketmaster の合併で発足。NYSE 上場。米司法省と約 40 州が 2024 年に反トラスト訴訟を提起した。司法省とは 2026 年 3 月に分割を回避する和解(2 億 8,000 万ドルの和解基金等)に至ったが、和解を拒んだ州との裁判では 2026 年 4 月にニューヨーク連邦陪審が大規模会場をめぐる違法独占を認定した。Spotify の超ファン向けチケット先行確保『Reserved』の独占ローンチパートナー。 - マカン・デルラヒム (Makan Delrahim) — person: Paramount Skydance の最高法務責任者(CLO、2025 年 10 月就任)。2017〜2021 年に米司法省(DOJ)反トラスト局長を務め、AT&T による Time Warner 買収の阻止訴訟を主導した(連邦地裁で敗訴)。Skydance による Paramount 統合では Latham & Watkins のパートナーとして Skydance 側に助言。Paramount の法務・規制・政府渉外を統括し、Warner Bros. Discovery 買収の規制審査対応の前面に立つ。 - 芒果超媒 (Mango Excellent Media) — company: 中国・湖南省の国有メディアグループである湖南広播影視集団(湖南省文資委が実質支配)系のメディア企業。芒果伝媒有限公司が筆頭株主(約56〜59%保有)。動画配信サービス「芒果TV(Mango TV)」を運営し、バラエティ番組やドラマの制作・配信を手がける。深圳証券取引所に上場する、中国で数少ない国有資本主導の上場 OTT 事業者。 - 芒果TV (Mango TV) — service: Mango Excellent Media 傘下の湖南快乐阳光互动娱乐传媒(Happy Sunshine)が運営する中国の動画配信(SVOD)サービス。湖南衛視のバラエティ番組やドラマを軸にした独自コンテンツに強く、会員課金と広告で稼ぐ。愛奇芸・騰訊視頻に次ぐ中国「長視頻」3位(「腾爱芒优」の3番手)に数えられ、優酷を上回る。 - MAPPA (MAPPA) — company: 東京のアニメ制作スタジオ。2011 年に丸山正雄が設立し、『呪術廻戦』『チェンソーマン』『進撃の巨人』最終章、『地獄楽』などのヒット作で知られる。2026 年 1 月、Netflix と企画段階から商品化までを共同開発し新作オリジナルを世界独占配信する戦略的パートナーシップを締結した。社長は大塚学。 - メディア・パートナーズ・アジア (Media Partners Asia) — company: アジア太平洋のメディア・テレコム・配信業界を対象とする調査・助言会社。市場規模やマネタイズ動向のリサーチで知られ、年次サミット「APOS」を主催する。エグゼクティブディレクターはヴィヴェク・クート。 - メディアビジョン (Mediavision) — company: 北欧(スウェーデン拠点)のメディア産業調査・コンサルティング会社。配信・放送・映画市場の視聴・加入・コンテンツ供給を定点調査し、四半期の「Content Analysis」やストリーミング浸透・海賊版の各レポートで業界の構造変化を数値化する。Nordic 市場の動向を測る独立系データ元として、トレード各誌に引用される。 - マイクロドラマ(縦型短尺ドラマ) (Microdrama) — term: スマートフォンの縦画面向けに作られる、1 話 2〜3 分・数十〜百話構成の短尺シリーズドラマ。エピソード課金や広告で収益化し、SNS 的な即時性とドラマの情動を結ぶ『新しい視聴行動』を生む。中国の短劇(duanju)発で、米国・欧州・中南米へ急拡大している。 - Midia Research(マイディア・リサーチ) (MIDiA Research) — company: 英国の調査会社。音楽・動画・ゲームなどメディア&エンタメ産業のデータ分析を専門とする。音楽配信のサブスク市場シェアや収益動向の四半期リポートが業界で広く参照される。 - ミッドナイト・ラボ (Midnight Labs) — company: エンタメ・ゲーム・コンテンツ業界向けの AI を用いた知的財産(IP)保護を手がける企業。本拠はアイルランドのダブリンで、東京・サンフランシスコにも拠点を持つ。ダークウェブを含む7,500万超のソースを常時走査し、海賊版・ディープフェイク・AI 生成侵害を自律的に検出・削除する「agentic Enforcement Engine」を提供。累計28億件超の侵害コンテンツを削除したとする。クリエイター向け製品 Ceartas を擁し、Google Trusted Copyright Removal Program のパートナー。2026 年 6 月に ソニーの Sony Innovation Fund から出資を受けた。 - 咪咕 (Migu) — service: 中国の通信大手チャイナ・モバイル(中国移動)傘下のデジタルコンテンツ事業。動画(咪咕視訊)・音楽・スポーツ中継・電子書籍・ゲームなどを手がけ、スポーツのライブ配信(オリンピックや各種リーグの中国国内配信)に強みを持つ。 - MiniMax (MiniMax) — company: 中国の生成 AI 企業。動画生成サービス『Hailuo(海螺)AI』を提供する。スパイダーマン等の著名キャラクターを無断生成したとして、Disney・Universal・Warner Bros. らハリウッド大手から著作権侵害で提訴され、2026 年 5 月に却下申立が退けられ本訴へ進んだ。生成 AI の『出力』が著作権を侵害するかが争点。 - MultiChoice (MultiChoice Group) — company: 南アフリカ発の汎アフリカ有料 TV・配信大手。衛星放送の DStv と OTT の DStv Stream を主力に、サブサハラ・アフリカ各国で映像配信を展開する(Showmax は 2026年4月30日に閉鎖、コンテンツは DStv Stream へ移行済み)。長らくヨハネスブルグ証券取引所(JSE)に上場していたが、2025 年に Canal+ による買収が完了し JSE 上場を廃止、Canal+ のアフリカ事業の中核となった。 - Music Canada (Music Canada) — company: カナダの大手レコード会社(ソニー・ミュージック・ユニバーサル・ワーナー の各カナダ法人)を代表する非営利の業界団体。著作権・市場政策の提言、アーティスト支援、反海賊版の法的措置を担う。2026 年 6 月、カナダ音楽業界として初のサイトブロック命令をストリームリッピング業者に対して獲得した。 - NIL(名前・肖像・声の権利) (Name, Image and Likeness (NIL)) — term: 本人の氏名・肖像・公的ペルソナ(声を含む)にかかわる商用権利で、楽曲の著作権や録音原盤権とは別個の人格的財産権。音楽業界では生前・死後アーティストの遺産から、楽曲カタログと NIL を束で取得する動きが拡大している。生成 AI による声・容貌の合成リスクを背景に、死後 IP の管理・収益化における中核資産として再評価されている。 - 全米音楽出版社協会(NMPA) (National Music Publishers' Association) — company: 米国の音楽出版社の業界団体。会長兼 CEO はデイビッド・イスラエライト。メカニカル印税の料率交渉や訴訟・ライセンスの集団行動で出版社・ソングライターの取り分を代弁する。2026 年次総会では米出版収益 73 億ドル(2025 年)と、AI 音楽企業 Udio・KLAY との業界横断ライセンスを発表した。 - 国家広播電視総局 (National Radio and Television Administration) — company: 中国の放送・動画配信を所管する政府規制機関。テレビ・ラジオ・オンライン動画(網絡視聴)の番組内容審査、放送免許、ドラマ・配信コンテンツの規制を担う。中国の OTT・配信業界の制作本数や題材、放送枠に強い影響力を持つ。 - ネイバー (Naver) — company: 韓国最大のインターネット企業。検索ポータルを中核に、EC・フィンテック・コンテンツへ多角化する。配信領域ではライブ配信サービス CHZZK、ウェブトゥーンの ネイバーウェブトゥーン を擁する。2026・2030 年の FIFA ワールドカップと 2026〜2032 年の五輪について、CHZZK 向けの配信(ニューメディア)権を確保し、スポーツ配信を成長の梃子に据えた。 - ネイバーウェブトゥーン (Naver Webtoon) — company: 韓国・NAVER 傘下のウェブトゥーン(デジタルコミック)事業会社。韓国国内最大級のウェブトゥーン配信プラットフォームを運営し、グローバル統括会社 WEBTOON Entertainment の中核を成す。映像化原作の供給源としても存在感が大きい。 - NBCユニバーサル (NBCUniversal) — company: Comcast 傘下の米メディア大手。NBC 放送網、ケーブル網、映画スタジオ(Universal)、テーマパークに加え、ストリーミングの Peacock を持つ。2026 年 1 月にケーブル網の一部を Versant として分社した。広告ではAI を活用した One Platform で成果(performance)指向の商品を打ち出す。 - 網易 (NetEase) — company: 中国の大手インターネット企業。オンラインゲームを中核に、音楽配信(網易雲音楽)、教育(有道/Youdao)、イノベーション事業などを展開する。NASDAQ と香港証券取引所に上場し、テンセントと並ぶ中国ゲーム大手として知られる。 - 網易雲音楽 (NetEase Cloud Music) — service: NetEase が運営する中国の大手音楽ストリーミングサービス。ソーシャルなコメント文化やプレイリスト機能、インディーズ・独立系アーティストへの強みで知られ、テンセント・ミュージック系と並ぶ中国の音楽配信大手。運営会社(NetEase Cloud Music Inc.)は香港証券取引所に上場(コード9899、旧社名 Cloud Village Inc. → Cloud Music Inc. → NetEase Cloud Music Inc.、2024年11月改名)。 - ネットフリックス・アニメーション・スタジオ (Netflix Animation Studios) — company: Netflix の社内アニメーション制作部門。長編アニメ映画を内製し、『クラウス』『イン・ユア・ドリームス』『ウルトラマン:ライジング』などを手がける。2025 年 12 月に長編制作スタッフが NLRB 選挙で労組設立を承認し、2026 年 5 月に The Animation Guild(IATSE Local 839)と同部門初の労働協約を批准した。略称 NAS。 - ネットフリックス (Netflix, Inc.) — company: 米国カリフォルニア州ロスガトス本社のストリーミング配信企業。1997 年に DVD レンタル事業として創業、2007 年にストリーミング配信を開始し、現在は世界最大の SVOD 事業者の一つ。広告付きプランの展開と独自コンテンツへの大規模投資で知られる。 - NO FAKES 法案 (NO FAKES Act) — term: AI が生成する人物の声・肖像の『デジタル複製』を本人の許諾なしに作成・配信することを規制する米連邦法案(S.4591、正式名 Nurture Originals, Foster Art, and Keep Entertainment Safe Act)。声と容姿に対する連邦レベルの財産権を初めて創設し、死後 70 年まで存続して相続・ライセンス可能とする。プラットフォームには通知に基づく削除(notice-and-takedown)のセーフハーバーを置き、違反には作品ごとの法定賠償を科す。報道・パロディ等は表現の自由として適用除外。 - 非endemic広告 (Non-endemic advertising) — term: ある媒体の中核ジャンルに直接関係しないブランドによる広告出稿。CTV・配信広告の文脈では、メディア・エンタメ(M&E)以外——消費財、小売、自動車、金融、D2C など——のブランド広告を指す。配信プラットフォームが自社内の作品宣伝(endemic)を超えて一般広告主の予算を取り込めるかが、広告事業の成長余地を左右する。 - NSUS グループ (NSUS Group) — company: オンラインポーカー最大手 GGPoker を運営するゲーミング企業グループ(旧 GGNetwork Software Limited)。ClubGG など複数のオンラインゲーミング・ブランドを持つ。2024 年 10 月、Caesars Entertainment から World Series of Poker(WSOP)ブランドを 5 億ドル(現金 2.5 億ドル+5 年後払いの約束手形 2.5 億ドル)で取得し、ポーカー最大のライブイベント IP を傘下に収めた。新オーナーとして放映権を再構築し、2026 年に米 ESPN・国際 Warner Bros. Discovery への分割中継を主導している。 - Ofcom(英国情報通信庁) (Ofcom) — company: 英国の放送・通信・郵便の規制当局。Media Act 2024 により、大手のオンデマンド配信(Tier 1 VOD:英国ユーザー 50 万人超)を放送並みに規律する権限を得た。コンテンツ基準(公平性・有害表現・未成年保護)とアクセシビリティ(字幕・音声解説・手話)の義務化を進めている。 - Omdia(オムディア) (Omdia) — company: Informa TechTarget 傘下のテクノロジー・メディア調査会社(Omdia by Informa TechTarget)。映像配信・通信・広告の市場規模と予測を発表する。マイクロドラマ市場の売上・MAU 推計や、配信サービスのエンゲージメント比較など、配信業界のマクロ統計の主要な発信元のひとつ。 - OTTアグリゲーション (OTT aggregation) — term: 複数の OTT サービスを単一の入口(通信回線・デバイス・スーパーアプリ等)で束ね、一括して課金・配信・発見させる戦略。利用者の『サブスク疲れ』を解消する一方、束ね手が配信の流通と顧客関係の主導権を握るため、束ねられる OTT 各社の直接課金や ARPU を痩せさせる側面もある。 - パラマウント・スカイダンス (Paramount Skydance Corporation) — company: 2024 年に発表された Paramount Global と Skydance Media の経営統合により誕生した新会社。David Ellison が CEO を務め、Paramount+ の事業再構築とコンテンツ投資の効率化を進めている。 - PCCW (PCCW Limited) — company: 香港の通信・メディア複合企業。傘下に通信の HKT と動画配信の Viu を持つ。香港証券取引所上場。Viu を通じてアジア・中東・アフリカの配信市場に展開する。 - Peacock (Peacock) — service: NBCユニバーサルが運営するサブスク型動画配信サービス。NBC の番組・映画・ライブスポーツ(NFL 等)を擁し、広告付き階層を持つ。NBCU の DTC 戦略の中核で、Upfront でも広告成長の目玉として位置づけられる。 - Perplexity (Perplexity AI) — company: 米国サンフランシスコ拠点の生成 AI 検索(回答エンジン)スタートアップ。ユーザーの質問に対し、ウェブ情報を要約した回答を出典付きで返す。報道コンテンツの無断利用をめぐり、The New York Times・Dow Jones(Wall Street Journal)・New York Post・Reddit・CNN・Chicago Tribune・Encyclopedia Britannica・Merriam-Webster・Yomiuri Shimbun など複数のメディアから著作権侵害で提訴されている。 - パーシング・スクエア (Pershing Square Capital Management) — company: ビル・アックマンが率いる米国のアクティビスト・ヘッジファンド。集中投資と経営介入で知られる。2026 年 4 月、買収ビークル Pershing Square SPARC Holdings を通じて世界最大の音楽企業 UMG に約 644 億ドルの非拘束・非招請の買収提案を行い、上場地を Euronext Amsterdam から NYSE へ移す「New UMG」構想を提示したが、同年 5 月に UMG 取締役会が全会一致で拒否。6 月 4 日に保有 UMG 株(約 8,060 万株)を全て売却して完全撤退し、約 5 年の関与に幕を下ろした。 - Piracy Shield (Piracy Shield) — term: イタリアの通信規制当局 AGCOM が運用する、海賊版ライブ配信の高速ブロッキング制度。2024 年に導入され、権利者からの報告を受けて対象の DNS・IP アドレスを迅速に遮断する。ライブのセリエA など有料スポーツ中継を保護し、DAZN や Sky が主な受益者となる一方、正規サイトの巻き添え遮断(過剰ブロック)や、遮断を拒んだ Cloudflare への €14.2M 制裁をめぐる対立など論争も抱える。 - プラサール・バーラティ (Prasar Bharati) — company: インドの公共放送事業体。公共テレビのドアダルシャン(Doordarshan)とラジオの All India Radio(Akashvani)を統括する。2024 年に OTT『WAVES』を立ち上げ、2026 年には映画・ウェブシリーズ・ドキュメンタリー・音楽・子ども向けコンテンツ・縦型マイクロドラマなど多様なコンテンツを視聴分数連動でクリエイターから募る新枠組みを導入するなど、公共放送のデジタル/クリエイターエコノミー対応を進めている。 - プレミアリーグ (Premier League) — company: イングランドのプロサッカーの最上位リーグ。世界的に高い放映権価値を持ち、従来は各国の放送局・配信事業者へ権利を販売してきた。2026 年、プレミアリーグ初の直販(DTC)配信サービス『Premier League+(PL+)』をシンガポールを最初の市場として立ち上げ、放送局を中抜きするモデルに踏み出した。 - Prime Video (Prime Video) — service: Amazon が運営するサブスク型動画配信サービス。Prime 会員特典として広く配布され、独自制作・ライセンス作品に加えライブスポーツ(NFL Thursday Night Football 等)を持つ。2024 年に広告付きを標準化し、Amazon の広告在庫として CTV 広告ビジネスに組み込まれている。 - 製作委員会 (Production Committee) — term: 日本のアニメ・映画・ドラマ制作で広く用いられる共同出資・リスク分担の仕組み。テレビ局・出版社・広告代理店・玩具メーカー・配信事業者などが共同出資して制作費を分担し、各社が窓口権 (配信・商品化・海外展開など) を持ち合う。供給の安定とリスク分散に優れる一方、権利が分散するためグローバル独占配信とは相性が悪い。 - Project Nara (Project Nara) — term: Amazon MGM スタジオ が AWS 上に構築した自社の生成 AI 制作基盤。model-agnostic(モデル非依存)アーキテクチャで第三者の動画生成モデルと自社モデルを束ね、Maya・Blender・Nuke・Unreal Engine・Adobe 等の業界ツールと統合する協働ワークスペース。映像生成・編集・進捗管理をリアルタイムで行い、IP 保護のための来歴追跡(provenance tracking)を備える。GenAI Creators' Fund 参加者と同社が専有的に使用する。 - QQ音楽 (QQ Music) — service: Tencent Music Entertainment が運営する中国の大手音楽ストリーミングサービス。テンセントのソーシャル基盤と連携し、定額課金・楽曲販売・ソーシャル機能を備える。中国国内で最大級の利用者を抱える音楽配信アプリの一つ。 - リールショート (ReelShort) — service: 米 Crazy Maple Studio が運営する縦型マイクロドラマアプリ。米国市場で台頭し、2026 年 2 月の Omdia 調べでは 1 日あたりの利用時間が 35.7 分と、Netflix(24.8 分)や Prime Video を上回った。会員規模では大手 SVOD に遠く及ばないが、モバイルの可処分注意時間を奪う『注目』の代表格。 - リライアンス・インダストリーズ (Reliance Industries) — company: インド最大級のコングロマリット。石油化学・小売・通信 (Jio) を中核に多角化し、Mukesh Ambani が会長を務める。動画配信では The Walt Disney Company とのインド合弁 JioStar を通じて JioHotstar を運営し、安価な大容量データ通信網と配信を組み合わせてインドの動画市場を主導する。 - Reliance Jio (Reliance Jio) — company: インド最大の通信事業者。Reliance Industries 傘下で、低価格の 4G/5G とデータを武器に加入者 5.24 億を抱える。JioTV や JioHotstar などのデジタルサービスを併営し、回線契約を起点に配信の流通・課金を束ねる戦略を進める。2026 年 5 月、15 の OTT を束ねる追加パック『OTT Pass』を投入した。 - Roku (Roku) — company: 米国カリフォルニア州サンノゼ本社の CTV(コネクテッドTV)プラットフォーム企業。低価格のストリーミングデバイス・Roku TV と独自 OS(Roku OS)を軸に、サブスク取次と広告を収益源とする。米国で最大級の CTV インストールベースを持ち、ホーム画面が動画発見の主要な起点になっている。 - RTL グループ (RTL Group) — company: ベルテルスマン傘下の欧州最大級の放送・配信グループ。ルクセンブルクに本拠を置きフランクフルト証券取引所に上場。無料放送 RTL、配信サービス RTL+ を中核とし、2026年6月に Sky Deutschland を買収して独語圏の有料テレビ・配信を統合、国内最大の集約役(アグリゲーター)となった。 - サムスン電子 (Samsung Electronics) — company: 韓国発の世界最大の電機メーカーで、テレビ出荷台数で世界首位を長年維持する。スマートテレビ基盤 Tizen(タイゼン)と無料広告型配信サービス Samsung TV Plus を持ち、テレビの初期画面(ホーム画面)が配信アプリの主要な入口になるにつれ、配信事業者にとって流通とディスカバリーの要となる存在。配信各社のアプリをプリインストール(出荷時に組み込み)する提携を各地域で結ぶ。 - SBS(韓国) (Seoul Broadcasting System) — company: 韓国の民放地上波テレビ局。1991 年開局のソウル放送を起源とし、月火・水木・金土の各ドラマ枠で『模範タクシー(Taxi Driver)』『浪漫ドクター(Dr. Romantic)』などのヒットシリーズを抱える。傘下にドラマ制作スタジオ Studio S を持ち、制作したドラマは Netflix・Disney+ など海外配信にも供給される。 - 上海市文化和旅游局 (Shanghai Municipal Administration of Culture and Tourism) — company: 中国・上海市の文化・観光行政を所管する地方政府機関。文化産業・放送・映像・観光の振興と規制を担い、地域の映像制作やコンテンツ産業政策に関与する。 - SKブロードバンド (SK Broadband) — company: 韓国の SK テレコム傘下のブロードバンド・有料放送事業者。固定インターネットや IPTV「Btv」、ケーブルテレビを提供する。韓国の主要なブロードバンド/有料 TV 事業者の一つ。 - SKテレコム (SK Telecom) — company: 韓国最大手の移動通信事業者で、SK グループの中核企業。モバイル通信を中核に、AI・メディア・ブロードバンド(SKブロードバンド)などを展開する。韓国の主要通信3社の筆頭。 - スカイ・ドイツ (Sky Deutschland) — company: ドイツ語圏(独・墺・瑞)の衛星・配信を手がける有料テレビ大手。ブンデスリーガや F1 などスポーツ放映権を強みとし、ストリーミング版 WOW も展開する。長くコムキャスト傘下の Sky グループに属したが、2026年6月に RTL Group が買収し独語圏のメディア統合の中核となった。 - エスエルエル中央 (SLL) — company: 韓国の大手ドラマ制作スタジオ。中央(JoongAng)グループ系で、旧称は JTBC Studios(ジェイティービーシースタジオ)。Studio LuluLala は正式社名ではなく社内制作ハウス(レーベル)の名称で、SLL という社名の語源となった。複数の制作レーベルを束ね、JTBC やグローバル配信向けの韓国ドラマを数多く手がける。韓国コンテンツ制作の中核企業の一つ。 - SMエンタテインメント (SM Entertainment) — company: 1995 年に李秀満(Lee Soo-man)が創業した韓国の大手芸能事務所。系統的なアイドル育成システムの先駆けとして知られ、東方神起・EXO・NCT・aespa などを擁する。2023 年に Kakao が筆頭株主となった。韓国取引所(KOSDAQ)上場。 - ソニーグループ (Sony Group Corporation) — company: 日本の総合エレクトロニクス・エンタメ大手。ゲーム&ネットワークサービス(PlayStation)、音楽(Sony Music / 出版)、映画(Sony Pictures)、イメージング、半導体などを擁する。配信文脈では、アニメ SVOD の Crunchyroll、音楽ストリーミングのレーベル収益、映画スタジオの windowing が関わる。2025 年に金融事業(Sony Financial)を部分スピンオフした。 - ソニー・ミュージックグループ (Sony Music Group) — company: ソニーグループの音楽事業(レコード会社 Sony Music Entertainment と音楽出版 Sony Music Publishing)。ストリーミングのサブスク拡大を収益の柱とし、Spotify 等の DSP への楽曲供給者=権利者として配信ビジネスの条件に影響する。2026 年 3 月期にストリーミング牽引で過去最高益を記録した。 - SOOP(スープ) (SOOP) — service: 韓国のライブ配信プラットフォーム。個人配信の草分け AfreecaTV(アフリカ TV)が 2024 年にグローバル展開を見据えて SOOP へ改称した。長く韓国のライブ配信で首位を保ってきたが、2026 年 6 月の W杯期間に週間利用時間で ネイバー の CHZZK にはじめて逆転を許した。 - Spliiit (Spliiit) — company: 2019 年に Brice Vincent と Jonathan Lalinec が創業したフランスのサブスク共有仲介サイト。複数人で使える定額プランの空き枠を見知らぬ他人どうしでマッチングし、月額を「割り勘」させる『相乗り(co-abonnement)』モデルを掲げる。フランスから欧州 19〜20 カ国に展開し、自ら「欧州の co-abonnement リーダー」と称する。約 250 のサービスを対象に合法と主張してきたが、2026 年にパリ司法裁判所は活動自体は本質的に違法でないと明示しつつ、特定プラットフォームの利用規約違反への加担・不正競争・商標侵害を認定した。 - スポーツ放映権 (Sports media rights) — term: スポーツの試合・大会を放送・配信する権利。近年は単一放送局への独占委託から、放送(地上波・ケーブル)・配信(OTT)・デジタル(クリエイター/ハイライト)へ権利を分割・多層化する取引が増えている。リーグはリーチ・収益・発見を同時に最大化でき、グローバル OTT は地理的に分散した権利の受け皿として競う。 - Spotify (Spotify Technology S.A.) — company: スウェーデン発の世界最大級の音楽・音声ストリーミングサービス。広告付き無料層と有料サブスク(Premium)を持ち、音楽に加えポッドキャスト・オーディオブックへ拡大した。レーベル(UMG 等)から楽曲のライセンスを受けて配信する立場で、値上げ・AI 楽曲の扱い・ファン課金(superfan)などが収益構造の焦点。ルクセンブルク籍・NYSE 上場。 - ステファン・ブガイ (Stephan Bugaj) — person: 米国の脚本家・プロデューサー兼クリエイティブ技術者。ピクサー、Telltale Games、Genvid Entertainment(最高クリエイティブ責任者)を経て、2026 年に JioHotstar を運営する JioStar の生成 AI コンテンツ・技術担当 上級副社長(SVP)に就任。AI を制作工程に組み込むパイプライン構築を主導する。エミー賞受賞歴を持つ。 - 視聴分数連動報酬 (Streaming-minutes payout) — term: コンテンツ制作者への報酬を、実際に視聴された分数(streaming minutes)に連動させて分配する方式。固定委託料と異なり視聴成果に応じて支払う。独占性・地域・権利範囲などの係数で単価を調整する設計が取られることがある。バッファリングや自動再生・アイドル再生は分数から除外されるのが一般的。 - スタジオドラゴン (Studio Dragon) — company: CJ ENM 傘下の韓国ドラマ制作スタジオ。『愛の不時着』『トッケビ』『ヴィンチェンツォ』など数多くのヒットドラマを手がけ、tvN などでの国内放送と並行して Netflix をはじめとするグローバル配信へ作品を供給する、韓国を代表するドラマ制作会社。KOSDAQ上場(韓国取引所傘下)。 - Studio S (Studio S) — company: 韓国の民放地上波 SBS 傘下のドラマ制作スタジオ。SBS 編成のドラマを企画・制作し、続編(シリーズ化)や AI を活用した制作効率化を進める。代表のホン・ソンチャンは、AI 支援により制作費を従来比 6 割超削減したと説明している(対象はAI活用シーン全般であり、続編シーン限定ではない)。 - Suno (Suno) — company: テキストから楽曲を生成する米国の生成 AI 音楽サービス(2022 年設立)。Udio と並び大手レーベルから著作権侵害で提訴される一方、2025 年に Warner Music と和解・ライセンス提携。2026 年 6 月に Series D で 4 億ドル超を調達し評価額 54 億ドルに達し、レーベル提携モデルの投入を予告した。係争を続ける Universal Music・Sony Music とは法定賠償が最大 90 億ドル規模に達しうる訴訟が継続。 - Sureel AI (Sureel AI) — company: 2022 年創業の AI アトリビューション(利用追跡)企業。特許技術「AI DNA」で楽曲などの作品を構成要素に分解し、生成 AI モデルが学習・生成でどの要素をどう使ったかを追跡する。IP の出所確認・監査・コンプライアンス報告に加え、声・肖像・パフォーマンス(NIL)の利用監視も提供。2026 年 6 月に Warner Music Group が買収を発表し、独立プラットフォームとして運営を続ける。 - TADKA (TADKA) — service: JioHotstar アプリ内に 2026 年 4 月 3 日に開設された縦型マイクロコンテンツ専用レイヤー。30〜60 秒の縦型オリジナルをヒンディー・タミル・テルグなど多言語で展開し、初日から 100 本超を提供。追加課金のない内蔵型で、開始約 2 カ月の 6 月に 1 億ユーザー到達を発表した。視聴の 42% が 24 歳未満。 - Teach You a Lesson (Teach You a Lesson) — title: ホン・ジョンチャン監督による Netflix の韓国オリジナルドラマ(全 10 話、2026 年 6 月 5 日配信開始)。ネイバーウェブトゥーン 連載の『Get Schooled』を原作に、架空の政府機関「教権保護局」の調査官が教権侵害へ実力で介入する姿を描く。配信初週に 640 万視聴を記録し、週間 Top 10 の非英語シリーズ部門で首位に初登場、48 の国と地域で Top 10 入りした。 - テッド・サランドス (Ted Sarandos) — person: Netflix の共同 CEO(Co-CEO)。2000 年に Netflix に入社し、コンテンツ取得・制作部門を率いた後 2020 年に Reed Hastings との共同 CEO 体制に就任。独自コンテンツへの大規模投資戦略を主導した中心人物。 - テンセント (Tencent) — company: 中国・深圳に本社を置く巨大インターネット企業。メッセージング(WeChat/微信)やゲームを中核に、動画配信(騰訊視頻)、音楽(テンセント・ミュージック)、クラウド、フィンテックまで幅広く展開する。香港証券取引所に上場し、配信・エンタメ領域でも中国最大級の存在。 - 騰訊雲 (Tencent Cloud) — service: テンセントのクラウドコンピューティング事業。動画配信向けのライブ配信(CSS)・メディア処理(MPS)・エッジ配信(EdgeOne)を強みに、中国国内のほか東南アジア・中東・中南米で海外展開を進める。2026 年の北中米ワールドカップでは 16 カ国・地域の公式放映プラットフォームへライブ配信技術サービスを提供した。 - テンセント・ミュージック (Tencent Music Entertainment) — company: Tencent 傘下の中国最大手の音楽ストリーミング企業。QQ音楽・酷狗音楽(Kugou)・酷我音楽(Kuwo)・WeSing(ウィーシング)などの音楽配信アプリと、ソーシャル娯楽(ライブ配信・オンラインカラオケ)を運営する。ニューヨーク証券取引所と香港証券取引所に上場。 - 騰訊視頻 (Tencent Video) — service: Tencent が運営する中国の大手動画配信(SVOD)サービス。長編ドラマ・映画・バラエティ・アニメを軸に会員課金と広告で稼ぐ。海外向けには「WeTV」ブランドで東南アジア等に展開する。愛奇芸(iQIYI)・優酷(Youku)と並ぶ中国「長視頻」大手の一角。 - TF1 グループ (TF1 Group) — company: フランス最大の民間商業放送グループ。ブイグ(Bouygues)傘下で、無料地上波の TF1・TMC・TFX・TF1 Séries Films と 24 時間ニュースの LCI を運営し、AVOD(広告付き無料配信)の TF1+ を展開する。広告収入を主財源とし、フランス国内の視聴シェアで首位級。2026 年 6 月、線形チャンネルと TF1+ を Netflix のアプリ内に統合する配信提携を開始した。 - アニメーション・ギルド (The Animation Guild) — company: 米国の労働組合。映画演劇従業員組合 IATSE の傘下 Local 839 として、アニメーション制作に携わる作画・制作・編集などの労働者を組織する。ロサンゼルス地域を中心に 6,000 人以上の組合員を抱え、ウォルト・ディズニー・アニメーション、ドリームワークス、ニコロデオン、Netflix Animation Studios などのスタジオと労働協約を結ぶ。略称 TAG。 - E.W. スクリップス (The E.W. Scripps Company) — company: 米国の地方テレビ局グループ。Local Media(地方局)と Scripps Networks(全国の無料放送網)を持ち、スポーツ権(Scripps Sports)を梃子に無料放送と FAST/CTV へ展開する。2026 年に無料広告型ストリーミング『Scripps Sports Network(SSN)』を立ち上げ、リニア衰退の中での再配置を進めている。 - ウォルト・ディズニー・カンパニー (The Walt Disney Company) — company: 米国の総合メディア・娯楽大手。映画・テレビ(スタジオ)、テーマパーク(Experiences)、スポーツ(ESPN)に加え、Disney+ と Hulu を中核とする DTC(直販ストリーミング)を展開する。DTC は赤字先行のフェーズを脱し、2026 年に営業利益率が初めて二桁に乗るなど収益化が進んでいる。 - Tubi (Tubi) — service: FOX コーポレーション傘下の無料広告型ストリーミング(FAST/AVOD)。月間アクティブ約 1 億に達し、広告のみで運営する。FOX のリニア資産を補完する成長エンジンで、3 四半期連続で黒字前後を維持している。 - TVer (TVer) — service: 在京キー局 5 社 (日本テレビ・テレビ朝日・TBS・テレビ東京・フジテレビ) が各 16.4% を出資して運営する無料広告型の配信サービス。地上波番組の見逃し配信・リアルタイム配信を広告収益で提供する。自社プログラマティック基盤 TVer PMP を運営し、コネクテッド TV 広告の運用型化で主要な在庫供給源となる。 - ティービング (TVING) — service: 韓国の動画配信(OTT)サービス。CJ ENM が主導し、SLL(旧 JTBC Studios)なども出資する。tvN・JTBC などのドラマ・バラエティを軸に、プロ野球(KBO)のオンライン独占中継などスポーツにも力を入れる、韓国を代表するローカル OTT の一つ。 - tvN (tvN) — service: CJ ENM が運営する韓国の総合エンターテインメントペイテレビチャンネル(ケーブル・衛星・IPTV配信)。話題のドラマやバラエティを数多く送り出し、韓国ドラマの主要な供給源として国内外で高い知名度を持つ。コンテンツは配信サービス TVING でも展開される。 - ツインエンジン (Twin Engine) — company: アニメの企画立案・制作・宣伝・ライセンス販売までを自社グループで一貫して手がける日本のアニメ企画会社。フジテレビの深夜アニメ枠『ノイタミナ』初代編集長だった山本幸治が 2014 年に設立した。Netflix 映画『超かぐや姫!』の配給を担い、配信先行→劇場公開という逆ウィンドウ興行を主導した。 - U-NEXT (U-NEXT) — company: 日本国内系の動画配信サービス、およびその運営持株会社 U-NEXT HOLDINGS。映画・ドラマ・アニメに加え、電子書籍やライブ配信(スポーツ・音楽)、ポイントプログラムを束ねたハイブリッド型を強みとする国内最大級の配信プラットフォーム。2020 年に旧 USEN-NEXT 系で再編され、Paravi 統合などを経て会員基盤を拡大してきた。2026 年 6 月、アニメ制作会社 GoHands を完全子会社化し、制作の内製化に踏み込んだ。 - 米司法省 (U.S. Department of Justice) — company: 米国の法執行を担う連邦行政機関。反トラスト局(Antitrust Division)が FTC と管轄を分担して企業結合を審査し、メディア・通信の大型 M&A は歴史的に司法省側が担当してきた。AT&T による Time Warner 買収への阻止訴訟(2018 年)など、配信・エンタメ業界の再編に対する判断が業界構造を左右する。 - Udio (Udio) — company: テキストから楽曲を生成する米国の生成 AI 音楽サービス。Suno と並び大手レーベルから著作権侵害で提訴されたが、2025 年 10 月に Universal Music、11 月に Warner Music と相次いで和解・提携し、ライセンス済みカタログで学習する新モデルへ移行する方針を示した。UMG との和解では、学習を自社カタログに限定し生成物をプラットフォーム内に閉じる「壁に囲われた庭」モデルを打ち出した。Sony Music とは訴訟が継続。 - ユニバーサル ミュージック グループ (Universal Music Group N.V.) — company: 世界最大の音楽企業(メジャーレーベル)。録音原盤(Recorded Music)と音楽出版(Music Publishing)を主力に、ストリーミングのサブスク収益を成長源とする。Spotify 等の配信プラットフォームへの楽曲供給者=権利者として、値上げ(Streaming 2.0)や AI ライセンスの交渉で配信ビジネスの条件を左右する。オランダ・Euronext Amsterdam 上場。 - Viaplay (Viaplay) — service: 北欧最大級のローカル発エンターテインメントプロバイダー(SVOD・線形TV・ラジオ・DTH)。スウェーデンの Viaplay Group(旧 NENT Group、Nasdaq Stockholm 上場)が運営し、北欧語のオリジナルドラマとスポーツ配信を二本柱に、Netflix 等のグローバル勢と競合する。ローカル制作コンテンツの比率の高さを強みとする。 - ビデオコーデック(AV1 / AV2) (Video codecs (AV1 / AV2)) — term: 映像を圧縮・伝送するための符号化方式。配信では H.264 が普及の基盤、HEVC が高画質配信の実用線、AV1 がロイヤリティフリーの新世代として大画面・プレミアム視聴で臨界点を超えた。後継 AV2 は 2026 年 5 月 28 日に仕様 v1.0.0 を確定(AV1 比で同画質あたり約 30〜40% のビット削減(PSNR-YUV BD-rate: 29.81%、VMAF BD-rate: 33.79%、HDR 4K では 40% 超の事例あり))。コーデックの世代交代は、配信の帯域(CDN)コスト・デバイス到達・画質を左右し、DTC の収益性に効く『配信原価』の中核要素になる。 - Viu(ビュー) (Viu) — service: 香港 PCCW 傘下のアジア発 SVOD/AVOD。韓国・中国ドラマと現地制作を軸に、アジア・中東・アフリカで広告付き無料と定額の二重モデルを展開する。フランスの Canal+ が大株主。グローバル勢に対抗する地域ストリーマーの代表格。 - ウォルマート (Walmart) — company: 米国最大の小売企業。広告事業『Walmart Connect』を擁し、自社の購買データ(リテールメディア)を広告に活用する。2026 年、The Trade Desk との独占契約(2021〜2025 年秋)下に囲い込んでいた一次データを外部 DSP(Yahoo DSP 等)経由で CTV 在庫へ開放する取り組みを進めている(現在は限定的な PoC フェーズ)。 - ワーナー・ブラザース・ディスカバリー (Warner Bros. Discovery) — company: 米国のメディア・エンターテインメント大手。映画スタジオ Warner Bros.、HBO Max、CNN、Discovery 系チャンネルなどを擁する。CNN の親会社。2026 年 4 月 23 日に株主が Paramount Skydance との合併を承認済みで規制当局の審査待ちの一方、傘下 CNN が AI 検索 Perplexity を著作権侵害で提訴するなど、コンテンツ資産の権利化が事業の焦点になっている。 - ワーナー・ミュージック・グループ (Warner Music Group) — company: 米国の大手音楽企業(メジャーレーベル)。Universal Music・Sony Music と並ぶ「ビッグ3」の一角で、録音原盤(Recorded Music)と音楽出版(Music Publishing)を二本柱とする。Spotify 等の DSP への楽曲供給者=権利者として配信ビジネスの条件に影響する。2025 年 11 月に生成 AI 音楽の Suno と訴訟を和解しライセンス提携へ転じた(同年 10 月に UMG が Udio と先に和解しており、Suno との和解では初のメジャー)。 - WAVES(OTT) (WAVES (OTT)) — service: インド公共放送 Prasar Bharati が 2024 年 11 月に立ち上げた OTT サービス。ドアダルシャン/All India Radio のアーカイブと新作を 26 以上の言語・80 以上のジャンルで提供する。2026 年に視聴分数連動の報酬モデルとクリエイター/縦型ショートドラマ募集の枠組みを導入した。映画祭イベント『WAVES Summit』とは別物。 - ウェーブ (Wavve) — service: 韓国の動画配信(OTT)サービス。地上波 3 社(KBS・MBC・SBS)の合弁コンテンツ事業と通信大手 SK テレコム(現・SK スクエア)が統合して 2019 年に発足した。地上波各局のドラマ・バラエティを強みとする、韓国の主要ローカル OTT の一つ。TVING との経営統合は 2025 年 6 月に公正取引委員会の条件付き承認を経て統合が進行中。 - ウェブトゥーン・エンターテインメント (WEBTOON Entertainment) — company: 韓国・NAVER 系のデジタルコミック(ウェブトゥーン)プラットフォーム企業。韓国の「ネイバーウェブトゥーン」や北米の WEBTOON、日本の LINE マンガなどを傘下に持つグローバル統括会社で、2024 年に米 NASDAQ へ上場した。 - ウィバース (Weverse) — service: ハイブ 傘下の Weverse Company が運営するグローバルなファンコミュニティ・プラットフォーム。アーティストとファンの交流、限定コンテンツ配信、ライブ配信、グッズ販売(Weverse 内ショップ機能)などを束ね、K-POP アーティストのファンダム経済を支えるハブとなっている。 - ワールドシリーズ・オブ・ポーカー(WSOP) (World Series of Poker) — company: 1970 年から米ラスベガスで毎年開かれる、世界最大・最高賞金額のポーカー大会ブランド。過去六十年で 40 億ドル超の賞金を分配し、2025 年の本大会は参加 24 万 6,960 人・賞金総額 4 億 8,100 万ドルと史上最高を記録した。2024 年 10 月に Caesars Entertainment から GGPoker 親会社の NSUS Group へ 5 億ドルでブランドが売却され、新オーナーの下で放映権を再構築。2026 年は米国を ESPN、欧州・アジア・中南米を Warner Bros. Discovery に分割して中継する。 - 小紅書 (Xiaohongshu (RED)) — company: 中国のライフスタイル SNS。ショッピング・旅行・美容のレビュー共有を中核に若年層・都市部女性の支持が厚い。スポーツ版権には従来慎重だったが、2026 年北中米ワールドカップで央視から配信のサブライセンスを受け、大型スポーツ権利に踏み込んだ。コミュニティ型 SNS がライブスポーツへ進出する中国市場の新潮流を象徴する。 - YGエンターテインメント (YG Entertainment) — company: 1996 年に梁鉉錫(Yang Hyun-suk)が設立した韓国の大手芸能事務所。BIGBANG・BLACKPINK のグループ活動を管轄(BLACKPINKの個人契約は2023年末に終了、グループ契約は2026年末に期限切れ予定)し、ヒップホップ/R&B 色の強いアーティスト育成で知られる。韓国取引所(KOSDAQ)上場。 - 優酷 (Youku) — service: 中国の大手動画配信(SVOD)サービス。アリババグループ傘下で運営され、ドラマ・映画・バラエティ・アニメを軸に会員課金と広告で稼ぐ。愛奇芸(iQIYI)・騰訊視頻(Tencent Video)と並ぶ中国「長視頻」大手の一角。 - YouTube (YouTube) — company: Google(Alphabet)傘下の世界最大級の動画プラットフォーム。無料の広告型動画、サブスクの YouTube Premium、ライブ TV の YouTube TV、Primetime Channels などを展開する。スポーツのデジタル接点・クリエイター施策の担い手として、放映権契約に『プラットフォーム・パートナー』として組み込まれる例が増えている。 - YouTube Music (YouTube Music) — service: Google(Alphabet)傘下の音楽ストリーミングサービス。YouTube の動画基盤を背景に、有料の音楽サブスクとして急成長する。2025 年は世界で最も成長率の高い DSP(音楽配信サービス)で、中東・北アフリカでは Spotify を抜いて首位に立った。 - ZEE5 (ZEE5) — service: インドのメディア大手 Zee Entertainment Enterprises(ZEEL)が運営する動画配信サービス。2018 年開始で、多言語のドラマ・映画・オリジナル作品を軸とする。近年はスポーツ権利の獲得にも踏み込み、2026 年の FIFA ワールドカップ(全 104 試合)のインド国内デジタル配信権を握り、専用サブスクパックで加入者獲得を図る。